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口臭の予防におすすめグッズランキング!【デンタルフロスや舌ブラシも効果的?】

デンタルケアアイテム グッズ

口臭の予防方法は色々ありますが、デンタルケアグッズもその一つですが、どのような種類があり、効果はどのくらいあるのでしょうか?口臭予防の第一歩は口腔内をキレイにする事からなので、おすすめのグッズをラン金形式でご紹介いたします。

デンタルケアアイテム

口臭の予防はデンタルケアグッズを使うと効果的に行う事が出来ます。他の人と会話をしているときに、自分の口臭が気になった経験は一度はあるかと思いますが、誰であれ多少の口臭はするものですが、他人に不快感を与える口臭は嫌ですよね。口臭予防のためにはアイテム選びが大切です。そこで、ここでは口臭ケアに役立つグッズをご紹介します。

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やはり基本は歯ブラシ!ランキング№1!

口臭の原因の約80%は、歯石や歯垢、食べかすなど口腔内の雑菌であるといわれています。

歯垢がたまっている

また、痛みのない小さな虫歯であれば特に問題ないのですが、歯の一部が欠ける大きな虫歯の場合、その隙間に食べかすが詰まってしまい腐敗臭が漂い始めます。より悪化させ神経が死んでしまうと、さらに強烈な匂いが発生してくるでしょう。このため、口臭予防のためには雑菌を繁殖させず、虫歯をつくらないようにきちんと歯磨きを行うことが大切です。

かつては「食後3分以内に3分磨くのが良い」といわれていましたが、近年は歯を磨くタイミングは食後30分が最も良いとされています。

歯磨きをする女性

食べた直後の口内は唾液によって歯のエナメル質が溶けやすい状態になっているため、そのままゴシゴシ歯を磨いてしまうとエナメル質を誤って削りかねないのです。

そこで、食後30分を目安に10分程度磨きましょう。

このとき、鉛筆を持つ要領で優しく歯ブラシを持ったなら歯と歯ブラシが直角に当たるように意識してください(スクラビング法)。

奥歯など歯ブラシが届きにくい場所は歯ブラシを縦にしたり斜めにしたりして工夫します。そのまま歯ブラシを大きく動かさないように気を付けて、1本の歯に対して15回から20回程度動かします。磨き残しをつくらないように自分で磨く順番を決めておき、毎回同じように磨くのがコツです。

歯ブラシの正しい方法を体に沁み込ませたならテレビを見ながらリラックスして歯磨きをすると良いでしょう。

歯ブラシは1~2か月に1度のペースで新しいものに交換してください。

色んな色の歯ブラシ

毛先が広がってきた場合や毛先が白く濁ってきた場合には交換時期であるといえるでしょう。

毛の硬さは「やわらかめ」または「ふつう」がおすすめです。

基本的には汚れを落としやすいように「ふつう」を選ぶようにして、歯肉炎で出血しやすい状態のときには「やわらかめ」を使用するようにします。歯ブラシのヘッドは自分の親指の爪の大きさまたは人差し指の第一関節くらいのものを選ぶようにしましょう。大きすぎると奥歯に届きにくくなってしまいます。

毛の材質としてはナイロン製のものが一般的です。

デンタルフロスは、もはや当たり前?

口臭を気にしている方が歯磨きに加えて行うべきなのがデンタルフロスでのケア(フロッシング)です。

デンタルフロス

デンタルフロスとは、歯と歯の隙間を掃除する細い糸のこと。

ただ単に歯ブラシで磨くだけでは歯垢の約60%しか除去することができず、特に歯の側面や歯と歯茎の間に歯垢を残してしまいます。

結局この歯垢が虫歯のもとになり、口臭を発生させる原因となります。実際、虫歯の約90%が歯と歯の間から発生するといわれています。フロッシングによって歯垢除去率が20%も高まりますので、週に1~2度のペースで構わないので、就寝前の歯磨きを済ませた後にフロッシングを行いましょう。

デンタルフロスには自分で糸を切るロールタイプとホルダータイプの2種類があります(細かく分類するとロールタイプは糸の種類によってワックス、ノンワックス、エクスバンドに分かれますし、ホルダータイプもF型とY型に分かれます)。

このうち初心者の方に使いやすいのは、糸に持ち手がついているホルダータイプのものです。

糸ようじ

ホルダータイプを用いてフロッシングをするときには、デンタルフロスの前方を持ち、歯と歯の隙間にあてます。力任せに押し込むのではなく、ゆっくりと横に動かしながら入れていきましょう。

歯と歯の接している個所(コンタクトポイント)を通過させるときには少々きついと感じるかもしれませんが、徐々に動かすことで中に入っていくはずです。もし糸が引っかかってしまったなら、詰め物が取れかかっている可能性があるので、ゆっくりと抜きましょう。

歯茎にたどり着いたなら、歯の側面にあてたまま上下に4~5回動かし、歯垢を落として、もう片方も同様に行います。

初めてデンタルフロスを行うと出血するかもしれません。それ自体はあまり心配する必要がありませんが、もし2週間以上出血が続くようであれば、かかりつけの歯科医に相談してください。

※余談ですが、私もデンタルフロスを始めた時には歯茎からの出血をして、2週間程度続いたのでかかりつけ医に相談したところ、「出血するのは、歯茎が弱っているからなので、出血を恐れずに続けない!」と言われました。

ロールタイプを利用するときには、約40cmで切り取り、両端を結んでわっかを作ってください。

デンタルフロスをする男性

両手の親指と人差し指でつまんで歯の間に入れていきます。このときも力任せに入れるのではなく、横に動かしながら入れていきましょう。歯の側面に「く」の形で沿わせたなら、下からかき上げるように汚れを落とします。

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歯間ブラシは歯と歯の隙間が大きい人に!

