汗っかきは今すぐでも治したいものですよね。顔や頭、ワキなどに異常な汗が噴出してきて、拭いても全然に汗が止まることがなく悩むという人は多くいます。周りを見渡しても自分だけが汗をかいているので恥ずかしい気持ちにもなります。そんな方は今からできる汗っかきを治す方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。
止まることのない汗。汗をかきにくい人からみると「新陳代謝が良くてうらやましい」なんてことを言われることがありますが、汗っかきの人からみると、大量の汗ができるということは深刻な悩みでもあります。汗腺を切ってしまいたいくらい汗かきで悩む人もたくさんいます。汗っかきを治すために効果的と思われる方法をご紹介しております。
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水分を抑えても汗っかきは治らない？
汗っかきの人の悩みは、
- 自分だけが異常に汗をかいていて恥ずかしい
- 常に汗を気にしてしまう。
- 女性ならメイクに影響がでる
といったところでしょう。
汗っかきを治すために水分を減らすという方がいますが、それはあまり意味のないことといわれています。現にたくさん水分を取っていても、汗ができる時とでない時があります。
これは水分に比例していないことをあらわしていて、水分のとりすぎた場合には汗ではなく、尿として排出される方が圧倒的に多いとされています。
また、緊張などで汗をかいてしまう時には、口はカラカラ、でも汗はダラダラといったようになります。精神的な汗っかきには水分の摂取量は関係していないといえます。
汗っかきを治す方法
それでは汗っかきを治すいくつかのポイントをあげていきましょう。汗っかきの原因は個人差がありますので対策法も個人差があります。あなたにあった汗っかき対策方法が見つかれば幸いです。
漢方で汗っかき治す
汗っかきは漢方で治るのでしょうか？漢方を選ぶときに必要になってくるポイントは汗っかきの原因です。
- 精神的なものからくる汗っかきなのか？
- それとも脂っこい食事ばかりしている食生活が原因なのか？
- または肥満か？
- 自律神経なのか？
を判断いします。
これが判断付かない場合には、漢方を選ぶことができません。
漢方を販売している店舗では相談にものってくれるところがありますので、そういう場所を利用してみるのも良いかもしれません。
またインターネットからでも相談にのってくれる漢方屋さんもありますのでホームページでチェックしてみてください。素人が選ぶよりやはりプロに選定してもらう方が安全で効果は高いといえます。
＜タイプ別 汗っかきに効果が期待できる漢方＞
汗っかきのタイプはそれぞれ異なりますが、汗に対して効果が期待できそうな漢方をいくつかご紹介しておきます。
- 防已黄耆湯：多汗症の治療でで有名な漢方薬
- 桂枝加黄耆湯：発全身性の発汗を抑える効果が期待できる漢方薬
- 柴胡桂枝乾姜湯：顔や頭、ワキなどの汗に効果が期待できる漢方薬
汗っかきを治すツボ
ツボはいつでも押す事ができますので、場所を知っておくとよいでしょう。
・労宮（ろうきゅう）
手のひらの中央
自律神経の働きを整えるツボ
・復溜（ふくゆ）
内側くるぶしの中心から指2本分ほど上がった場所
多汗や自律神経によるストレスに対するツボ
・大包（だいほう）
ワキの下にあるツボ
反射を利用して汗を止める作用があるツボ
汗っかきは薬で治す事ができる？
薬で対策できる汗っかきのタイプは大きく分けて多汗症の場合と精神的なものの2つにわけられます。汗っかきの薬は皮膚科で処方されてますので医師に相談することをおすすめいたします。自分の判断でネット通販などで薬は買わずにまずは医師に相談しましょう。
[ad#ad-1]舞妓さんに学ぶ！即効性抜群！半側発汗
半側発汗は、反射の事を指します。
人間の体は、不思議なことが多いのですが、それを利用するのが「半側発汗」です。体のある部分を押すとその部分は汗が止まり、反対側の場所が汗をかきやすくなります。顔の汗っかきを応急処置的に改善させるのに効果的です。
