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抜け毛の対策に!どんなシャンプーを使うのが良い?

鏡を両手で持ち抜け毛が気になっている男性のイラスト シャンプー

抜け毛、特に男性にとっては悩みのタネになりますね。一度気になり出すと心配になりますよね。抜け毛のメカニズムから頭皮や髪の毛のケアをするためのシャンプーまで、幅広く知識を得て抜け毛を防ぎましょう。

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そもそも抜け毛はなぜ起こる?

そもそも、なぜ髪の毛は抜けるのでしょうか。実は、髪の毛はずっと生えているものではなく何度も生え替わっているのです。この生え替わりの周期をヘアサイクルと呼びます。

髪の毛は2~6年成長した後成長を止め、退行期休止期と4,5五ヶ月過ごした後、また成長期に移行します。この成長期に移行する時に古い髪の毛が抜け、新しい髪の毛が生えてくるため、抜け毛が発生するのです。

毛髪サイクル

抜け毛の本数は1日に50~100本程度と言われており、意外にも多くの髪の毛が抜けています。なかなか抜けた髪の毛の本数を数えることはないかもしれませんが、抜け毛が1日に100本を超えてくると多いと判断してください。

これは、本来2~6年成長するはずの髪の毛が、すぐに退行期、休止期と移行してしまうことで起こります。

そのため、

  • 細い毛髪の抜け毛が目立つようになった
  • 髪の毛が薄くなってきた
  • 髪の毛にボリュームがなくなった

と感じた場合はすでにヘアサイクルが乱れている可能性があります。

このようなヘアサイクルの乱れは、加齢遺伝によるものに加え、ストレス不規則な生活、薬などによる影響があります。特にストレスは現代人と切れない問題であり、円形脱毛症などにつながることもあります。

また、食生活が乱れている人は栄養不足になりやすく、髪の毛が育つのに必要な養分を摂取できていないこともあります。頭皮の問題は見えるところだけではなく、見えないところにも問題があるのです。

抜け毛対策はシャンプーが基本 

抜け毛対策をするために、髪の毛ばかりに目がいってしまうかもしれません。しかし、髪の毛自体と言うよりも、髪の毛が生えてくる頭皮自体のケアがとても重要になります。頭皮というのは皮脂がよく分泌されており、日々ケアしないと毛穴が詰まる原因になります。

毛穴が詰まると髪の毛が育つのを妨げますし、根毛の固定力が弱くなってしまいます。これらは、

  • 男性ホルモンの過多
  • 頭皮の洗浄不足
  • ストレス
  • 偏った食生活
  • 不規則な生活習慣

が原因です。特に頭皮は他の場所の皮膚と比べ皮脂量が多いため、毎日のシャンプーでしっかりと汚れを落とさなければすぐに毛穴が詰まってしまいます。

また、逆に洗いすぎた結果、頭皮の皮脂が極端に少なくなってしまい、フケが大量に出る場合もあります。そのため、シャンプーはやり過ぎないよう、1日1回で十分ということを頭に入れておきましょう。

朝晩にシャワーを浴びる、入浴する人というは、毎回髪を洗うのではなくお湯で流すだけにするなど注意が必要です。シャンプーには色々な種類がありますが、基本的には汚れや皮脂を落とすことが目的です。

3種類のシャンプーは何が違う? 

シャンプーにもいくつか種類があり、よく使われているのが

  • 高級アルコール系
  • 石鹸
  • アミノ酸系

の3つです。

高級アルコール系

高級アルコールとは化学の世界で使われる言葉で、炭素の数による分類上の言葉です。そのため、価格が高いという意味ではありません。高級アルコールの特徴としては油性に近い性質を持ち、洗浄力も高くなります。

しかし、洗浄力が高いと言うことはそれだけ皮脂や汚れを根こそぎ落としてしまうことになります。使いすぎると頭皮が乾燥してしまい、逆効果になってしまうので注意が必要です。比較的安価なことが多く、気軽に試すことができるのは嬉しいメリットです。

石鹸

次に、石鹸シャンプーについてです。文字通り石鹸で行うシャンプーなのですが、皆さんも石鹸で髪の毛や顔を洗った時にきしんだり突っ張ったりした経験はありませんか?石鹸は強いアルカリ性のため、洗浄力は格段に高くなります。その分皮脂汚れは落ちやすくなりますが、落としすぎてしまうのも事実です。

