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口臭を予防する食べ物13選!これで口臭は解決!

予防

口臭は歯磨きなどをして、ケアをしていても気になってしまうときがありませんか?口臭ケアをしても効果が実感できないのは、普段の食生活に問題があるからかもしれません。ここでは口臭を予防に繋がる食べ物や飲み物などをピックアップしていきます。

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口臭の原因になる食べ物は?

口臭とは言っても、食べることによって臭いを発してしまう食べ物があります。特に臭いの強いにんにくなどは、人に会う前に食べることは控えたいと思う方は多いのではないでしょうか。これらの食べ物が口臭の原因になるのにはそれぞれ理由があります。口臭の原因になりやすい食べ物を3つについて解説いたします。

にんにく

実は口臭としての臭いと、毛穴から出る臭いという2種類があります。会話をせずとも、なんとなくにんにくの臭いがするときなどは体臭の場合です。

臭いが発生してしまうメカニズムについてですが、実はにんにくそのものには臭いがありません。にんにくの臭い物質の元であるアリインが酵素の働きでアリシンという物質になります。このアリシンが口臭などの臭いの元で、体内で分解される際にアリルメチルサルファイドという物質に変わります。アリルメチルサルファイドが毛穴から出るにんにくの臭いというもので、かなり強烈な臭いを発します。

そのため、この物質が体外に排出されるまでは常に臭いを発し続けているということになります。また、やっかいなのがこの物質は胃の中ではなく血液中に流れて体内を循環することです。そのため、口臭だけでなく体臭にもつながってしまいます。つまり、胃の中の臭いを消すようなものを使っても効果が薄いといえます。

ネギ

ネギの臭い成分もにんにくと同じくアリシンです。そのためネギを食べた場合も、臭い成分が体外に排出されるまでは臭いが残りがちです。にんにくよりも少し良い点は、ネギは白い部分よりも青い部分の方がアリシンの含有量が少ないということです。そのため、青ネギの場合は比較的口臭の程度がましといえるでしょう。

ニラ

ニラも臭いの原因はアリシンです。しかしこのアリシンは実は熱にかなり弱いという性質を持っています。そのため、生で食べることもあるにんにくやネギと比べ、ニラの場合は加熱して食べることが多いため、比較的臭いは弱くなると考えて良いでしょう。アリシンは酵素と反応すればするほど発生するので、ニラを切る段階でなるべく細かく切り、加熱してアリシンを分解してしまえば臭い対策にもなります。

さらにアリシンは油に強いという特性があるので、油と一緒に調理すると分解されにくくなります。なるべく油を使わないか、できるだけ細かく刻むことでアリシンが反応しやすいようにしましょう。

口臭の原因となるアリシンも悪いことばかりではありません。アリシンには疲労回復効果があります。疲れているときはにんにくを食べたくなるときがあるのではないでしょうか。そのほかにも血糖値を抑制してくれるので糖尿病の予防には最適です。また血行促進効果もあります。

これはアリシンが血液中に流れて全身に運ばれることを助けているようにも感じてしまいがちです。しかし実はアリシンではなく加熱によってアリシンが変性したアホエンという物質によるものです。つまり、アリシンは加熱さえしてしまえば体に良い影響を与える効果が期待できる成分なのです。

さらに殺菌効果もあり、腸内の環境を整えてくれる優れものです。しかしアリシンが腸内にあるとどうしても口臭の原因ともなりますので、ケースバイケースで摂取するタイミングを検討することが大切でしょう。このような食材は、少量を適切に取ればメリットがメインになります。

「おいしいから」「疲れているから」という理由で大量に取ってしまうと口臭の原因になったり、場合によっては体調を崩したりする原因になります。

口臭予防に!試してみたい食べ物13選!

口臭を予防するにはどのような食べ物を意識して食べれば良いのか気になる人も多いでしょう。知識として頭に入れておくだけで口臭対策が期待できます。ここでは口臭予防に試してみたい注目すべき13の食材について紹介します。

梅干し

梅干しを食べると唾液が出てきます。口内が乾燥していると菌が繁殖しやすく、それが口臭の原因となります。唾液には殺菌効果があり、さらには梅干しに含まれているクエン酸にも殺菌効果があるので、臭いの元となる口内の菌を殺すことができます。

