肌のキメを整える方法はどのようなものがあるでしょうか。キメが細かいとキレイな肌に見えますが、粗いとマイナスですよね。洗顔や化粧水、化粧品などはもちろんお肌によいとされている成分も食べ物で摂取してキメを整えましょう。
キメを整える方法は洗顔を始め、化粧品の選び方や保湿、その他のスキンケアで肌のキメは整っていきます。年齢とともにキメは粗くなっていきますが、お手入れ次第ではいつまでも細かいままのお肌でいられます。
そもそも肌のキメとは?
肌のキメとは何かというと
「皮溝」「皮丘」「毛孔」の総称です。
手などを見るとわかりやすいですが、網目状の細い線と平らなところと毛穴が見えると思います。
- その細い線を「皮溝」
- 平らなところを「皮丘」
- 毛穴を「毛孔」
と呼びます。
よく「キメが細かい」とか「キメが粗い」などという言葉を耳にしますが、これは今書いた3つが綺麗に並んでいて、毛穴が目立たない状態や逆に並びが悪く毛穴が目立ってしまっている状態のことを言います。
見た目でわかりやすいのは、三角形の大きさです。
皮膚を見たとき三角形の模様のように見えると思いますが、その三角形が小さく細かに見える時に「キメが細かい」
また、三角形が大きく太く見える時に「キメが粗い」という言い方をします。
キメの細かさは持って生まれた肌質ですので変えることはできませんが、乱れなどを左右するのは角質の育ち方によるものです。角質が太いのか細いのかによって三角形の見える大きさも変わるのです。
肌のキメを整える方法は?
キメが乱れる理由を知ることで、整える方法が見えてきます。
まず、キメが乱れる原因に大きく関係しているのは「乾燥」です。
紫外線などのダメージを受けて肌の機能が低下してしまうと、ターンオーバーの周期が乱れてしまい、結果、肌は乾燥してしまいます。なので肌を乾燥させないことと、紫外線はしっかりカットすることがキメを整える第一歩と言えます。
次に大事なのは「保湿」です。
肌は水分がなくなると弾力もハリもなくなります。しっかりと保湿してあげることで、ふっくらと膨らんだ皮丘を保つことができるのです。
赤ちゃんのお肌をみてみればわかると思いますが、水分がしっかり入った肌は、見た目もモチモチとしていて綺麗で柔らかいのです。
肌はダメージを受けてしまうと乾燥につながります。なのでゴシゴシ擦らない、ターンオーバーを乱れさせない、余計な刺激を与えないようにし、しっかりと水分を入れてあげることでキメが整ってきます。
おすすめの化粧品は?
キメを整えるのに有効な化粧品は沢山ありますが、人気が高く、注目されているのは「ビタミンC誘導体」を配合した化粧品です。
ビタミンC誘導体は、角質層の奥までしっかりと浸透し、メラニン色素に近い場所でビタミンCに変化してくれるのでビタミンCの役割である活性酸素の除去やメラニン色素の抑制といった、美肌のための働きを潰すことなく最大限に引き出してくれるのです。
まさに名前の通り、定着しにくいビタミンCを肌の奥まで誘導してくれる優れものですね。
他には保湿成分がしっかりと入っているものを選ぶことも重要です。
肌は乾燥してしまうと、あらゆるトラブルが発生し、キメが乱れてしまいますので、しっかりと保湿できるものを選び、その上から油分を含んだもので蓋をするようにすると良いでしょう。また、ピーリングをして古い角質を取り除くのも有効です。
参考⇒ケミカルピーリング効果で美肌へ変身!気になる値段と副作用は?
古い角質や皮脂につまった汚れを落とすことでターンオーバーを整えることができるでしょう。
[ad#ad-1]化粧水は?
キメを整える化粧水に向いているのは、やはり、保湿成分がしっかりと入っているものです。
ヒアルロン酸やコラーゲン、グリセリンなどといった成分がバランスよく配合されているものを選ぶことで、水分をただつけるのではなくその水分を蒸発させないように肌に馴染ませ、保湿してくれます。
化粧水と一言でいっても、入っている成分によって沢山の種類があります。
保湿が目的なのか、美肌が目的なのかなど、目的によって様々ですので、パッケージやクチコミなどを参考にして自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
化粧水のつけ方として効果的なのは洗顔後、できるだけ早くにつけることです。
また、パチパチと叩き込むのではなく手で優しく押さえて馴染ませるのがいいでしょう。
手で付ける場合とコットンなどを使用する場合があると思いますが、手で直接つけたほうが温かさで毛穴が開き浸透しやすいでしょう。特に乾燥が目立つところは、化粧水をたっぷり含ませたコットンで、数分パックするのも効果的です。
洗顔方法は大事
肌をきれいに保てばキメが整うと思い込み、1日に何度も洗顔する人もいてますがこれは逆効果です。
何度も書いたように、乾燥によって肌のキメは乱れてしまいます。
汚れを取るのはいいですが、必要な皮脂まで取り除いてしまっては、乾燥してキメが乱れるばっかりです。なので、たとえ1日に一回しか洗顔していなかったとしても、クレンジングや洗顔料でゴシゴシと強く擦った洗い方をしてはいけません。
キメを整える洗顔方法としては、時間をあまりかけないように気をつけ、泡で優しく「なであらい」しましょう。
そしてこの時、少し気をつけたいのが温度です。
最初に水で洗顔してしまうと、毛穴が閉まってしまいます。
まずは、人肌ほどのぬるま湯で優しくなであらいすることによって肌が柔らかくなり、毛穴も広がります。
汚れを取ったら次は水で洗顔します。
そうすることによって、一気に毛穴が引き締まり
キメが整うようになるでしょう。
食べ物で必要成分を補給する
実は食事も肌のキメに関係しています。
バランスの良い食事を心がけることで、肌のキメは整うのです。例えば脂っこいものばかりを食べていれば、脂っぽい肌になりますし暴飲暴食などをしていれば当然、ニキビや吹き出物の原因にもなりますし、肌荒れも起こしてしまいます。
何事もバランスが大事です。
どんな成分を摂ればいい?
肌にとって良いとされる「ビタミンC」や「コラーゲン」の入ったものや、野菜などをしっかり食べることで、お肌を良い状態に保つことが出来ます。
- 栄養素でいうと、ターンオーバーを促してくれる「ビタミンA」
- 新陳代謝を促してくれる「ビタミンB」
- コラーゲンの生成を促してくれる「ビタミンC」
血液の巡りを良くしてくれるビタミンEといった感じでしょうか?
また、たんぱく質は肌のキメを整わせるだけではなく、体全体を元気にしてくれるといった大きな役割があります。色々な栄養素がありますが、全てをバランスよく取り入れることによって、体そのものが健康になり、その結果として肌のキメも整えてくれるでしょう。
肌キメを整える方法は化粧品と洗顔で!【効果的な成分は食べ物から】のまとめ
女性であれば、肌のキメは気になるところです。洗顔も食べ物もスキンケアもバランスが重要なんですね。