ドライアイになると目の痛みやかすみが出てきますが、その原因は一体何でしょうか?毎日パソコンや長時間スマホなどを見ている人はドライアイになっているかも?自分できるチェック方法で確認してみてはいかがでしょうか?
ドライアイになる人の多くはデスクワーク中心の方やコンタクトレンズを使用している方です。目の潤いが少なくなり、目のかすみや痛みなどが出てきます。目薬やツボなどでドライアイを治すことができるのでしょうか。
ドライアイとは?
ドライアイとは目の疾患の一つです。
目の乾きや涙の分泌量の異常によって引き起こされ目の健康を害してしまいます。ドライアイは誰にでも引き起こされるため常に目の表面に潤いを与える必要があります。涙の分泌量が少なくなったり、涙自体の質が変わってしまうことや乾燥で目の表面に傷をつけたり障害を残してしまいます。
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涙腺から出る体液で目の表面を潤わせ保護する涙液という結膜上の成分はいくつか存在しますが、その中の一つでも欠乏状態になってしまうことによってドライアイが引き起こされてしまいます。
近年ではスマートフォンやパソコンなどの光の刺激が強く依存性が高いインターネットの普及に伴ってドライアイの患者が老若男女構わずに増え続けています。
ドライアイの原因は?
ドライアイの主な原因となっているのは、光の刺激が強いものを長い時間見ているためによる乾燥が原因となっています。
どこにいても何かしらの光の影響によって目に刺激を受けてドライアイになってしまいます。
他にも細かい字を長い時間見ていたりすると、目がしょぼしょぼして乾燥してしまいドライアイを引き起こしてしまうことがあります。そして最近ではメガネよりもコンタクトレンズを使用したりオシャレでカラコンなどを装着する人が増えたため目に直接ダメージを与えてしまうのが原因にもなっています。
子供のころからテレビやインターネット、ゲームなどに長い時間関わっていると目のダメージが蓄積されてドライアイになりやすくなります。
主な症状は?
ドライアイの際に出る主な症状は、目のごろつきなどの違和感や光が眩しいなどの外部からの刺激に耐性が低下すること、または目の乾きにより10秒以上目を開けたままでいられないなどの症状がドライアイの症状として挙げられます。
ひどくなると日常生活にも影響が出てくるため早めに対処する必要があります。
またドライアイにかかってしまうというのは、目の表面に傷が出来てしまっていることなので目のバリア機能が低下し結膜炎などの目の感染症に通常よりかかりやすくなっています。
ドライアイの状態が長く続くほど悪化してしまい視力の低下にまで影響が出てしまうこともあり、たかがドライアイだと思っていても目の健康を害していることは間違いないです。
[ad#ad-1]簡単にできるチェック方法は?
自分がドライアイかどうかは簡単にチェックすることが出来ます。
具体的なチェック項目を上げると、
- 目がかすむ
- 目がしょぼしょぼする
- 強い光を見ることが出来ない
- 目が痒い
- 長い時間目を開けっ放しに出来ない
- 目がゴロゴロして違和感
などのチェック項目があります。
いくつかの項目に当てはまる場合はドライアイの可能性があります。
また、まばたきの回数などもドライアイかどうかチェックするにはいい判断材料になります。30秒間で何回まばたきをするかやってみるといいです。他にも10秒間目を開けっ放しにしてみて出来なかった場合もドライアイを疑った方がいいです。
もしチェックしていてドライアイの疑いがある場合には眼科の受信をオススメします。
目薬で治る?
眼科などを受診するとドライアイ専用の目薬を渡されますが、あれはドライアイが完全に根治するものではないです。
ドライアイを治し症状を軽くするには涙の量を増やさなければならず、今のところその方法は点眼治療しかないのが現状です。人工的に目に潤いを与えるために目薬の点眼を治療としています。しかし、目薬の点眼のしすぎはかえって逆効果に成りかねないので点眼するタイミングが大事です。
なので目薬でドライアイは治らず、一時的な対処法としての手段です。
涙の代わりに目薬で潤った状態をつくるということです。
市販の目薬を選ぶ際には防腐剤が含まれていない目薬を選んだ方が目の健康には優しくオススメです。それに加えて爽快感の高いものよりは、低刺激で潤い性があるものの方が涙に近いです。
ドライアイの対策法は?
ドライアイの対策に効果的なのは、日常生活でスマートフォンやパソコンなどの光の刺激が強いものを長時間に渡って使用しないことです。
もしどうしてもの時は、光の強弱を設定して弱めに設定すると光からの刺激が抑えられドライアイ対策になります。
また目の乾燥を防ぐために加湿器を使用したり濡らしたタオルを閉じたまぶたの上に置くなどして湿度を高めて目の休息と健康を促します。
そして、なるべくコンタクトレンズの使用は避け、メガネなどに切り替えることもドライアイ対策になります。
それか光の刺激が強いものを見る時はコンタクトレンズを外すなどするのも効果的です。
付けている時間を短くするだけでもかなり目が休めるのでオススメです。
ドライアイのツボは?
ドライアイに効果的なツボはいくつかあります。まず瞳子りょうと言って目の骨のくぼみにあるツボを表しています。
このツボは左右の目尻から少し外側に位置する骨の外側の小さくくぼんだ位置にあります。同時に指の腹で力を入れると効果的です。このツボを刺激することで毛様体筋という目の水晶体の厚みを調整するところの緊張をほぐし目の疲労を治めることが出来ます。
注意点としては一気に力を入れるのではなく、10秒くらいかけてゆっくり力を入れます。
そして目に負担がかかるので眼球を押すのは絶対にしないようにします。
また晴明というツボも効果的で簡単に指圧することが出来ます。目頭の隣で鼻柱のくぼんでいるところが晴明というツボです。目のかすみにも効果があります。
このツボも時間をかけて、ゆっくり指圧していきます。
ドライアイの原因とチェック方法は?【目薬やツボですぐ対策!】のまとめ
軽いドライアイであれば、すぐに改善できますが、酷くなってくると目の異常が気になってきますので、注意が必要です。