ちなみに、この梅干しはできるだけ酸っぱいものを選びましょう。甘い梅干しでも唾液は出ますが、酸っぱいものの方がより唾液の分泌量は多くなります。

りんご

果物で口臭予防という驚きがあるかもしれません。鍵となるのはポリフェノールと食物繊維です。ポリフェノールには臭いの元となる物質と結合して無効化してしまう効果が期待できます。口内に残った臭い物質に直接効果があるうえ、体内に入ってからも効果があるので即効性遅効性の両方を兼ね備えています。

また、食物繊維には腸内環境を整える働きがあるので、いつまでも臭いの元となる物質が体内にとどまることを防いでくれます。注意しなければならないのは、ポリフェノールは皮に多く含まれていることです。なるべく生のまま皮ごと食べることが効果的といえそうです。

また、リンゴジュースなどはポリフェノールや食物繊維がそれほど含まれていないこともあるのであまりおすすめしません。

めかぶ

肝となるポイントはめかぶのヌルヌル成分です。めかぶのヌルヌルには、食物繊維の一種であるフコイダンが含まれています。これは臭い物質を包み込み、そのまま体外まで持っていてくれる効果があります。また、アルギン酸という物質も含まれており、これはフコイダンと同じ働きに加え、唾液の分泌を促進する効果があります。

しかし、噛まずにすぐ飲み込んでしまってはこの効果が薄れてしまうので注意が必要です。

納豆

「納豆自体が臭いの原因になるのでは?」と感じた人も多いかもしれません。確かに、納豆は口臭の原因となってしまうのですが、納豆に期待するのは納豆に含まれる納豆菌、食物繊維、オリゴ糖です。納豆菌には腸内の悪玉菌を減らすという効果があります。

さらに、オリゴ糖と食物繊維の組み合わせは善玉菌を増やす効果があり、腸内環境を整えてくれます。そのため、納豆を食べてすぐの口臭を除けば、逆に口臭の原因となる腸内環境の乱れを正してくれる良い食べ物なのです。納豆の臭いは食後すぐであれば臭ってしまうので、人と会う前には避け、毎日までは言わずとも定期的に食べることが大切です。

ヨーグルト

ヨーグルトにはよく耳にする乳酸菌が大変多く含まれています。乳酸菌は悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす働きがあるので、腸内環境が整い臭いの元となる物質が生じにくくなるのです。また口内自体の殺菌作用もあるため、一石二鳥な食べ物といえます。

ごぼう

ごぼうは根菜であり、食物繊維が豊富にあります。食物繊維は腸内にある悪玉菌を体外に排出したり、臭いの元を包んで体外に排出したりしてくれます。また、オリゴ糖も含まれているので善玉菌を増やす効果も期待できます。悪玉菌を排出して善玉菌を増やすことが望めるので、すばらしい食べ物といえるでしょう。

海藻類

わかめや昆布などの海藻類アルギン酸ナトリウムという物質が多く含まれています。これは体内でゼリー状となり、臭いの元を包み込んで体外に排出してくれます。また発がん性のある物質も排出されるといわれているため、健康のためにも期待できる食べ物です。

緑黄色野菜

緑黄色野菜には、抗酸化作用のある成分が多く、口内の菌が酸性になるのを防ぐ働きがあります。また、食物繊維も豊富なので腸内環境を整える働きもあります。

スルメ

これはスルメそのものの効果というよりも、その食べ方に効果があります。スルメはどうしても噛まなければ食べられないものなので、唾液の分泌を促進します。唾液には口臭を抑える効果があるため、結果的にスルメを食べることは口臭予防に繋がるということなのです。

さつまいも

さつまいもが口臭予防?」と疑問に感じるかもしれません。しかし、さつまいもにはポリフェノールが多く含まれています。これは、抗酸化作用を持つため臭いの元になる物質が臭いを発することのないよう防いでくれます。また食物繊維も豊富なので腸内の臭いの物質を体外へ排出してくれます。

キウイ

こちらも果物ですが、りんごとは違った働きをします。キウイは、口臭の原因となる舌苔を分解することが期待できます。舌苔は口内の菌の住処となり、特に悪臭を発生させます。菌の住処をなくすという根本の対策は大変効果的な予防策です。

みそ汁

みそ汁は発酵食品である「みそ」を使っているため、腸内環境の改善に良く、さらに口内の食べかすなども残らず落とすことが期待できます。日本食というのは口臭を予防の効果も含まれた良い食事形態です。

ハーブ類

ハーブ類は独特な香りを持つものですが、その香りでごまかすのではなくしっかりとした働きがあります。それは、消化を助けるというものです。消化が促進されると腸内のものがどんどん排出されますから、臭い物質があれば当然早く体外に排出されてしまいます。

臭いを抑えるというよりも、体外に排出してしまうことを促進するという働きです。特に、ミントには殺菌作用もあるので口内の口臭予防にもなります。

飲み物で口臭予防できるものは?

