かかとのひび割れの原因は乾燥そして水虫などが関係しているといわれています。冬のみかかとのひび割れが起こる場合には水虫が原因の可能性が高くなります。しっかり保湿して予防することが大事です。
かかとのひび割れは酷くなると痛みが生じることがありますね。痛みが強くなれば歩くことも困難になります。かかとのひび割れの原因は乾燥や角質が厚くなる原因と水虫が原因であることもあります。ワセリンやクリームなどを使って予防しておくだけでも違います。
かかとのひび割れの原因は?
かかとのひび割れの原因はいろいろあります。主に、乾燥、刺激、角質が厚くなる、水虫などが原因となります。
乾燥してすぐにかかとがひび割れるということは、まずありません。しかし、かかとは保湿が難しい部分なので、そのままにしておけばひび割れが起こる可能性はあります。
それから、はだしに健康サンダルをはいていたり、薄手の靴下で一日中歩いたりなどの、かかとに刺激を与えたり負担をかけることが、ひび割れの原因になることもあります。
また、刺激を与えているとかかとの角質が厚くなってきます。
厚くなったかかとは、すごく硬くなっています。この状態になると、少し力をかけただけでも簡単にひび割れてしまいます。
最後に、水虫が原因の場合のひび割れです。
かかとの水虫は角質の奥に白癬菌があるため、ほとんどかゆみがなく自覚症状がありません。それだけに、疑わしい時は早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
かかとのひび割れの治療法は?
かかとがひび割れた場合、皮膚科に行くか自分で治すかを判断する必要があります。
それほど痛みもなく出血も見られないようならば、自分で治療することをおすすめします。
その場合は、お風呂あがりや寝る前に保湿クリームをかかとに塗ります。ワセリンやビタミンE配合のクリームも効果があります。
その後に、靴下をはいて寝るとより効果が期待できます。
血行が悪くならないように、ゆるめの靴下がいいでしょう。また、かかとケア専用の靴下も市販されているので、そちらもおすすめします。
それから、冷え性だと新陳代謝が悪くなり、肌のターンオーバーも時間がかかってしまいます。
冷え性を改善するのも大事です。
もう一つ、かかとのひび割れの原因には水虫があります。自分のかかとの状態に対して、判断に迷うなら皮膚科に行く方法もあります。水虫の場合は皮膚科で治療しない限り、完治しにくいからです。
痛いと感じることもある
かかとが硬くなりガサガサしてくると、ストッキングが引っかかってしまい嫌な気分になるものです。そのまま何もせず放置していれば、やがてかかとはひび割れてきて痛みをともなうようになります。
ひどくなると、歩くのも困難になるほど痛みます。
寒い季節は空気が乾燥して、乾燥肌になる人が多いです。
特にかかとは、自らの体重や歩く時の圧力がかかりやすい部分です。そして、乾燥したかかとは弾力がなくなりどんどん硬くなるのです。硬くなって厚くなったかかとには、ますます水分が行き届かなくなり、その結果ひび割れが起きやすくなります。
その状態で歩いて圧力がかかれば、ひび割れができます。さらに悪化すると、ひび割れ部分から出血したり、感染したりします。
我慢できない痛みだったり、歩行困難になるほどひどい状態になったら、速やかに皮膚科を受診することをおすすめします。
ワセリンが有効?
かかとのひび割れにはワセリンが効果的です。
ワセリンは、肌から水分が蒸発するのを防ぐ働きがあります。また、皮膚を保護するので、菌の侵入を防ぎホコリや衣服の摩擦などの刺激から肌を守ってくれます。特に乾燥が原因でひび割れてしまったかかとには、最適といえます。
ワセリンの効果的な使用方法は、お風呂あがりの水分を含みやわらかくなったかかとに塗るのがおすすめです。
少しマッサージを行い、綿靴下をはいて可能ならばそのまま睡眠します。
また、ワセリンを塗る前に保湿成分配合のクリームなどを塗ると、ワセリンが保湿効果を高めてくれます。さらに、効果がアップします。ワセリンは、刺激も少なくひび割れたかかとに塗っても、しみて痛いという心配はありません。毎日続ければ、ツルツルのかかとに生まれ変わります。
[ad#ad-1]水虫が原因かも?