この半側発汗の仕組みを利用しているのが舞子さんです。
舞妓さんは顔に汗をかきません。その理由は帯で胸を圧迫しているからなのです。半側発汗を利用しているんですね。
これを利用すれば一時的になりますが、顔（上半身）の汗を抑えることができます。
当たり前ですが薄着で体温調整はしましょう。
当然のことですが、外出する時の服装はできるだけ薄着で風通しの良い通気性のあるものをチョイスしましょう。インナーをクール素材に変えるだけで体感温度は変わってきますので、通気性の良いものをそろえましょう。
精神面が影響する汗っかき
汗っかきの人は汗が悩みなので、汗が出始めると異常に気になるものです。気にしないというもの一つの方法なのです。精神的なものが汗っかきを誘発していることは良くあることです。
自宅でリラックスしている時には、暑くても汗は出ないが、人前や人ごみになると異常に汗をかくという人は精神的なものが影響している場合が多いのです。
自律神経を整える
自律神経は交感神経と副交感神経がありますが、汗を調節する神経は交感神経のみです。
汗っかきの原因の一つは、交感神経が働きすぎるために起こります。交感神経を活発にするような食べ物や行動などは汗を増やしてしまいます。自律神経の乱れが起こると、交感神経の暴走してしまうことがあり、それが汗っかきの原因となってしまいます。
自律神経の乱れを改善するには生活習慣の見直しなどは必要ですが、その他に交感神経を抑える方法としては「ゆっくりと行動する」という方法があります。忙しくせかせかと動くのではなく、ゆっくりを心がけます。一日の始まりの歯磨きをゆっくりすることだけでも良い効果があるといわれています。また深呼吸をしたり、リラックスできる方法を見つけたりしていくことで交感神経をおさえます。
女性はホルモンバランスの乱れに気をつける
女性に多いのがホルモンバランスによる汗っかきです。ある年齢になってくると更年期を迎えます。その際に、いつもより多く汗をかいてしまうことがあります。これはホルモンバランスが男性ホルモン優位になることが原因といわれています。男性の方が汗っかきが多い理由は男性ホルモンにあります。
汗腺を鍛える
汗腺の機能が衰えると、暑くないのに汗が出てきたり、暑いのに汗が出なかったりします。汗腺を鍛えるトレーニングもありますので、実践してみることをおすすめいたします。
肉食は汗っかきを増進させる。
肉を食べると汗をかきやすいといわれています。
その理由とは、熱の産生になります。
食物は口から入り胃に入り消化吸収され、肝臓でエネルギーに変えられます。その際に熱が発生するのですが、肉などのたんぱく質は、通常よりも多く熱を産生させてしまいます。肉類をたくさん食べると体温が上がりますので、汗も出やすくなります。
辛いものは汗っかきを促進させる
辛いものを食べると汗が吹き出します。汗をかきたくない時にはさけましょう。
顔の汗っかきは治す事ができるのか？
顔だけ汗が噴き出してしまう場合にはどのような対策方法があるのでしょうか？
即効性があるのは2つ。
首の後を冷やす
冷寒ジェルなどで首の後ろを冷やしてあげましょう。ペットボトルを凍らせてタオルで包み、首の後にあてるだけで体が冷えて顔の汗をかきにくくします。
半側発汗を利用する
顔や頭など上半身の汗を抑えるには胸から5～10cmくらい上の場所を圧迫します。
親指で３分程度圧迫するだけ半側発汗ができます。
半側発汗を促すベルトなども販売されていますので、利用するのも良いかと思います。
頭の汗っかき治す
頭の汗も顔の時の対策と同じく首の後や手首を冷やしたり、半側発汗などを利用して汗対策をします。ヘアスタイルを崩したくない時には汗が出る前に対策することがポイントです。
今イチオシはコレ！
顔の汗は目立つので本当に嫌になります。
気にすればするほど、滝のように流れ出しますので最悪ですよね。特に人の多いところでは「恥ずかしい」やら「気になる」やらでてんてこまいになってしまいます（体験談）
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汗っかきの改善にはまず自分の原因を探ることから始めることが大切です。