口臭予防が期待できるものは食べ物だけではありません。飲み物でも予防になるものがあります。ここでは口臭予防できる5つの飲み物について解説いたします。

牛乳

牛乳はタンパク質が多量に含まれています。このタンパク質は物質を包み込む働きがあるため、例えばにんにくのような強い臭いを放つ食べ物を包んで臭いが拡散しないようにしてくれるのです。そのため、牛乳は食事中や食事後すぐに飲んで臭いを防ぐことが大切といえます。

しかし気をつけなければならないのは牛乳にも独特な臭いがあることです。タンパク質は菌の大好物のため牛乳を飲んだ後は軽く口の中をすすぐなどして対策をしましょう。

紅茶

紅茶にはポリフェノールが豊富に含まれており、歯周病予防に効果的といわれています。歯周病は多くの方がかかっているといわれていますが、歯周病菌は口臭の原因でもあります。臭いの強い食べ物を食べたわけでもないのに口臭がするという方は注意が必要です。

紅茶には、メチルメルカプタンという口臭の原因になる物質の働きを抑制する効果があります。そのため、食後やおやつのときに紅茶を一緒に飲むことは理にかなったタイミングといえるでしょう。

緑茶

緑茶にはカテキンが豊富に含まれています。カテキンには殺菌作用があり、口内の菌や腸内の悪い菌を殺してしまいます。特に急須で入れた場合はよりカテキンがより多く抽出されるので、なるべく市販のペットボトルよりも急須で入れたものにしましょう。

ウーロン茶

ウーロン茶にはウーロン茶独特のポリフェノールが含まれており、歯垢や歯石予防の効果に期待ができます。歯垢や歯石は口臭の原因となるため、それの付着を防ぐことができるのは口臭予防に効果的です。また、ポリフェノールということで殺菌効果もあります。

青汁

青汁の原料の代表的格ともいうべき野菜のケールですが、ケールには食物繊維が多量に含まれています。食物繊維は腸内の悪玉菌を体外に排出してくれるので、便やおならが異常に臭うという際は、積極的に摂取するようにしましょう。また、多くの野菜からなる青汁はクロロフィルカテキンなどが含まれており、消臭や抗菌作用も持っています。

口臭だけでなく、健康面でもメリットが多いため、いろいろな角度から口臭予防ができるのは青汁の強みです。

口臭予防に繋がる食事の方法!

食べ物や飲み物で口臭を予防しても、その食べ方に問題があればどれだけ口臭予防に効くものを食べても効果は低くなってしまうでしょう。一番簡単で効果が期待できる口臭予防は唾液の特性を理解して食事を摂ることです。食べ物を大きく切ることで、噛む回数を増やし唾液の分泌を促進することも対策のひとつです。

あるいは、食べ物が大きいことに抵抗がある方は、噛む回数が多くなるスルメやガムなどを食べるようにしましょう。どちらにしても噛む回数が多くなれば問題ありません。

ほかにも食後の行動にも注意です。口内に食べかすが残っていては口臭の原因になるばかりか、虫歯などほかの病気の原因になります。口をゆすぐなども良いですし水を飲むこともおすすめです。

唾液は体内の水分量が十分でないと分泌量も減少しがちです。十分唾液が分泌されないと口内が乾燥し、菌が繁殖しやすくなります。なるべく唾液がしっかりと分泌されるような環境作りが大切です。

また、食事としては洋食よりも和食の方が良いでしょう。ファーストフードをはじめとする洋食は比較的柔らかい食事が多く噛む回数は減ってしまう傾向にあります。このような食事を控えることで噛む回数はグンと増えるでしょう。

また料理をする場合は味付けを濃くしすぎないこともおすすめです。味が濃いとその味で満足してしまいすぐに飲み込んでしまいがちです。そのため、できるだけ野菜の甘みや食感を楽しみながら食事できるよう薄味で、特に醤油や砂糖などの塩分、糖分を控えるようにしましょう。

食材以外にも気をつけるべきことは、別のことをやりながら食事をしないということです。テレビや携帯をみながら食事をする人が多い傾向ですが、これでは食事に集中できないため、噛む回数は大きく減少してしまいます。

口臭予防となる食事の方法はすべて噛む回数を今よりも多くするための方法なので、まずはどれかひとつでも実践してみると良いでしょう。

知っておきたい口臭の基礎知識!

