2020年度から、小学校で英語が必修化となりました。
そのため、子どもに早くから英会話を習わせたいと考えている方が増えています。近年はグローバル化も進んでおり、将来子どもに英語を話せるようになってほしいと考えている人はたくさんいるはずです。しかし、いつから始めればいいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか？そこで今回は、英会話はいつから始めるのがいいかについてお伝えします！
いつから英会話を始めるべき？
英会話を始めるのにベストな時期は、3〜7歳頃だと言われています。
3〜7歳頃は、人間の耳が急速に発達する時期です。
また、1〜3歳頃は英語の発音を自然と吸収していく傾向があります。
この時期から英語の発音に触れておくのがおすすめです。
英会話は、子どもがやりたいと言った時に始めるのがベストです。
保護者のタイミングで始める場合は子どもが楽しめる学習内容かを確認しておくといいですね！
早期教育のメリット
早期教育のメリットは以下の通りです。
- 学習内容の吸収が早い
- 英語に対する抵抗感がなくなる
- 視野が広がる
- 積極性が向上する
早期に英語の勉強を始めるとさまざまなメリットがあります。
ここからは、メリットについて詳しく見ていきましょう！
学習した内容を早く吸収できる
子どもは、物事の吸収が早い特徴があります。
たとえばテレビで流れた歌や踊りを覚えたり、親の発言を覚えていて驚いたことがある方も多いでしょう。吸収するスピードが早い時期に英会話を始めると、効率的に学習できるはずです。
英語に対して抵抗感が少なくなる
島国である日本は、英語と接する機会があまりありません。幼少期から日本語のみで生活する環境が定着すると、英語に対して抵抗を持つ可能性があります。
一方、子どもの頃から英語に慣れ親しむことができれば、日本語と同じように英語も日常の中に溶け込んでいくはずです。日本語を覚えるのと同時に英語を学べるため、学校で英語を学ぶ時期も抵抗感は少なくなります。
世界的な視野を持てる
英会話を学んでいると、外国の文化や習慣に触れる機会があります。
テキストに載っている情報も見慣れているものとは違います。
外国人講師のあいさつの仕方やジェスチャーを見ると、国によってさまざまな表現方法があることを理解できるはずです。早い段階から異文化や多様性に触れると、世界的な視野を持てます。国際社会では、他を受け入れる柔軟性は欠かせません。
自然と身についた多様性への理解は、将来的に役に立つ感覚です。
積極性が向上する
英語は、感情表現や意見の伝え方がストレートな言語です。
早期に英会話を学ぶことで、自分の意見をはっきりと伝えられる積極性が育つでしょう。成長していくにつれて、普段使っている言語以外の言葉を使うのが恥ずかしいと感じる方もいます。
しかし、小さい時期から英語に親しんでいれば、さまざまなシーンで自信を持って英語を話せるようになりますよ！
[ad#ad-1]早期教育の注意点は？
子どもに英会話を始めさせる場合は、ストレスにならないように注意しましょう！
早期英語教育は、ほとんどの場合、子どもではなく保護者のタイミングで始めています。
将来困らないように英会話教室に通わせる、小さい頃から英語の曲を聞かせる、など、子どもの為を思ってしていることです。
しかし、一番大切なのは、子どもの気持ちではないでしょうか？
子ども自身が興味を持って英語を学ぶことは、英語力の向上に大きな影響を与えます。他の習い事でも、子どもが楽しみながら熱中して取り組めることは、成長スピードも早くなります。
子どもが楽しめるよう、まずは興味を持たせることに力を入れてみましょう。
また、将来の受験対策として英会話を小さい頃から始める方もいますが、早期教育が英語の成績に直結するとは限りません。
小さい子向けの英会話教室では、ゲームや音楽を通して学習することがほとんどです。
そのため、細かい文法は習いません。
受験の際は、細かい文法を理解していることが重要です。そのため、早期教育に力を入れても、受験に役立たない可能性があります。
受験には役立たないこともありますが、早期英語教育で基礎を学ぶことで、直感的に受験や英検に合格している方もいます。
まとめ
今回は、英会話をいつから始めるのがいいかについてお伝えしました。
小さいうちから英語に慣れ親しんでおくと、さまざまなメリットがあります。幼少期から英語が身近なものになっていれば、必ず将来的に役立つでしょう。
しかし、子どものためだからといって保護者が張り切りすぎると、逆効果になるかもしれません。効率的に英語を身につけるためには、子ども自身が楽しみながら学習できる環境を整えてあげることが大切です。いつから英会話を始めようか悩んでいた方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください！
