好きな時に好きな動画が観られるVOD(ビデオ・オン・デマンド)を楽しんでいる方が増えています。1,000円以下の定額で自分の好きな映画やアニメやスポーツの名勝負が好きなだけ視聴できるのです。
VODが人気だけに、インターネットには動画配信サービス会社が数多くあり、さまざまなチャンネルを用意しています。今回は、VOD会社とそのサービスチャンネルについて紹介します。
チャンネルとは?
ITや放送関連で使用されるチャンネル(channel)は、データを電送する経路を表す言葉です。コンピュータ本体と他の周辺機器間との、データ送受信を行うための電送路を指す場合にもチャンネルを使用します。
チャンネルにはさまざまな種類があり、無線通信技術においてチャンネルというケースは、通信用に割り当てられた周波数帯域を指します。地デジテレビのチャンネルがその代表です。
最近はインターネットの普及で動画配信のサービスが増え、チャンネルも増えています。アニメ専門チャンネル・時代劇チャンネル・洋画チャンネル・エンタメチャンネルなど、配信される動画の内容を一括りにしてまとめ、チャンネルとして区分けされるケースもあります。
VOD(ビデオ・オン・デマンド)とは?
VODとは、好きな時間に好きな番組を視聴できる動画配信サービスです。VODには、洋画・邦画・アニメ・エンタメ・ミュージックビデオなど、さまざまな映像コンテンツがあります。
パソコンやスマホで簡単に視聴でき、インターネットに接続可能であればテレビでの視聴も可能です。
VODの魅力
VODの魅力は、自部の都合で観たいときに、好きな動画が思う存分観られる点です。わざわざレンタルビデオ店に行く必要もなければ、返却する手間もありません。
また、出先でもスマホで視聴ができ、タブレットやパソコンにだけでなく、ネット環境が整ったテレビでの視聴も可能です。さらに移動中でも動画が楽しめます。現在のVODは3種類の形態があります。以下でそれぞれの特徴を紹介します。
「AVOD」は無料で視聴できる
AVODは「Advertising Video On Demand(アドバタイジング・ビデオ・オン・デマンド)」の略です。動画のスタート前や途中に広告を流すことで、無料で動画が視聴可能になる配信サービスです。利用者は無料で動画を観るメリットがあります。AVODの代表は「YouTube」や「TVer」、「ABEMA」などです。
「SVOD」は定額制の動画配信サービス
SVODとは、「Subscription Video On Demand(サブスクリプション・ビデオ・オン・デマンド)」です。
「定額制の動画配信サービス」で、利用者は定額料金を支払い、好きなだけ動画を視聴することが可能になります。「Netflix」や「Hulu」、「DAZN」など、動画配信サービスの大手はSVODシステムが主力です。
「PPV」は課金制の動画配信サービス
PPVとは「Pay Per View(ペイ・パー・ビュー)」で、「有料視聴制動画サービス」です。視聴する作品毎に課金されるシステムで、本当に観たい動画だけ選んでみ無駄はありません。
[ad#ad-1]VODの主なチャンネル
VODを配信している会社は多く、それぞれ得意の分野があります。また、テレビ局も自社の過去の作品を中心に配信する、系列会社やシステムを持っています。
VODにはさまざまなコンテンツが存在しているだけに、そのような中から人気のチャンネルを選び紹介しましょう。
映画チャンネル
映画チャンネルでは国内外の映画が観られます。
レンタル店でもめったに置いていないような古い名画を視聴することも可能です。また周りを気にせず、中年男子が青春純愛映画を選ぶことも、女子高生がハードなアクション映画を観ることもできます。
さらに、真の映画ファンで映画をよく見るという方には、基本見放題だけにおすすめのVODチャンネルです。VODの映画チャンネルは不朽の名作から、きわめてコアで熱烈なファンが愛する作品まであります。
アニメチャンネル
日本が世界に誇るアニメ、そのようなアニメに特化したチャンネルは日本のみならず、海外でも人気です。アニメに特化しているだけに、圧倒的なコンテンツ数でマイナーながらコアなファンが多い作品も視聴できます。
ただし、配信会社によりアニメが限定されるケースもあり、自分が観たいアニメの配信があるか事前にチェックしておきましょう。確認方法は配信会社の公式サイトの検索欄で、希望するアニメ作品の情報を入力するだけで確認できます。
テレビドラマチャンネル
テレビドラマには名作が多くあります。
テレビの放送局系列の動画配信サービスでそのような名作が視聴できます。しかもほとんどの作品でCMは流れません。
スポーツチャンネル
スポーツ専門の動画配信サービスはコアなファンがいるチャンネルです。
日本では野球やサッカーが人気の高いスポーツですが、世界規模でみればアメフト・バスケット・テニスなど他にも人気スポーツがあり、VODで配信されています。しかも、ビッグイベントになるとタイムリーに放映されることもあります。
また近年、野球や国内サッカーなどがサブスク型のVOD配信に移行しているため、VODでスポーツを楽しむファンが増えているのです。
まとめ
VODの市場は年々拡大しています。また配信するチャンネルも種類が増え、マイナーな市場にも応えられるようになってきました。多忙な現代人にとって、新たなトレンドや知識を吸収しなければいけませんが時間は不足がちです。
VODはマイペースで自分の好みの時間に視聴でき、最新の情報が得られます。VODを賢く使って、便利で有意義な生活を楽しみましょう。