一般的にシャンプーとして売られているもののように、シリコンなどのコーティング剤も入っていないのでどうしても髪の毛はきしんでしまいます。そのため、使用感の悪さから使う人が少ないのです。

アミノ酸系

最後に、唯一アルカリ性でないアミノ酸系シャンプーについてです。こちらはアルカリ性でないため洗浄力は劣りますが、その分低刺激で皮脂の落としすぎを防ぐメリットがあります。

肌の弱い方にはアミノ酸系シャンプーがオススメですし、また、乾燥肌の人にも皮脂を落としすぎないことから保湿効果もあり、オススメできます。

デメリットとしては、落とさなければならない汚れや皮脂を落とすことができない場合もあることでしょう。どうしても洗浄力が低いため、皮脂や汚れが残ったままになり毛穴を詰まらせてしまうことにつながります。

これが逆に抜け毛を引き起こしてしまうかもしれませんし、一概に洗浄力が強すぎないと良いことだらけとは言えません。

育毛効果のあるシャンプーとは?

一般的に育毛シャンプーと呼ばれるものは、なぜ育毛という言葉がついているのでしょうか。

実は、育毛シャンプー自体に髪の毛を育てる効果があるのではなく、

髪の毛がしっかりと育つように頭皮の環境を整えるためのシャンプー

という意味なのです。頭皮に溜まった過剰な皮脂や汚れが成長期の髪の毛に悪影響を与えるため、頭皮を適切な環境に保つことが一番の育毛と言えるのです。

まれに育毛剤ほどではないものの、髪の毛が成長するような成分が配合されているものもあります。髪の毛にも栄養が必要なため、ホホバオイルやノコギリヤシ、ニンニクエキスなどを配合した育毛シャンプーがあります。

ホホバオイルにはビタミンが多く、保湿作用があります。

ノコギリヤシには男性ホルモンの生成を阻害する作用があるので、抜け毛予防には効果的です。

ニンニクエキスケラチンが多く含まれていますし、炎症を抑える効果があります。

ところで、過剰な脱脂は逆に頭皮に悪影響を及ぼす可能性があるため、育毛シャンプーの多くは弱酸性となっています。しかし、頭皮の皮脂が多い人向けのものにはアルカリ性のものもあるので、購入の際にはアミノ酸系であるか確認した方が良いでしょう。

シャンプーに使い方が載っている場合はまずその使い方を試してみるとともに、皮脂を落とそうと洗いすぎてダメージを与えてしまわないよう注意しましょう。

失敗しないシャンプーの選び方!

ヘアーケアアイテムのイラスト

では、自分に合ったシャンプーはどのように選べば良いのでしょうか。まず、ベースとなる洗浄成分に注目しましょう。

アルカリ性である高級アルコール系、石鹸系は皮脂が多めな人に向いています。洗浄力が高く、比較的安く売られているため入手しやすいこともメリットです。ただし、石鹸系は髪の毛がきしんでしまうことに慣れるのに時間がかかりますので、一度使っただけで判断しないようにしましょう。

対して、アミノ酸系は洗浄力が弱いものの皮膚には優しく、乾燥肌の方や肌が弱い方に向いています。

抜け毛が気になりだした方は、普通のシャンプーではなくスカルプシャンプー育毛シャンプーを使ってみたくなるでしょう。このようなシャンプーは基本的にアミノ酸系の洗浄剤が入っていますが、中にはアルカリ性の洗浄力が強いものもあります。

育毛の観点から見ると、頭皮に刺激が強いものは避けるべきなので、成分表示を確認して選ぶ必要があります。

また、メンズ用シャンプーといったような、育毛シャンプーとはまた違ったたぐいのシャンプーにも注意です。通常、女性よりも男性の方が皮脂量は多いため、メンズ用シャンプーは洗浄力が強いものが多く存在します。

ですから、育毛成分配合などと書かれていても安易に使うのではなく、まずは洗浄成分を確認しましょう。

育毛シャンプーはすぐに効果が現れるものではなく、頭皮の環境が変わって髪の毛の成長が良くなるまである程度期間が必要です。また、効果の現れ方も個人差があるため、使ってすぐ効果の有無を判断せず、せめて1本使い切ってみてから判断しましょう。

シャンプーは正しい方法で使おう!

