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寝違えが原因で首に痛みが!【悪化した時の対処法は?】

原因

寝違えは無理な寝方などが原因で血行不良になって、首に痛みがでます。また人によっては首だけではなく肩や背中、そして肩甲骨などにも痛みがでることがあります。悪化しないように対策していくにはどのような方法が良いのでしょうか。

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寝違えの原因は首だと思いがちですが、実は原因は腋にありました。寝違いで痛くなった時には首をマッサージしたくなりますが、効果はあまり期待できません。また温湿布はNGで痛い患部は冷やすことは鉄則です。

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寝違えの原因は?

朝起きて寝違えていた時に首が痛い、そんな時に何気なく肩や首筋をマッサージしていませんか?

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きっとそれは首に原因があると思っての行動かと思います。しかしその考えは実は間違っていたのです。

実は寝違えの原因は腋(わき)にあります。

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不思議に思うかもしれませんが寝違えは寝ている間の不自然な体制によって腋の下にある神経、腋下神経というものが圧迫されて起きてしまう現象なのです。

その腋下神経は首に繋がっているので、睡眠中に圧迫されて血行不良になり痺れてしまった影響が首に痛みとして出てしまうという仕組みになります。

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なので寝違えたからと言って首を押したりマッサージするのは痛みが悪化してしまう原因に繋がってしまい逆効果になりやすいので、間違ってもマッサージ等をしすぎないように気をつけましょう。

寝違えで首に痛みがでる原因は?

寝違えで首に痛みが出る、というのを皆さん一度は経験した事があるのではないでしょうか?

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身に覚えがないのに起きたら首が痛い、起きたら変な体制になっていて寝違えていたというのはありがちですよね。

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更に軽くマッサージをしてもむしろ痛みが悪化してしまったり、日常生活で少し首を動かしただけで激痛が走ったり長い人だと数日寝違えによる痛みに悩まされてしまいますよね。

そんな寝違えですが、実は首以外の箇所になる場合や寝違いになった時の対処を間違ってしまって悪化させてしまっている事があります。中にはただの肩こりと決め付けて悩まされる方もいらっしゃいます。

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そんな寝違えの不快感を少しでも無くすために、寝違えについていくつか少しお話しようと思います。

即効で治す方法は?

寝違えを治す方法はストレッチが一番になります。

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もちろん時間の経過に任せるのも良いですが、ずっと痛みなどの不快感が続いてしまうのは嫌なものですよね。

寝違えの原因は腋なので、今まで首をマッサージしてしまっていたように腋やその下辺りを揉んだり押したりしながら軽くマッサージするのも手軽にちょっとした空いた時間に出来るので良いですよね。

しかし寝違えを治す方法として即効性のあるストレッチが実は他にあるのです。

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それは、

  • まず痛む方の腕を後ろにやります。
  • 背中を手の甲で触る感じで腕を曲げて後ろにやって下さいね。
  • そしてその腕を少しずつ上げていき、無理なく自然に止まるところで20秒キープして下さい。
  • 次に、そのまま腕を腰の後ろに下げて20秒キープして下さい。
  • これを2セットやるだけでだいぶ寝違えの痛みが良くなるかと思います。

このストレッチは座っても立っても出来ますので自分のラクな体勢で無理をせずやってみて下さいね。

湿布は有効?

寝違えに湿布を貼る方もいらっしゃると思います。

しかしこれは良い効果を発揮してくれる場合と悪い場合がありますので、貼ってみて痛みが悪化してしまった場合やあまり痛みに変化がない場合はすぐに湿布を外して下さい。

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寝違えで首が痛くなるという事は、炎症が起きているという状態になります。

首には沢山の神経が通っていますので、例え腋下神経一つからきている痛みであっても炎症があると他の神経にも少なからず影響してしまいます。

その炎症を抑えるために湿布はとても効果的ですが、間違っても温湿布をしないようにして下さい。

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寝違えの場合の湿布は冷湿布で。

温湿布に限らず熱いお風呂など突然体を温めて血行を良くしてしまうと逆に痛みが悪化してしまい激痛になる場合もあります。

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そうならないようまずは炎症を抑えるために冷湿布を貼り痛みが取れるまで様子を見ます。痛みが軽くなったり取れてきたようなら温湿布を貼って筋肉を温めて緩めましょう。湿布を貼ったからと無理はせずしっかり安静にしていて下さいね。

 

また、湿布を貼るのは寝違えてしまった当日だけにしましょう。

肩甲骨も痛くなる?

