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薄毛の悩みは話しづらい… でも相談が大事!

抜け毛

薄毛で悩んでいる男性は、他人に相談することを躊躇してしまいがちです。しかし、他人に相談することで解決の糸口が見えてくることもあるのです。ここでは薄毛の悩みを相談することの重要性について詳しく解説していきます。

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薄毛に悩む人は約1,200万人!

2015年5月にAGAスキンクリニックが調べたアンケートでは驚きの結果が出ました。成人男性1,030人に聞いてみたところ、髪の毛の状態を気にしていると答えた人が23パーセントにも及んだのです。これを日本の成人男性人口5,036万人にあてはめてみると、約1,200万人が髪の毛を気にして生活しているといえます。

ちなみに、「やや気にしている」の回答を含めると48.8パーセントの男性が髪の毛に不安を抱えていることが判明しました。

男性にとって薄毛や抜け毛は非常に深刻な問題です。心の中では自分をまだまだ若いと思っていたとしても、抜け毛を目にしたとたんに気持ちが落ち込んでしまう人もいるでしょう。テレビの中ではお笑いタレントが薄毛をネタにして笑いをとっていますが、実はコンプライアンスの厳しい欧米ではあまり一般的に見られる光景ではありません。

それくらい髪の毛の問題は男性の尊厳に関わるテーマであり、安易に触れられたくない部分なのです。しかし、髪の毛について思い悩むことで、ますます薄毛を進行させてしまうリスクは高まります。ストレスは薄毛の天敵だからです。ストレスによって薄毛が進行し、結果、ますます気分が落ち込むという悪循環が生まれてしまいます。

こうした薄毛への悩みが深刻化していくと、他人の目が気になってしまい性格まで積極的になってしまう人もいます。恋愛で思っている人に告白できない、社交の場で明るく振舞えないなどの弊害が出てきて、社会生活で損をしてしまうことも珍しくありません。

中には

「薄毛であることは悪いことではなく、むしろ個性として堂々と構えておけばいい」

という考え方もあります。しかし、長い間薄毛にコンプレックスを抱いている人はポジティブな言葉を聞いても気持ちの切り替えが難しく、日常的に暗い気持ちが持続してしまう傾向があるのです。

負のサイクルに突入する前に、薄毛への悩みを解決する努力は不可欠だといえるでしょう。

薄毛の悩みがあっても行動できない男性が多い

薄毛に関して悩んでいる男性、あるいは薄毛への不安を感じている男性が多い一方で、他人に相談している男性はごくわずかでしかありません。株式会社リクルートライフの「薄毛に関する意識調査2016」によると、薄毛対策の情報収集源として、男性の半分以上が「インターネット」と答えた一方で、「美容師・理容師に相談する」と答えた人は8.6パーセントでした。

確かにインターネットの発達によって、さまざまな事例や対策を検索することは便利になりました。しかし、薄毛の原因は千差万別であり、検索上位に表示される情報が自分にも当てはまるとは限りません。専門家に相談したうえで、原因を深く追求してもらうほうがより正確な対策を練ることにつながるでしょう。

事実、同調査での「やってみたい薄毛対策」として「薄毛の病院やクリニックで治療」と回答した人が16.0パーセントでした。「薄毛サロンに行く」と回答した人をあわせると実に25.9パーセントが専門家による対策を求めています。しかし、実際に行動へと移せている人は、希望者の半数にも満たないという矛盾が起こっているのです。

理由として考えられるのは、他人に薄毛を相談することへの恥ずかしさでしょう。同調査で薄毛への視線として気になる相手を聞いたところ、40.8パーセントが「他人の目すべて」と回答していました。親しい人間や家族であっても薄毛を見られるのは恥ずかしく、まして専門家とはいえ赤の他人であればより抵抗感が大きくなるのでしょう。

しかし、こうした抵抗感がより薄毛治療から当人を遠ざけているといえます。現在実施している薄毛治療としてもっとも多かった回答は「育毛エッセンズ/ローション、発育毛剤」でしたが、市販の発育毛剤の全てが自分の体質に効き目があるとは限りませんし、有効な商品を見つけるために時間がかかることも珍しくありません。

本格的に治療したいなら、専門家から集中的に診断を受けたほうがより確実でしょう。

あなたの薄毛への対応はどうしてほしいですか?

