目の下のくまの原因は血行不良と色素沈着といわれていますが、ぐっすり寝ても目の下のくまが取れない場合がありますが、自分で簡単に取る方法はあるものでしょうか?またすぐに対策したい時には化粧品で隠すのが一番です。
目の下のくまはとても目立ってしまい相手に「疲れている」印象を与えてしまいます。このくまができる原因はいくつかありますので、その一つ一つを解消していき治す必要があります。また目の下のくまをすぐに隠すには化粧品が一番簡単ですが、使う色には注意が必要です。
目の下のくまができる原因は?
目の下にクマが出来る原因は様々で、そのクマの種類も様々なのですが、よくあるクマの原因としてあげられるのが、「色素沈着」と「血行不良」によるものです。
目元にできてしまったメラニン色素が擦られたりすることによって、皮膚がダメージを受けてしまいクマになります。これはシミやくすみの仲間で例えば目をゴシゴシと擦る癖があったり、アイメイクを落とさずに寝るなどを繰り返してしまうと、色素沈着を起こしてしまい茶色いクマができてしまうのです。
また、血行不良によるクマができている人も多いです。
言葉のとおり血の巡りが悪くなったせいでできてしまうクマで、色素沈着の場合と違い青っぽく見えるのが特徴です。
睡眠不足や冷えが原因で血の流れが悪くなり、血液が留まってしまうため、青黒く見えてしまうのです。
他には、加齢などによるタルミが原因で、目元の皮膚が下がり影ができてしまうことによるクマもあります。
目の下のくまを取る方法は?
今注目されているのが「カシスポリフェノール」です。
カシスポリフェノールには抗酸化作用や眼の疲労改善の効果があるため、眼の疲れをとりお肌自体を若々しく保つ効果があります。
また、最近の臨床試験でわかったことがあります。
それは疲れや冷えからくる血流の悪さを改善してくれるというものです。それにより血行不良が原因でできたクマを薄くすることが出来るそうです。
また、冷えや乾燥と向き合うことも大切です。冬になってくると、お肌はどうしても冷えや乾燥に直面します。
水分が失われ機能が低下してしまったお肌が刺激を受けることにより肌荒れし、色素沈着してしまうのです。冷えてしまうことにより血行が悪くなる場合も新陳代謝が落ち、結果的に肌荒れの原因となります。
それを防ぐにはパックなどで保湿をしっかりし、乾燥させないことがとても重要です。
毎日しっかりケアすることでクマは改善されるのです。
隠す時のおすすめ化粧品と方法は?
目の下のクマを隠すのに多く使われているのが「コンシーラー」です。
コンシーラーのつけ方ですが、口紅のようにベチャッと伸ばしてつけてはいけません。そんなつけ方をしてしまうと、時間とともにヨレが出てしまい、余計にシワやクマが目立ってしまいます。
コンシーラーをつける時は何ヶ所かに点々と置き、指先で「トントントン」と叩いて馴染ませるようにします。叩き込むことによって肌にしっかりと馴染んでくれるでしょう。
コンシーラーも部分用ファンデーションなので、その後のファンデーションは無くてもいいですが、パウダーなどをする場合は軽く押さえる程度でいいでしょう。コンシーラーの色の選び方ですが、クマの種類に合わせて選ぶことが重要です。
色素沈着によるクマにはイエロー系のものを血行不良によるクマにはオレンジがかったものを使用すると、より綺麗にクマを隠すことができるでしょう。
[ad#ad-1]取れない時には皮膚科に行く?
どうしてもクマを取りたいと悩んでいる人には皮膚科をお勧めします。
皮膚科でもクマの種類によって治療法が変わります。
色素沈着によって出来た茶色いクマの場合、擦らないということを一番とし、専用のクリームを処方してくれます。同時に処方される内服薬と併用することで改善へと導きます。
たるみなどが原因で出来た黒いクマには、ヒアルロン酸の注入という方法があります。加齢などにより皮膚にたるみが生じたり目の下が痩せてしまったことが原因なのでヒアルロン酸を注入し、ふっくらさせるという方法です。
かかる費用と期間ですが、状況によって変わります。
クリームの場合、2000円から14000円、ヒアルロン酸の場合は50000円程度と幅があり、期間も3ヶ月から12ヶ月と幅がありますが、ヒアルロン酸の注入のみ、その日のうちに終了します。病院によって違うので、ホームページ等でご確認ください。
潜む病気はある?
色素沈着が原因の茶色いクマ以外で睡眠をしっかりとってもクマが解消されなかったり、どんどん黒くシミのように色が変化していく場合や、顔色全体が悪くなってきたなどの症状がある場合は要注意です。
肝臓や腎臓に疾患があったり、バセドウ病などの場合、目の下にクマができることがあります。
そのような場合、同時に疲労感や体重が減少していくなどの症状も現れますので、なかなかクマが治らない、他にも症状があるなどの場合は早めに病院に行きましょう。
それ以外にも疲れやストレス、パソコンなどを長時間駆使していたことでクマができることも多いですが、その疲労が原因で胃炎や胃潰瘍などの様々な病気につながることもありますので「たかがクマ」「少し疲れているだけ」と軽くみないようにしましょう。
効果的なツボは?
目の下のクマを取るには、ツボ押しも効果的です。
一つは「どうしりょう」といって、目尻横の窪んだところにあり、ここを指の腹でゆっくりと押したり離したりします。
左右同時に行いましょう。
もう一つは「しょうきゅう」です。
眼の下の骨の部分にあるツボです。
黒目の真下くらいの位置にあって、こちらも指で指圧します。
ツボを押す力加減は、痛気持ちいいくらいがちょうど良いです。あまり強い力で押したり、擦ったりしてしまうと逆効果になりますので適度にすることが大事です。
ツボを刺激することで、目の疲れや目の周りの筋肉がほぐされて血行が良くなります。
その結果、クマやくすみ、目元にできたシワなどを改善することができるでしょう。
マッサージで解消するには?
目の下のクマを取るにはマッサージが一番です。血流を良くすることでクマを解消でき、体に溜まった疲れもとれてリラックスもできるでしょう。
まずは「リンパマッサージ」です。
※リンパマッサージの効果はコチラをご参考に⇒リンパマッサージの驚くべき効果とは?【顔や足のダイエットも】
鼻から目の周りを通ってこめかみに流します。場所は小鼻の横から上にさすっていき、目の周りの骨を一周くるっとなぞって、こめかみで止めるといった感じです。
次に眉間から額を通ってこめかみで止めます。
こめかみにはリンパ腺がありますので目の周りに溜まった疲れを流すイメージで行うといいでしょう。
注意することは、決して強く擦らないことです。軽くゆっくりとさする程度で行いましょう。
「プッシュマッサージ」は、目の下の骨に沿って目頭から目尻まで何ヶ所か「トントントン」と指でプッシュしていきます。
最後は先ほどのリンパマッサージと同様、こめかみをゆっくり押さえます。
どちらのマッサージも1分程度にしましょう。
何でもやり過ぎては逆効果になってしまいます。
目の下のくまの原因と簡単に取る方法【隠す時にの化粧品は?】のまとめ
目の下のくまがでてくると、疲れた顔に見えてしまうので、すぐにマッサージなどで解消することが大切です。