かかとのひび割れの原因に水虫があります。
その場合は、いくら保湿クリームやワセリンなどを塗っても治りません。
かかとの水虫は、他の部分にできるのと違ってほとんどかゆみが無いのが特徴です。そのため、ただのひび割れと思い気付かないことが多いのです。これは硬くて厚い皮膚の中に、水虫の白癬菌が存在して表面には出てこないからなのです。
毎年冬になると、かかとがひび割れてしまうが暖かくなるといつの間にかよくなっている場合などは、水虫の可能性が高いです。冬が終わり、ひび割れがよくなった時に、かかとの状態を見てください。少し白っぽい部分があって皮がはがれかかったりしている時は、水虫を疑ってください。
そのまま放置しておくと、外に出てきた白癬菌が指や爪に感染するかもしれません。
すぐに皮膚科を受診することをおすすめします。
皮膚科にいきましょう
かかとのひび割れも、軽度のものから重症なものまでいろいろあります。症状や痛みに対する感じ方も人それぞれです。かかとがひび割れたからといって、すぐに皮膚科に行くべきだとは一概にはいえません。
自分なりにクリームなどでケアしていても、よくなるどころか段々悪化するようであれば、皮膚科に行った方が安心できます。
また、歩く度に激しい痛みがあり頻繁に出血したりして、歩行困難になるほどだったら速やかに皮膚科に行くべきです。
それから、角質増殖型白癬の水虫の場合は、自分で治すことは難しいので皮膚科で治療します。かかとの水虫は自己判断しにくい病気です。毎年冬になるとひび割れて夏になると症状が治まる状態を繰り返しているならば、水虫になっているかもしれません。
靴下をはくのが良いでしょう
かかとのひび割れには、靴下をはくことをおすすめします。
お風呂あがりに保湿クリームなどを塗った後に、靴下をはいて保湿効果を高めることができます。外からの刺激や雑菌が入るのを防ぐ役割もあります。そのまま寝るのもいいです。靴下の材質は、内側がシルクで保湿をして外側が綿素材で保温できるタイプがおすすめです。
最近は、かかと専用のサポータータイプの靴下も出回るようになりました。自分の好みに合った靴下を選びましょう。
それから、かかと靴下がセットになっているかかと用クリームなども、販売されています。値段も手頃でお求めやすくなっているので、こちらを試してみるのもいいでしょう。毎日靴下をはいて寝れば、ひび割れの予防にもなります。
効果的な予防法は?
かかとはどんな人でも、体重を支えたり靴をはいて歩いたりすることから、角質化して硬くなってしまう部位です。何もしないでおけば、ひび割れが起きます。そうならないように、予防が大事になります。
かかとのひび割れの予防法は、かかとをやわらかくするのが効果的です。そうすると、水分を含んだツルツルのかかとになれます。
そのためには、硬くなった角質を取り除くことから始めます。お風呂にゆっくりつかり角質をやわらかくして、専用のヤスリをかけて古くなった角質を取り除きます。その後に、保湿効果のあるクリームを塗布します。そして、靴下をはいて保護します。
この角質を取り除くことを定期的に行えば、かかとのひび割れの予防に繋がります。そして、乾燥しやすい時期は毎日保湿クリームをつけて、乾燥させないようにします。
かかとのひび割れの原因と治療法は?【ワセリンで予防も!】のまとめ
かかとは普段ケアを忘れがちな場所ですが、ひび割れがなってからでは治療するのに時間がかかりますので、かかとが固くなった時点で予防しておくと良いでしょう。