口臭は食べ物や飲み物で対策ができることは理解できたでしょうか?一方で、口臭に関する基本的な知識も重要です。口臭には3つの原因があるのでご紹介いたします。

病的口臭

病的口臭は、虫歯や歯周病、糖尿病などにより口臭が発生している状態のことです。

そもそも虫歯などが口臭の原因であれば、治療しなければ口臭は治りません。いくら飲み物でごまかそうとしても原因がまったく異なるので効果は期待しにくくなります。虫歯の場合は空いた穴に食べかすがたまって臭いを発したり、そもそも歯が溶けることによって臭いを発していたりしてしまうのです。

歯周病は別名歯槽膿漏とも呼ばれ、ひどい場合は膿ができることがあります。そのため口臭の原因となってしまうことがあります。

糖尿病の場合は、これ自体が口臭の原因となるのではなく、糖尿病の影響で唾液の分泌が少なくなることが口臭の原因になります。唾液の分泌量が少ないと口内が乾き、菌が繁殖しやすくなり、臭いを発するようになるのです。

外因的口臭

外因的口臭は、

  • タバコ
  • お酒
  • 食べ物や飲み物

など、外から摂取したものによる口臭のことです。

タバコは、吸うことにより舌苔がつきやすくなります。舌苔は菌の住処となるので、タバコそのものの口臭に加えて、さらに口臭が発生する場所を増やしてしまうことになります。また、喫煙中は口内も乾燥しますので、菌が繁殖しやすい環境が整ってしまい口臭の原因となります。

お酒はアルコールが分解されてアセトアルデヒドになったときに悪臭として体外に出ることがあります。これも口臭のひとつです。

生理的口臭

生理的口臭

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 疲労
  • 空腹
  • 加齢

などが原因で起こるものです。どうしても年を取ると唾液の分泌量が少なくなるなど、体の機能が低下していきます。加齢によるものは避けられませんが、ストレス、睡眠不足などは意識すれば改善できるものです。

空腹時やストレスがかかると唾液の分泌量は減少していきます。口内が乾燥していくと菌が繁殖しやすくなってしまいます。これらは食べ物や飲み物でカバーすることもできますが、根本の原因が改善しない限りはごまかすだけの口臭予防となってしまいます。

口臭を気にすること自体がストレスにもなりますので、長期化させないためにもストレスや睡眠不足などは改善しましょう。

毎日の食べ物にちょっとした変化を!

口臭にもさまざまな原因があります。そもそも体の不調や病気が原因であれば、いくら食べ物や飲み物に気をつけても効果は減少してしまいます。ただ、多くの場合は偏った食生活や生活リズムの乱れ、喫煙、飲酒などによるものが原因です。これらの場合は食生活を見直しながら、新たに口臭予防ができる食べ物や飲み物を取り入れていくことで改善が期待できます。

特に冒頭で紹介したアリシンは大量に取ってしまうことでひどい口臭の原因となってしまいます。少量であれば体に良い恩恵をたくさん受けられるので、完全に食べないようにするのでなく、ケースバイケースで摂取する方が良いでしょう。

また、これまでファーストフードやカップラーメンなどの食生活だった人は、いきなりすべての食生活を一気に変えることは難しいでしょう。今までの食事に生野菜を追加するなど、できることから始めていくとストレスも少なくてすむでしょう。りんごなど果物も口臭予防に効果的ですから手軽に食生活に取り組みやすい傾向といえます。

ほかにも飲み物を水やジュースから紅茶やウーロン茶に変えるなどもおすすめです。無理なく自然と食生活を変えることに繋がります。すべてをいきなり変える必要はありません。少しずつを積み重ねていき、最終的に目指すべき食生活に変わればOKです。

口臭を予防する食べ物13選!これで口臭は解決!のまとめ

今まで口臭を気にしていなかった方も、実は周りの方が気づいていたにも関わらず、指摘しにくいために言われなかっただけかもしれません。年齢とともに口臭はだれにでも悩みの種にもなりがちです。薬やサプリメントだけに頼るのではなく、できるだけ普段の食生活で改善していきましょう。これらは口臭予防だけでなく結果的に健康へと繋がることが期待できます。まずはひとつだけでも食生活に取り入れて口臭対策をしてみましょう。

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