寝違えと肩甲骨についてですが、寝違えた場合に首だけではなく肩甲骨まで痛みを感じる場合やむしろ肩甲骨だけ痛いという場合があります。

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その場合はもちろん湿布や腕を軽く回すなどのストレッチでも良いのですが、根本的な解決にならない事があるのです。

肩甲骨が痛む場合はストレッチだけではなく、暴飲暴食や多量の飲酒を控えるようにしましょう。実は寝違えにはこの様に内蔵から来る原因の場合があります。

参考⇒肩甲骨付近の背中の痛みに潜む危険な原因とは?

肩甲骨が痛む寝違えの場合は肝臓の機能が弱っている可能性が高く、この肝機能の低下が長時間続いているようですと筋肉に負担がかかってしまい普通の寝違えの様に炎症を起こし始めてしまします。

その結果が寝違えによる肩甲骨の痛みとなります。

多量の飲酒や暴飲暴食を控える事が寝違えの対処にも繋がりますが、他の体の病気の対策にもなりますので是非気を遣うようにしてみましょう。

頭痛が伴うことも?

寝違えで首の痛みの他に頭痛を伴う場合の事があります。

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この場合はかなり注意して下さい。

寝違えで首の他に頭痛がするという事は確かにありますが、実はその首の痛みはくも膜下出血の際に起きる頭痛と場所や痛みがとても似ているのです。

ただの寝違えかと思っていたらくも膜下出血の症状だったという事もありますので、もし首の痛みや頭痛の他に吐き気や目の奥の痛み等を感じる場合はすぐに病院の診察を受けるようにしましょう。くも膜下出血の場合は時間の速さが重要となってきてしまいます。

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死亡率も高く、治っても日常生活に支障が出てしまうような後遺症が残る確率が非常に高い病気となりますので、結果がどうであれ診察には必ずすぐに行きましょう。異常がなければそれで良しです。医療費がかかりますが、命にはかえられません。自分の命を守るのは自分自身です。

ただ単純に寝違えによる頭痛の場合は軽いストレッチや、ツボ押し等が効果的になりますので寝違えと頭痛の対処にお役立て下さい。

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背中が痛い

寝違えには首だけではなく背中が痛いというものがあります。

背中の痛みが寝違えの症状と判断する場合には、まず首を動かした時に筋肉痛のような突っ張った痛みがする事。そして首が一定の位置から動かす事が出来なくなる事があります。

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そういう場合は背中を寝違えている可能性が高くなりますので、痛みのあるところに湿布を貼り安静にしていましょう。痛みが酷い場合には痛み止めの薬も有効ですので自分の体と相談しながら服用してみて下さい。

また疲れが溜まっている場合や飲酒や喫煙が痛みの原因になっている場合がありますので、生活習慣の見直しも考えるようにしましょう。

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寝ている時に変な体勢をしていたり枕が合わないという原因も考えられるので気づいたものを変えていくということも検討しましょう。

悪化した時の原因と対処法は?

寝違えが悪化した時の原因としてはまず首のマッサージや血行を急激に良くしてしまった場合になります。

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炎症が起きているのに患部を押して刺激を与えたり、熱いお風呂に入ったり長湯をしたりそう言ったふとした日常の行動が寝違えの悪化を促している原因となります。

基本は冷やすです。

あまりにも寝違えが続いて痛みも退かない場合は内蔵に寝違えの原因があるという場合がありますので、体の中から健康になれるよう普段から気をつけましょう。

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また、痛みが悪化しないように自己判断のストレッチは控えましょう。

無理をしたり間違った対処をしてしまうと痛みの悪化だけではなく、治りも遅くなってしまうのでご注意下さい。一番良いのは安静にするという対処方法です。

病院で治療する?

