通風の症状は主に足に現れますが、痛みも場所も人それぞれ違うものです。少し前では通風になる人のほとんどが男性といわれてきましたが、最近ではなんと!女性にも通風の症状が出ているようなので、男女ともに気をつけなければなりません。ここでは24歳の若さで通風を発症した男性の生の症状を踏まえてご紹介していきます。
通風は一度発症するとなかなか改善せずに、多かれ少なかれずっと薬を飲んでいかなくてはいけません。主な通風の原因は食生活にあります。風が通っただけで激痛が起きるとされている通風ですが、人によって痛みは大きさは違うんです。他所の痛みから、うずくまってしまうほどの痛風の症状の場合もあります。
痛風に前兆・前触れはあったのか?
まずは結論から言います。私の場合には痛風になる前触れや前兆などは一切なかったし、それを感じさせるようなこともありませんでした。だってまだ24歳ですよ。まさか自分が24歳にで痛風にかかるなんて思ってもみませんでしたから。「痛風はおじさんがなるのも」というイメージがありました。
今から思うと、最初の初期症状が痛風の前触れだったのかもしれません。そうチクチクとしたあの痛み。
痛風の初期症状は違和感だった
私の痛風ですが、初期症状がありました。
ある日どうも足に違和感を感じる。チクチクとした痛みです。その時は単なる軽い神経症だと思い、寝れば治るだろう程度で考えていました。
しかし、ストレッチをしても、ウォーキングをしても、お風呂で暖まっても、その違和感が全然取れない日々が数日続きました。なんだろう?と思いながらも通常の生活を送っていました。生活するには支障はなく病院にいくほどではありませんでした。
あなたも数日間違和感等がある場合にはもしかすると痛風の初期症状かもしれません。それでは痛風の症状はどの部位にでるのでしょうか?
痛風の症状がでる主な部位とは?
痛風の方の約7割の方は下半身の部位に症状がでるといわれています。尿酸結晶は下半身にたまりやすことがわかっていますので、足などに症状がでるんですね。ただ上半身の部位(肩や手の指)などにもでる場合もあります。良く動かす部位に痛風の症状が出る場合があるということを聞いたことがあります。
痛風は主に足に出る
尿酸は下半身に溜まる傾向が多いので主に足に症状がでてきます。痛風の症状は激しい痛みと赤く腫れるというものが主な症状です。このような症状が足にでてきたら痛風を疑った方がよいでしょう。それでは足の部位を見ていきましょう。
痛風の症状がかかとに?
かかとに痛風の症状がでるというのは、あまりない傾向にあるようです。かかとが痛い場合には他の病気(アキレス腱炎など)を疑った方がよいかもしれません。
足の甲が腫れてきた
打撲もしていない、怪我もしないのに、赤く腫れて急に激痛が起こった場合には、痛風を疑った方が良いでしょう。足の甲は痛風の症状が良くでる部位です。痛みが酷くなると靴下を履けない、靴も履けないというほどになります。
足首にもでる?
ねんざもしてない、ひねってもいない時に足首が痛い場合には、もしかすると痛風の症状かもしれません。日ごろから尿酸値が高めの人は痛風の可能性があります。この足首に痛みがでてしまうと、生活に支障が出まくりです。歩行も困難になってしまいます。痛風の症状はどこにでるかわかりません。
足の指
足の指は痛風の症状が出やすい場所であります。特に親指付近に出やすいとされています。私の場合には足の人差し指に激痛が起こりました。痛みを表現すると「ずっと針で刺されているような痛み」でした。もう辛いの辛いの…。
[ad#ad-1]痛風をめぐり病院であったリアルな事例
ある日、アウトドアをしている途中に足をくじいてしまい、痛みがとれずに整形外科にいきました。自分で足を確認するとどうも指が腫れている感じがする。整形外科にいって、レントゲンをとってても骨には異常がないため、医師が「今、治療している病気はある?」と聞かれたので「痛風」と答えたところ、「あぁーそれが原因だよ」と。
しかし、痛風の治療は継続しておこなっており、薬を飲んでいて、尿酸値も安定しているのですが、整形外科では痛風と決めつけられました。
その後、痛風を治療している内科にいって、このことを相談すると「えっ?今、安定しているのに、痛風っていわれたの?おかしいよ、それ!」と少々怒っていました。素人からすると「どっちが正しいの?」と思ってしまいますが。
女性にも痛風が増えている!その原因とは?
以前は痛風は男性が起こるものとされてきましたが、ココ最近では女性の痛風患者も増えているのです。やはり食生活の欧米化というものがあります。小さいころから高カロリーのものを多く食べることで、痛風のリスクが高まっています。女性の方も注意しましょう。
改善は食事の見直しから
痛風になる前までは、食べたい物をたくさん食べ、飲みたいものたらふく飲む生活です。焼肉とビールなんて月に何度も食べ、その上ジャンクフードと呼ばれるものを連日食べていた記憶があります。痛風の症状を訴える人は、食生活が偏っている人が圧倒的に多いです。
痛風の半分以上が肥満の方というデータもあります。
痛風の治療法は薬を飲むこと
医師が行う痛風の治療法は薬を出す事。尿酸値などを薬でコントロールする方法しかありません。つまり一度痛風になってしまうと、ずっと薬を飲まなければなりません。薬を飲んでいるとある程度はコントロールできます。
痛風の症状を24才から発症した男が生解説【足に激痛!】のまとめ
自分は痛風になんてならないと思っていましたが、あっけなく発症してしまいました。しかし同じような食生活をしている人でもならない人もいます。肥満気味や家族の中で痛風の症状を抱えている方がいる場合には注意しておいた方がよいでしょう。
年齢を重ねてもずっと薬を飲まないといけませんので、本当に気をつけましょうね。通歴〇〇年のおじさんより。