人生の中でも最も高い買い物といわれているのが、マイホームの購入です。多くの人にとって、人生の中で一度購入できるかどうかの買い物です。
マイホームを購入する場合、ローンを組むといってもそれなりの資金が必要です。マイホームを購入したいけれどもお金がなければ、貯蓄を優先するのがセオリーです。
ただ一定の条件を満たせば、お金がないのに家を建てることも可能なのかについてここでシミュレーションしてみました。
お金がないのに家を建てるための必要条件
お金がないのに家を建てることができるか？これはケースバイケースです。
お金がなくても家を建てられるかどうかは、以下の2つの条件を満たしているかどうかです。
- 手付金を現金で用意できること
- 当面の生活費を確保できている
- 諸費用を準備できるか？
なぜこの条件を満たしていれば、お金がないのに家を建てられるか、以下で詳しく解説します。
手付金を現金で用意できること
お金がなくても家を建てるためには、手付金をすぐに現金にて準備する必要があります。
手付金とは売買契約を交わすタイミングで、売主に対して代金の一部を現金にて支払うことです。手付金を支払うことで、不動産の売買契約が成立した証拠になるからです。
これは法的な効力を有します。
売買契約を交わしても物件や土地の引き渡しが実行されるまでには1カ月くらいかかります。
その間にキャンセルされたら売主側としてみればたまったものではありません。その不安を解消するために、法的効力のある手付金を売主に渡すわけです。
手付金には別にルールは設けられていません。
しかし一般的には物件価格の1割程度を手付金として支払うのが相場といわれています。
もし5,000万円の家を購入したければ、少なくても500万円は必要と考えましょう。
当面の生活費を確保できている
手付金を支払って、貯蓄がゼロに限りなく近づいてしまっては今後の生活に心もとないです。
もしかするとけがや病気によって、当面仕事ができなくなる恐れもあるからです。
特にフリーランスや事業を営んでいる人の場合、仕事ができないと収入がゼロになってしまう恐れも出てきます。
そこでもしも何かしらの理由で、これまで当て込んでいた収入が入ってこなくなっても当面路頭に迷わないだけの貯蓄は必要です。
万が一病気やけがで働けなくなっても生活に困らないように、この先6カ月分の生活費は貯蓄で賄えるようにしておきたいところです。
自分がこれまで毎月どのくらい生活費として捻出しているのか、わからなければいったん見直してみるといいでしょう。
諸費用を準備できるか？
お金がなくても家を建てる場合、住宅ローンを組む形になるでしょう。
住宅ローンを借り入れれば、後日返済していくことになります。
しかしローンに組み込むことのできない諸費用がある点に注意しなければなりません。
諸費用の支払いは借入段階で支払うことになるので、貯蓄など自己資金で賄わなければなりません。
諸費用として不動産取得税や固定資産税・都市計画税、火災保険料などがかかります。
住宅ローンとして組み込めない費用の目安は数百万円単位で発生するでしょう。
さらに新居に引っ越す際の費用も自己資金でねん出する必要があります。
このような諸費用がどこくらいかかるのか、マイホームを購入する前に十分検討しておく必要があります。
[ad#ad-1]頭金がなくても住宅ローンは借入できるか？
お金がなくても家を建てる場合、住宅ローンで借入する形になるでしょう。
住宅ローンを組む際に、ある程度の頭金が必要といわれます。
お金がなくても家を建てる場合、頭金ゼロを検討している方もいるでしょうがこの条件で借入は可能か見ていきます。
頭金ゼロでも借り入れは可能
結論から言いますが、頭金なしでも住宅ローンを組める商品も少なくありません。
頭金なしでも住宅ローンが組めるメリットは、貯蓄せずにマイホームを購入できる点です。
若いうちからマイホームが購入でき、早い段階からローン返済ができます。
より早くローンも完済でき、余裕のある老後の生活も送れるでしょう。
頭金ゼロの住宅ローンを借りる際の注意点
頭金ゼロの場合、全額ローンで借り入れることになり、返済負担が大きくなります。
月々の返済額を確実にねん出できるか、慎重に検討しなければなりません。
また借入額が高くなるので、審査が厳しくなるのも頭金ゼロのデメリットです。
お金がないのに家を建てる際には風水も意識しよう
お金がないのに家を建てる際には後悔のないように、すべて納得できる形で作りたいはずです。
そこでおすすめしたいのが、風水を意識して建設することです。
今でも風水を意識してマイホームなどを建設する人はアジア中心に決して少なくありません。
風水を意識して家を建てる際には、どのようなことに注意すべきか以下にまとめました。
金運をあげるにはどうすればいい？
お金がないのに家を建てるのであれば、やはり金運アップしたいところでしょう。
金運アップするためにまず避けなければならないのは、東西南北に水に関わるものを持ってくることです。
具体的には家の間取りの中心をベースに、東西南北に線を引きます。
この洗浄に水回りのある部屋があると、金銭を消費しがちになるので注意しなければなりません。
ただし建売住宅を購入するとなると、間取りを自分の自由に変更できないでしょう。
その場合には運気を下げないようなアイテムを持ってきて、中和することが大事です。
たとえば西の線上にキッチンがあると浪費癖がつきやすくなりますが、黄色の花を飾ることで運気ダウンを抑制できます。
また北の線上にお風呂場があると気持ちが落ち着かなくなり、ストレス発散でお金を使ってしまいがちです。
