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ハゲの対策は食事から!おすすめ食べ物10選!

はげ

ハゲ、男性にとっては恐怖を感じる言葉です。年齢を重ねれば、ほとんどの人はハゲるものと思っている人がいるようですが、ハゲの原因は年齢だけではありません。日頃の食生活の乱れが原因で、ハゲが進行してしまうこともあるのです。そこで、ハゲ対策におすすめの食べ物を紹介します。

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こんな食べ物はハゲてしまう!

食べ物に注意をしていないと、遺伝や年齢に関係なくハゲてしまう可能性があります。特に、動物性脂肪を多く摂取しているとハゲになりやすいといわれています。なぜなら、動物性脂肪の摂りずぎは、頭皮に悪い影響を与えるからです。

頭皮は

「髪の毛を育てる大切な畑のようなもの」

と表現されることがあります。頭皮は、ただ単に髪の毛が生える土台の役割だけでなく、髪の毛を作り伸ばしてゆく重要な役割があるところなのです。髪の毛は、髪の根元にある毛乳頭という部分から血液によって運ばれた髪の毛の生成に必要な栄養素を取り入れて、成長していきます。

さらに、毛乳頭で受け取った栄養素は、毛乳頭の周辺にある毛母細胞という細胞組織に送られ、毛母細胞が細胞分裂を繰り返して髪の毛を作り出す仕組みです。

毛乳頭にきちんと栄養素が運び込まれなければ、髪の毛は正常に育つことができなくなり、抜け毛やハゲの原因になります。

栄養素が運び込まれなくなる原因が、動物性脂肪の過剰摂取です。動物性脂肪を摂りすぎると健康に良くないという話を聞いたことがある人は少なくないはず。動物性脂肪は人間のエネルギーになるので全く摂取しないのも問題ですが、動物性脂肪の過剰摂取は血液が粘土を増しドロドロになる原因となるのです。

血液がドロドロになるということは、血行も悪くなるということです。そうなれば、当然頭皮の血行も悪くなり、髪の毛の生成に必要となる十分な栄養素を毛乳頭まで届けることができなくなります。その結果、丈夫な髪の毛が育たなくなったり、抜け毛が増えたりするのです。

動物性脂肪は

  • ラードやバターなどの油脂類
  • ロースなど肉の脂が多い部分

にたくさん含まれています。また、ファーストフードやスナック菓子などにも多く含まれているので、食べすぎに注意しなければいけません。健康維持のためにはもちろん、ハゲ対策のためにも意識してみましょう。

髪の毛の老化防止に大切なビタミン!

では、髪の毛の生成に必要な栄養素には、どんなものがあるのでしょうか。まずはビタミン類です。ビタミンといってもたくさんの種類がありますが、ハゲ対策に有効なビタミンがいくつかあります。

ビタミンB群

中でも、ビタミンB群は発毛・育毛のためにも不足しないようにしておきたいビタミンです。

ビタミンB2は抜け毛の原因ともなる皮脂の過剰分泌を抑えて、細胞の新陳代謝を活発にします。

ビタミンB6はタンパク質の吸収を促し、髪の毛の主な成分でもあるケラチンというタンパク質の合成を促します。

さらに、あまり聞きなれないかもしれませんが、ビオチン(ビタミンB7)も欠かせません。ビオチンは、髪の毛や皮膚の健康を維持する栄養素で、ケラチンの合成に必要なコラーゲンの生成を促進します。髪の毛を太く丈夫に育てるために必要な栄養素です。

これらのビタミンB群は、レバー類や魚介類に多く含まれています。また、ビオチンは大豆含まれていますがそれに加えてハゲや薄毛の原因になる男性ホルモンの過剰分泌を抑制してくれるイソフラボンも多く含まれるのでおすすめです。

ビタミンC

健康維持に欠かせないといわれているビタミンCも髪の毛の生成に役立ちます。ビタミンCは頭皮の環境を整えて、タンパク質の合成を促してくれます。レモンやイチゴなどの果物に多く含まれているイメージがあるかもしれませんが、ブロッコリーやピーマンなどの緑黄色野菜もビタミンCが豊富です。

ビタミンCは水溶性のビタミンで、尿として体外へ排出されてしまうので毎食摂取するように心がけましょう。

ビタミンE

それから、ビタミンEも忘れてはいけません。ビタミンEは若返りのビタミンともいわれていて、抗酸化作用や血行促進効果が期待できます。血流が良くなることで、摂取した栄養素を効率的に毛乳頭へと運んでくれるのです。ビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂取すると、より効果を高められるといわれています。

ビタミンEはアーモンドやアボカドに多く含まれていますが、ビタミンEは脂溶性のビタミンなので体外へ排出されません。そのため、過剰摂取には気をつけてください。

髪の毛を構成するタンパク質!