デンタルフロスと同様に歯と歯の隙間を掃除する。

歯間ブラシとデンタルフロス

どちらも歯ブラシによる磨き残しの汚れを落としてくれます。

デンタルフロスと歯間ブラシの違いがあいまいになっている人もいるかもしれませんが、実はこれらは役割が異なります。

つまり、デンタルフロスが虫歯予防のために歯の間の汚れを落とすのに用いるものであるのに対して、歯間ブラシは歯周病予防のために歯と歯肉の間の汚れを落とすのに用いるものなのです。

このため、その形状もデンタルフロスは1本の糸のようになっているのに対して、歯間ブラシは針金にナイロンの毛がブラシ状についており、それぞれ異なっています。一般に歯肉が下がり、歯と歯の隙間が広くなってきた方、30代後半以降の方はデンタルフロスではなく歯間ブラシを用いた方がいいとされます。

また、ブリッジ治療を行った場合もつないだ歯の部分にデンタルフロスを使用することは難しいので、歯間ブラシの使用をすすめられます。もっとも、単なる糸であるデンタルフロスよりも歯間ブラシの方が扱いにくく、歯茎を痛めないようにコツが必要です。

歯間ブラシの使い方

まず歯ブラシと同じように鉛筆を持つような感覚でグリップを握りましょう。そのまま歯茎を傷つけないようにゆっくりと歯と歯の隙間に入れていきます。デンタルフロスは糸状であることから歯の上から入れますが、歯間ブラシはコンタクトポイントの下の隙間に入れて大丈夫です。

そのまま歯の側面にあてながら、2~3回動かし、汚れを落とします。

奥歯に入れるときには口をあまり開けないようにして歯に沿わせるようにするとやりやすくなるでしょう。

デンタルフロスの時と同様、出血自体に問題はありませんが、出血が長引くようであればかかりつけの歯科医に相談してください。

歯間ブラシは使用者の歯間部の広さに応じていくつかの種類が販売されています。初めて歯間ブラシを使用する方は、0.8mm以下のものを使用すると良いでしょう。もっとも小さい歯間ブラシでさえも歯と歯の隙間に入らないようであれば、デンタルフロスを使用してください。

市販されているものにはストレートタイプとL字型タイプの2種類があります。

歯間ブラシ

使用方法はほとんど異なりませんが、ストレートタイプは前歯に、L字型は奥歯に適しています。

舌ブラシもおすすめ!やり過ぎ注意?

口臭の原因は、歯石や歯垢に限ったことではありません。

例えば、舌がきれいなピンク色ではなく白くなっている場合、生ごみのような臭いまたはおならのような匂いがすることがあります。

舌を出して虫眼鏡をあてる女性

舌の表面の角質が硬くなり、その隙間に汚れがたまってしまうために苔ができたように白く変色してしまうのです。

この状態を舌苔(ぜったい)と呼び、舌苔はいわば舌の突起に付着する垢のようなものです。

腐卵臭を発する揮発性硫黄化合物(VSC)を放出するので、強烈な臭いが漂います。

自分の口の中からそんな匂いがすると「本人が我慢できないのではないか?」とも思えますが、常にその臭いを嗅いでいると嗅覚が鈍感になるので、本人は意外と気づいていないことも多い傾向です。

つるつるの表面で汚れが付着しにくい歯と異なり、舌の粘膜はザラザラになっているため、歯の何倍も汚れが付着しやすいといわれています。特に舌の奥の方に付着しやすい傾向にあります。うっすらと白くなっている程度であれば特に気にする必要はありませんが、真っ白になっている場合には早急に対処した方が良いでしょう。

鏡で舌を確認する女性

ただし、口内炎があるときには無理に行わないでください。

舌苔を防ぐため、あるいはすでにできてしまった舌苔を除去するには、定期的に舌ブラシで掃除することが大切です。デンタルフロスや歯間ブラシによるケアを歯磨き後に行ったのに対して、舌ブラシによるケアは歯磨き前に行います。起床時に行うと良いでしょう。

まずは、

  • 「どの程度汚れが付着しているのか」
  • 「どこに汚れが重点的に付着しているのか」

を鏡を見て確認しましょう。

次に舌の奥の方に軽くブラシをあて、手前に優しく動かします。

このとき、えづいてしまわないように舌を大きく前に出しブラシをあまり奥に入れ過ぎないようにしてください。

舌ブラシをする女性

また、舌磨きの際に数秒間息を止めるとえづくのを防ぐことができるはずです。

行ったり来たりを繰り返すのではなく、奥から大きく手前までなでるように動かしてください。

ブラシに付着した汚れを水道水で落としてから、舌ブラシに汚れが付着しなくなるまで繰り返します。

そのほか、歯ブラシや綿棒で舌をきれいにすることもできます。

舌の汚れが気になって1日に何度も磨きたくなるかもしれません。しかし、舌の粘膜を傷つけてしまうと傷から細菌がますます繁殖してしまいかねないので、やりすぎには注意してください。口臭予防のためにも舌ブラシの回数を抑えておくことが大切です。

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