折角良いシャンプーを使っても、洗い方や使用方法が間違っていたら台無しです。なによりもまず、ちゃんとした頭皮の洗い方を覚えておきましょう。

最初のステップとしては、頭皮を洗う前のブラッシングです。お湯をかける前にブラッシングにどんな効果があるかというと、髪の絡まりを解いて抜け毛を少なくするためです。

髪の毛が絡まったまま洗髪すると、周りの髪の毛に引っ張られて余分な髪の毛まで抜けてしまうなどの被害が出てしまいます。そのため、髪の毛が短い方には必要ありません。

次に、お湯で頭全体を濡らし、軽く手ぐしをしながら汚れを落とします。簡単な汚れはこれだけで落ちるので、シャンプーの効果を十分発揮させるためにも、頭全体が濡れるよう丁寧に行いましょう。

頭全体を濡らした後、主役のシャンプーの登場です。シャンプーは手に取り、軽く泡立ててから髪の毛につけて洗います。その時、爪で洗うのではなく、指の腹で洗うようにしましょう。爪でこすると頭皮が傷つき、炎症を起こし抜け毛の原因となります。

シャンプーで洗うのは髪の毛ではなく頭皮というイメージで、マッサージをするように洗うのがコツです。

頭をゴシゴシ洗う男性のイラスト

洗髪した後はしっかりとお湯ですすぎ、シャンプーが頭皮に残らないよう注意します。頭皮を洗うシャンプーも、残ってしまっては頭皮に悪い影響を与えてしまいます。泡がなくなってもしばらくは流すようにしましょう。

その後はしっかりとタオルで水気を取り、すぐにドライヤーで髪の毛を乾かします。濡れたままでは雑菌も繁殖しやすく頭皮のトラブルを招きやすいので要注意です。できるだけ早く乾かしましょう。

とはいっても、乾かしすぎると頭皮の乾燥を招くので完璧に乾かすのでなく少し根元がしめっている程度で大丈夫です。

育毛剤との併用も効果を期待できる?

育毛剤を塗布する男性のイラスト

髪の毛が薄くなり出したら使いたくなるのが育毛剤ですね。シャンプーとの併用でより効果を期待できるでしょう。育毛剤には色々な成分が入っていますが、それぞれ頭皮や髪の毛に浸透して効果が発揮されます。

一般的な育毛剤に含まれている成分はいくつかあり、

  • 血行を促進する目的のミノキシジル唐辛子エキスセンブリエキス
  • 栄養補給を目的とした亜鉛ビタミン
  • 皮脂の過剰分泌を抑制するビタミンチオキソロン
  • 毛母細胞の活性化を促進するビオチンパントテン酸カルシウム

などが有名です。いずれも髪の毛が成長するために必要なものを配合しており、目的は頭皮の環境を改善したり髪の毛の発育を促進したりするためです。

しかし、育毛剤もシャンプーと同じく効果が出るまでには時間がかかるうえ、効果の現れ方にも個人差があります。

早くて3ヶ月、通常は半年くらい待てば

  • 抜け毛が少なくなる
  • 細い抜け毛が少なくなる
  • 髪の毛にボリュームが出る

などの効果が現れます。

自分に合う成分がなにかというのは試してみないと分かりません。色々試してみて、そもそも肌に合わないのであればすぐに使用を中止しましょう。

生活習慣の見直しも抜け毛予防に大切!

以上ご紹介してきたように、自分に合ったシャンプーを使いながら正しい洗浄方法を行っていれば、いずれ抜け毛は減少します。しかし、髪の毛の問題だからといって髪の毛のケアばかりに気を取られてしまってはいけません。

髪の毛には成長するための栄養が必要ですし、不規則な生活で体内のリズムが乱れていてはヘアサイクルも乱れてしまいます。特にタバコを吸われている方は要注意です。タバコは毛細血管を収縮させるので血液の流れが悪くなってしまいます。

頭皮には毛細血管が張り巡らされており、その毛細血管を通して髪の毛に栄養を補給しています。そのため、日頃からタバコを吸われている方は常に髪の毛が栄養不足となっていると考えた方が良いでしょう。

また、食べ物も重要です。髪の毛はケラチンというタンパク質を主として構成されており、このタンパク質が十分にないと髪の毛は育つことができません。また、材料となるタンパク質がたくさんあっても、それらを合成する亜鉛や、亜鉛の働きを助けるビタミンがないと結局髪の毛は育たなくなってしまいます。

抜け毛の対策に!どんなシャンプーを使うのが良い?のまとめ

なにかをすれば良い、何かを食べれば良いというのではなく、常日頃から規則正しい生活をして、十分な頭皮ケアを行うことが重要なのです。

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