丈夫な髪の毛を生成するためにも、タンパク質は必須です。様々なアミノ酸の組み合わせで構成されているタンパク質は、主に肉や魚、卵などに含まれています。人間の体はタンパク質でできているといっても過言ではありません。髪の毛や爪、肌はもちろん血液や臓器にもタンパク質は含まれているのです。

ただし、食べ物から摂取したタンパク質はそのまま体内に吸収されるわけではなく、一度アミノ酸に分解されてから再構成されます。髪の毛を作る大切な原材料となるので、積極的に摂取したいところです。

タンパク質には

  • 肉や卵などに含まれる動物性タンパク質
  • 大豆などに含まれる植物性タンパク質

があります。それぞれ違うアミノ酸で構成されているので、どちらもバランスよく摂取するのが理想です。動物性タンパク質が多く含まれている食べ物は、牛すじヒレ肉しらす干しチーズなどがあります。

植物性タンパク質は、きな粉落花生ゴマに多く含まれています。きな粉の原材料は大豆で、大豆にはビタミンでも紹介したビオチンも含まれているので積極的に摂取してみましょう。

ちなみに、髪の毛の主な成分は「ケラチン」というタンパク質で、18種類のアミノ酸で構成されています。これらのアミノ酸が含まれる食べ物も意識してみると良いのではないでしょうか。例えば、髪の毛を構成するアミノ酸で一番多いシスチンは、レバーや卵、かつお節、大豆などに豊富に含まれています。

シスチンは体内で作ることができますが、たばこやアルコールの摂取で大量に消費されてしまうので、心当たりのある人は、食べ物で補ってください。

次に多いアミノ酸はグルタミン酸です。うまみ成分として聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。抜け毛の原因のひとつともいわれる頭皮の乾燥を防いでくれます。グルタミン酸は主に、魚介類や昆布、椎茸に含まれています。

タンパク質の働きを助けるミネラル!

タンパク質の働きを助けてくれるミネラルも摂取したい栄養素です。ミネラルとは5大栄養素のひとつで、タンパク質や炭水化物、脂質の代謝にも深く関わります。ミネラルは、代謝機能の向上や摂取されたビタミンの活性化のほか、体液量・酸・アルカリ度の調整や神経・筋肉の働きにも作用しているのです。

地球上には114種類ものミネラルが存在していますが、人間が生きていくうえで必要不可欠なミネラル16種類を「必須ミネラル」と呼んでいます。必須ミネラルの中でも、髪の毛の育成に大きな役割を果たすミネラルが亜鉛です。

亜鉛を含む食品

亜鉛は体内に摂取されたタンパク質がケラチンへと再構成されるときに必要な栄養素です。亜鉛が不足すると、ケラチンへの再構成がうまくできずに、髪の毛が作れなくなってしまいます。また、亜鉛にはハゲの原因とも考えられている5αリダクターゼ酵素を抑制する働きもあります。

5αリダクターゼ酵素は男性ホルモンと結合すると、髪の毛が生成される正常なサイクルを乱してハゲを誘発するといわれている酵素です。この酵素を抑制することで、正常なサイクルで髪の毛を作ることがでます。

亜鉛は偏った食事をしていなければ不足することはありませんが、ストレスや睡眠不足、アルコールの摂取で大量に消費されてしまいます。また、スナック菓子やインスタント食品の摂取は、亜鉛の吸収を妨げてしまうので、控えましょう。

食べ物の中で特に多く亜鉛を含むのは、ビーフジャーキー牡蠣豚レバーなどです。さらに、亜鉛の吸収を高めるためには、肉や卵などの動物性タンパク質を一緒に摂取するのが効果的といわれています。

それから、ヨウ素も髪の毛の育成のために摂取したいミネラルです。髪の毛のサイクルには甲状腺ホルモンも関わっていて、甲状腺ホルモンのはたらきが低下すると、髪の毛が育ち切る前に抜けてしまいます。その甲状腺ホルモンの分泌を助けるためにヨウ素は必要なのです。

ヨウ素はわかめ昆布に多く含まれていますが、過剰摂取は逆に甲状腺ホルモンの分泌を妨げるので禁物です。

ハゲ対策に!おすすめの食べ物10選

ハゲ対策におすすめの食べ物10選を紹介します。

積極的に摂取したいのは、ビタミンやタンパク質、ミネラルなど髪の毛の育成に必要な栄養素を多く含む

  • 「レバー」
  • 「大豆」
  • 「鶏肉」
  • 「卵」
  • 「ゴマ」

です。それから、ビタミン類が豊富

  • 「緑黄色野菜」
  • 「アーモンド」などのナッツ類

も忘れずに。さらに、

  • タンパク質を摂取できる「チーズ」
  • ミネラルがたっぷり摂れる「わかめ」や「牡蠣」

もおすすめです。

そこで、これらを使った簡単レシピを紹介します。

シーザーサラダ

まずは、多くの食品を一気に摂取できるシーザーサラダです。材料は

  • レタス・ブロッコリーやアスパラガスなどお好みの緑黄色野菜
  • アーモンド
  • プロセスチーズ
  • シーザーサラダドレッシング

を準備します。はじめに温泉卵を作りましょう。温泉卵は家でも意外と簡単に作れます。鍋でお湯を沸かし、沸騰したら火を止めて卵を殻のまま入れ、12分~15分放置するだけです。