寝違えは病院で治療をする事も可能です。

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下手に自分で自己流の対処をして悪化させてしまうよりは病院で適切な対処をしてもらった方が確実ですので、寝違えくらいで病院なんて行きにくいと思わず一度診察に行ってみましょう。

万が一、首の痛み以外に頭痛がある場合はくも膜下出血の可能性も出てきてしまいますので病院へ一度行く事は大切かと思います。

では寝違えの際に病院に行った場合にはどのような治療をされるのか気になってしまいますよね。実は特に難しい治療があるわけではなく、まずは専門家によるマッサージやストレッチが行われます。

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それからハイボルテージ療法という患部に電気を流して痛みを和らげる治療法や、患部にハリを刺して筋肉を緩めるという治療法もありますので、しっかり先生と相談しながら自分に合った治療法を探してみて下さい。

ストレッチが有効ですが…

寝違えにはストレッチが有効です。しかし間違ったやり方をすると逆効果となってしまいますのでその辺はお気を付け下さい。

ではどのようなストレッチが良いのか。

やはり寝違えの原因が腋にあるぶん、腕を動かすなどの腋の辺りを刺激するストレッチが一番最適となります。

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また、筋肉が凝り固まって痛みになっている場合もありますのでしっかり筋肉をほぐす事を意識したストレッチを心掛けましょう。自分でやるのが自信がないという方は一度専門家の人がいるところへ行き、ストレッチを一緒にやっていただいたり一人でも出来るストレッチを教えてもらったりしながら始めてみましょう。

何事もやりすぎは注意ですので、無理のない程度に続けましょう。

治らない時には?

寝違えが治らない場合は腋が原因ではなく、内蔵や他の場所が原因の可能性があります。

暴飲暴食など何か思い当たる節はありませんか?

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首の痛み意外に痛い箇所や違和感のある箇所はありませんか?寝違えに似た症状の病気もいくつかあるので、寝違えが治らないなと思った場合は早めに病院へ行く事をおすすめします。

考えられる病気としては、くも膜下出血や首周辺の病気、ヘルニアやストレートネック、首以外の病気、鼻や扁桃腺などの炎症、内情の疲労など様々なものがあります。

また、首が痛む側によって内蔵のどの部分が怪しいかというのがわかります。

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右側なら肝臓等、左側だと胃などが弱まっている可能性があります。

どちらにせよ暴飲暴食やストレスが原因の負担になりますので、ストレッチだけではなく日常生活の改善から始めてみるのも良いかと思います。

ならない対処法は?

寝違えにならない対処法としては適度に普段から運動をする事、枕は自分に合った高さや硬さのものを使用する事です。

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後は日常生活が乱れている方はそれを治す事も寝違えにならないための対処法となります。

ソファーや床など体が伸ばせないような場所では寝ないようにする、うつぶせ寝をしないようにする、冷え症な方はその対策も重要になってきます。

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しかしうつ伏せじゃないと眠れないという方も多いのではないでしょうか?その場合は抱き枕を使うなど工夫してみて下さい。

冷え症体質な方は体を温めてから寝ましょう。

よく靴下を履いて寝るという方がいますがそれは逆効果になってしまうので気をつけましょう。

このように寝違えないための対処法としては色々ありますが、殆どが日常生活のちょっとした改善が重要になってきますので少しずつ少しずつ良い方へ変えていけるように努力しましょう。

寝違えが原因で首に痛みが!【悪化した時の対処法は?】のまとめ

寝違えの痛みは独特で、生活にも支障が出てきます。もし寝違えになったしまった時には枕などを見直してみてはいかがでしょうか。

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