急な出費が重なった、給料が減った、無駄使いをたくさんしたなどの理由で必要なお金がないもしくは足りないということがあります。
お金がないというピンチを切り抜けることも大切ですが、お金がないという問題がずっと続かないように対処することも同じように大切です。
そこで、本記事ではお金がないというピンチを切り抜け、その状態がずっと続かないようにするための方法を4つ紹介します。お金がなくて困っているという方はこの記事を参考にしてください。
お金がない時どうする?ピンチを切り抜ける4つの方法
お金がないというピンチを切り抜け、それが継続しないように次の4つの方法を実践できます。
- 現状を分析する
- お金を作る
- お金を用意する
- 家計を見直す
お金がないというピンチを脱出するためのそれぞれの方法について具体的な内容を説明します。
現状を分析する
お金がないのでピンチというときは、焦って何かをするのではなく、逆に落ち着いて現状を分析することから始めるべきです。
たとえば、お金がないというときには以下の点を把握するようにしましょう。
- 手元にお金がいくら残っているか
- 支払いにいくら必要か
- 次にお金が入る予定はいつか
お金がないというピンチの状況を冷静に分析し、必要な金額が把握できればそれに対処するアイデアも浮かんできます。
次の給料日までに残っている支払いをリスト化して計算し、その金額を手元にあるお金と比較するなら「給料日までに何とかなりそうだ」となるかもしれません。
お金がないと焦っているときは。まず現状を把握するようにしてください。
お金を用意する
手元にあるお金ではピンチを脱出できないという場合、お金を借りることがすぐに頭に浮かぶかもしれません。
しかし、借金は返済の義務が伴います。したがって、借金をする前に自分でお金を用意する方法を探してください。
たとえば以下の方法でお金を用意できます。
- メルカリなどのフリマアプリを活用する
- アルバイトをする
- 給付金をもらう
急いでお金を作らなければならない場合、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリで使わないものを売りそれでお金を用意できます。
ただし、すぐに買い手が見るかるような商品を出品しなければ、お金を作ることができなという点に注意してください。
学生や主婦、また副業が認められている会社員であれば短期や日雇いのアルバイトも検討できるでしょう。
即日払いに対応したアルバイトであれば、アルバイト当日にバイト代がもらえるので、ピンチをすぐに脱出できるでしょう。
給付金を申請してお金を用意する
お金がない理由が、病気やケガ、出産や育児などの理由で仕事を休んだといったものである場合、給付金を申請してお金を用意できます。
仕事を休んだときに受給が可能な制度の代表例としては次のものがあります。
- 出産手当金
- 育児休業給付金
- 介護休業給付金
- 傷病手当金
- 休業補償給付
- 住宅確保給付金
こうした給付金の受給資格や申請方法については、厚生労働省のホームページや勤務先などから最新の情報を入手してください。
お金を借りる
自分でお金を用意できない場合、お金を借りるという方法でお金がない状態を切る抜けることができます。
すぐにお金が必要という場合、次の3つの方法が便利です。
- 銀行のカードローンでお金を借りる
- 消費者金融でお金を借りる
- クレジットカードのキャッシング枠を利用する
銀行のカードローンは、消費者金融の個人向け融資やクレジットカードのキャッシング枠と比較すると金利が低いです。
銀行やコンビニのATMで契約限度額内であれば何度も借入と返済ができます。オンラインで自分の銀行口座にお金を振込してもらうことも可能です。
ただし、審査にある程度の時間がかかるケースがあるので、場合によっては即日融資に対応できない点に注意してください。
消費金融は、審査結果の回答が早い、即日融資に対応しているところが多いというのが特徴です。一方で銀行のカードローンと比較すると金利はやや高いです。
一定期間なら無利息で借入できる消費者金融がありあす。返済できる見込みがあり短期間・少額だけお金が必要という場合、そうした消費者金融を利用すればお得です。
所有しているクレジットカードにショッピング枠とキャッシング枠の設定があれば、キャッシング枠を利用してお金を借りれます。
一般的にクレジットカードの利用可能額の総計は、ショッピング枠とキャッシング枠の合計で計算されます。したがってキャッシング枠を使い過ぎるならショッピング枠が減るという点に注意してください。
家計を見直す
お金がないという状態が続かないようにするには家計の見直しが大切です。
具体的には、毎月の光熱費や通信費に無駄がないかを確認できます。
光熱費を抑えるために電気代やガス代が大手よりも安くなる可能性がある新電力サービスに乗り換える、大手通信キャリアから格安SIMに乗り換えるといった見直しができるでしょう。
さらに、無駄使いを減らすための努力も必要です。たとえば、コンビニやネットでの買い物が無駄使いの原因となっているのであればその回数を減らすことができます。
まとめ
お金がないというピンチのときは不安になりますが、現状を冷静に分析すれば具体的な対処法が出てきます。
お金はないときには、まず不用品をフリマに出す、給付金を申請するなどの方法でお金を用意できるでしょう。
どうしてもお金が足りないというケースでは、銀行のカードローンや消費者金融、クレジットカードのキャッシングでお金を借りることが可能です。
お金がないピンチを脱出できた後は、家計を見直し支出を減らす努力をしてください。そうすればお金がないというピンチが続く心配はなくなるでしょう。