その間に、ブロッコリーやアスパラガスなどの緑黄色野菜を軽く茹でて、食べやすい大きさに切っておきます。次に、レタスをちぎりお皿に盛って緑黄色野菜も乗せます。さらに、温泉卵と適度な大きさに刻んだチーズ、アーモンドを乗せて、ドレッシングをかければ完成の簡単レシピです。

アーモンドはそのまま乗せても良いですし、袋に入れて麵棒などで細かく砕いたものを乗せるのもおすすめです。

レバーのケチャップ煮

続いて、レバーのケチャップ煮を紹介します。材料は

  • レバー200g
  • 片栗粉
  • おろしニンニク

で、片栗粉以下はそれぞれ大さじ1の分量です。さらに、味付けに

  • ゴマ
  • 砂糖
  • ソース

を大さじ1、ケチャップを大さじ2、準備します。

レバーは洗って切り、片栗粉をまぶして、にんにくを入れた油で熱しておきましょう。レバーが焼けたら味つけ用に準備した調味料を絡めて出来上がり。

いつもの料理に一工夫!

それから、鶏肉の唐揚を作る際に、片栗粉の代わりにきな粉をまぶして揚げると、ヘルシーでハゲ対策に有効な食材を効率よく摂れます。牡蠣やわかめは、みそ汁の具材として相性も良いので、ちょっと贅沢な海の幸みそ汁として楽しんでみてはいかがでしょうか。

食べ方も注意!4つのポイント!

ハゲ対策におすすめの栄養素や食材を紹介してきましたが、食べ方にも注意が必要です。そこで、4つのポイントを意識しましょう。

食べすぎない

ひとつ目は「食べすぎない」ことです。栄養素に気を遣っていても、食べすぎてしまうと内臓に負担がかかるため栄養素の吸収が悪くなります。そうなると、いくら栄養素を摂っても吸収されず、髪の毛のために働かなくなるのです。

脂っこい食事は控える

それから「脂っこい食事は控える」こともポイントです。脂っこい食事ばかり摂っていると、脂肌ではない人でも油分の多い汗が出るようになります。顔が脂肌でないからといって油断はできません。頭皮は他の部分と比べると毛穴が大きく、また、毛穴の数が多いだけでなく汗腺の数も多いので気が付かないうちに頭皮が脂ぎってしまうこともあるのです。

そうなると、脂漏性脱毛症といって、過剰な皮脂が毛穴をふさいで周辺に炎症が発生し、髪の毛が抜けてしまうという脱毛症が起こる可能性があります。

寝る前に食べない

「寝る前に食べない」ということも気をつけましょう。食べ物を食べると、食べ物の消化をするために血液が内臓へ集中します。髪の毛が育つのは寝ている間なのですが、寝る前に食べ物を食べると栄養を頭皮に運ぶ役割のある血液が内臓に集中してしまうため、頭皮に十分な栄養が届かなくなるのです。

外食は控えめにする

そして「外食は控えめにする」のもポイントといえます。外食ばかりしていると栄養が偏るというのも理由のひとつですが、飲食店で取り扱っている食品には、満腹感を得られて原価も抑えられる動物性脂肪が豊富な食べ物が多いというのも理由です。動物性脂肪の過剰摂取血液をドロドロにして、頭皮に栄養がスムーズに運ばれなくなるので注意してください。

まとめ

ハゲ対策に有効な栄養素や食べ物を紹介してきましたが、こんなにたくさんのことを意識するなんて難しいと感じる人もいるのではないでしょうか。確かに、今までほとんど気にせず生活してきた人からすると、今までのライフスタイルをすっかり変えなければいけない、ということがあるかもしれません。しかし、一気に変えるのは無理でも、少しずつ変えていくことでハゲ対策は可能です。例えば、今まで毎日、すべてを外食で済ませていたなら、週に何度かはなるべく外食を控えて、ハゲ対策に有効な食材を意識して食べるだけでも違ってきます。自炊している人なら、ビタミンやミネラル、タンパク質を含む食品をなるべく優先して食事を作ることができるでしょう。はじめから完璧にしなくても、毎日の食事で少しづつ変化をしていけば良いのです。今回紹介した内容を参考に、いつまでも丈夫な髪の毛でいてください。

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