この場合、パステルピンクやワインレッドのタオルなどの小物をあしらってみると、運気がダウンしにくくなります。
金運を上げるためにポイントになるのは、特に西と西北といわれています。
西もしくは西北にリビングを持ってくると金運アップするといわれているのでおすすめです。
また西北の方向に書斎を用意するのも金運アップにはおすすめです。
西北は一家の主を示す方向といわれています。
そこに書斎や仕事部屋など一家の主が生活するようなスペースを設置すると、金運がアップしやすくなります。
特に人を指揮する能力を高める効果があるので、法人の代表者や個人事業主にはおすすめです。
玄関も重要なポイント
風水で家を建てるのであれば、玄関をどうするかも重要なポイントになりえます。
風水上おすすめといわれているのは、東南の方角に玄関を設置することです。
シーズン関係なく日光の差し込んでくるところに玄関があるので、明るく前向きな気持ちになりやすいです。
テンションが高くポジティブに生活できれば、おのずと運気もいい方向に向かっていきます。
逆に外したほうがいいといわれているのが、北東方向に玄関を設置することです。
北東は鬼門といわれている法学だからです。
北東の方角は、太陽の熱が入ってきやすいです。
一方で室内の温度は低くなりやすいので、その温度差によって湿気のたまりやすい傾向が見られます。
その結果、カビがたまりやすいのです。
玄関がカビの生えやすい環境であれば、テンションも上がってこないでしょう。
しかも北東の玄関だと、少し暗い感じになるかもしれません。
玄関は明るくしたいと思えば、窓を設置する必要があるでしょう。
すると温度差が生じ、冬場などは結露が起こりやすくなりメンテナンスが大変です。
金運アップしたければ、北西に玄関を設置するのでおすすめです。
お店が繁盛しやすい方角といわれているからです。
南の場合日差しがまぶしいのでせっかくの商品が見えにくくなります。
また食べ物の場合、特に夏場厳しい日差しの差し込んできたときに腐ってしまう危険性があります。
また西も西日がきついので、夕方は日差しがまぶしくて商品が見えにくくなってしまいます。
北西であれば、夕食の買い物の時間にちょうど商品も見えやすくなり繁盛しやすくなります。
よって金運が舞い込んできやすいといわれているわけです。
玄関で風水的にもう一つ注意したいのが、階段との位置関係です。
玄関から階段が見えないところにあるのが好ましいといわれているので、参考にしてください。
そしてもう一つ階段で注意しなければならないのが、家の中央に階段を持ってくるレイアウトです。
家の心臓部ともいえるような中心に階段があると、ぽっかり穴が開いている感じです。
風水的に家の中央部分はいろいろな運が集まってくるポイントといわれています。
ところがそこが筒抜けの状態になっていると、せっかく運気が寄ってきても逃げてしまうのです。
とくにNGなのは、家の中央部分にらせん階段を設置している住宅といわれているので、家を買う際には注意しましょう。
もしこのような住宅をすでに購入してしまっているのであれば、運気をとどめるアイテムをディスプレイしましょう。
ラベンダー系の小物を置く、観葉植物をレイアウトするのがおすすめです。
お金がないのに家を建てる際の風水における注意点
お金がないのに家を建てるのであれば、より良い運気を引き出したいところです。
ところが風水的には問題なくても、アイテムの置き方で運気を逃している場合もあります。
バッグを床に直置きしている
バックを床にそのまま置いているのであれば、考え直した方がいいです。
とくに外出中にバッグを直置きする機会の多い人は、なおさらです。
地面は多くの人が靴で歩く場所なので、もともと汚れています。
その汚れの付着したバッグを床に置けば、床も汚れます。
汚れは陰の運気を呼び込みやすいので、外出中も自宅内にいる時もバッグを床に直置きしないでください。
たとえばカフェなどに行くとバッグを入れる袋のようなものを用意しているでしょう。
この中に入れれば、バッグが直接床に触れることがないので汚れにくくなります。
キッチンに財布を置かない
キッチンに財布を置くと、金運が下がりやすくなるので注意が必要です。
キッチンは火のエネルギーを持ち、財布は金のエネルギーを持っています。
風水的には火と金の相性はよくありません。
キッチンに財布や時計などの貴金属を置くのはおすすめできません。
またキッチンの棚に預金通帳を入れているのもNGです。
これは金運から見ると、かなりのマイナスになるからです。
お金に関するものは、北側の方角で管理するのが風水的にはおすすめです。
もし何気なく財布などお金に関するアイテムを置いているのであれば、さっそく見直してみてください。
まとめ
最近では頭金ゼロで組める住宅ローンも出てきています。
ですからマイホームを購入するにあたって、自己資金ゼロ・全額借入で資金を捻出できます。
しかし売買契約を交わす際に手付金として、売買代金の1割程度はねん出しなければなりません。
そのほかにももし病気やけがで働けなくなり収入ゼロになった場合でも、当面の生活費を貯蓄でやりくりできるようにしなければなりません。
またマイホームを購入するにあたって、登録免許税や固定資産税・都市計画税など諸費用がかかります。
このような費用を捻出するためには、数百万円単位の自己資金が必要です。よってマイホームを購入する際には、ある程度の貯蓄を進めておくべきです。
また家を買う際には、風水も意識してみるといいでしょう。
お金がないのに家を建てるなら、金運はあげたいところでしょう。
ここで紹介した風水のテクニックを頭に入れて、マイホームを建ててください。