薄毛の人は周囲からナイーブな扱いを受けてしまうことがあります。会話の中で髪の話題が出ると沈黙されたり、自虐的に髪のジョークを飛ばしても苦笑されたりされた経験は、多くの人に心当たりがあるでしょう。しかし、こういった周囲の「優しさ」が本人にとっては余計に辛いともいえます。

「髪のせんせい」というサイトが実施したアンケートでは、薄毛になったとき周囲に求める反応を調査しました。すると、圧倒的に「笑ってネタにして欲しい」という回答が支持を集めました。「パートナー」、「異性の友人」、「同性の友人」、「父親」、「母親」に求める反応として、いずれも一位となったのです。ちなみに「職場の人」に対しても二位という結果が出ました。

薄毛の人の多くは腫れ物あつかいされることに良い感情を覚えていないようです。むしろ、タブー視されるくらいなら積極的にネタにされるほうが気を楽に保てるのでしょう。

一方で、「職場の人」では「触れないでほしい」が僅差で一位になっており、ビジネスライクな関係では礼節を持ってほしいという反応も見られています。「ネタにされたい」という気持ちの裏側には、笑いにされることで「深く追求しないでほしい」という願望も存在しているのでしょう。

アンケートを見渡せば「パートナー」に関しての回答のみ「応援してほしい(頭皮ケアを)」という回答が跳ね上がっていたのが印象的です。自分の親でも薄毛の話を真面目にするのは精神的に苦しい男性が大半ですが、生活を共にしているパートナーだけにはコンプレックスも真剣に受け止めてほしいと考えられるのでしょう。

つまり、薄毛を気にしている男性の多くは基本的に頭皮ケアを頑張りたいし、他人からも応援されたいと考えていると分かります。それにもかかわらず、サロンやクリニックに通うことを躊躇するのは「ただし、応援されたいのは身内に限る」という条件があるからです。

薄毛の男性が専門家の元へと足を運ぶためには、専門家にも身内同様の信頼を置けるかどうかが大きな鍵だといえるでしょう。

薄毛の相談を皮膚科でするメリットとデメリット

薄毛の相談を行う専門家として信頼が置ける相手はいくつか存在します。まず、皮膚科の先生です。

薄毛と頭皮の状態は密接な関係にあります。頭皮を徹底的に調べることは、薄毛の原因を知ることでもあります。皮膚科では医療技術と医療機器を武器にして、頭皮を詳しく分析してもらえるでしょう。

そして、薄毛の原因次第では、皮膚科は非常に的確な治療を行ってくれます。仮に皮膚炎や皮膚病が原因で頭皮が荒れているとしたら、薬を処方するなどの方法で対処してくれます。サロンでは医療行為を行うことが禁じられているので、病気による薄毛に悩まされている人は皮膚科に行くことをおすすめします。

治療の予約がとりやすいのも皮膚科のメリットです。薄毛専門サロンでは社会人が通いやすい週末や夜の時間帯は予約が埋まりやすく、定期的に通うのが困難となります。皮膚科は予約なしで訪れても、待ち時間さえ我慢できれば高確率で検診を受けられます。

そして、皮膚科の受診はサロンよりもお金がかかりません。サロンでは何度も通院したり、最新機器による治療を受けたりすることでコストがかさんでいきますが、皮膚科では医療保険が適用されますし、基本的には薬を処方してもらうのが治療の中心となるので、費用を抑えられます。

デメリットとしては、皮膚科の先生は薄毛の専門家ではないということです。そのため、「医療行為」としての検診や治療には応じてくれますが、詳しいアドバイスをしてくれるとは限りません。また、悩み相談などのメンタル面のケアも期待できないので、「薬をもらっただけで日ごろの悩みは消えなかった」という印象を抱く人もいるでしょう。

薄毛には病気だけでなく、老化、ストレス、生活習慣などさまざまな原因があり、それぞれに適した治療法があります。皮膚病以外の原因であれば、皮膚科で薄毛治療を続けていても思うような結果が出ないこともありえます。そんなときは、サロンやクリニックに託してみるのをおすすめします。

薄毛の相談を専門クリニックでするメリットとデメリット

薄毛の治療を専門クリニックで受けるメリットは、なんといっても薄毛のエキスパートの意見を聞けるということです。専門クリニックにはさまざまな症例の情報が集まってくるので、薄毛の原因についても詳しく分析してもらえます。そして、納得のいく治療法を提案してもらえるでしょう。

薄毛の対処療法的な治療のみならず、原因を根絶するためのアドバイスをもらえるのもうれしいところです。薄毛の男性の多くが相談できる相手がいなくて苦しんでいることを思えば、クリニックで心の支えができるのは大きな出来事だといえます。クリニックではスタッフの応対も教育されており、不快感を抱く扱いをされることがまずありません。

スタッフは薄毛男性の心情にも精通しているので思いやりのある接し方を期待できます。世間からの視線が気になって、薄毛のコンプレックスが肥大してしまった人も、クリニックではリラックスして会話ができることでしょう。そして、クリニックには薄毛に特化した、最新の情報と治療法があります。

薄毛治療は日々進化を続けており、一般家庭では実現できないような治療法も数多く実用化されています。プロフェッショナルゆえのこだわりに触れたいなら、クリニックに通うのが賢明でしょう。

クリニックのデメリットとしては予約が取りにくいことです。特に人気クリニックともなれば、平日夜や週末はすぐに予約が埋まってしまいます。クリニックでの治療が一回で終わることは滅多になく、定期的に通院したくてもインターバルが空いてしまうのを億劫に感じる人もいるでしょう。予定を組みにくくなってしまうのもクリニックゆえの悩みです。

そして、クリニックでは費用が大きくなりがちです。最新鋭の治療法を提唱しているクリニックでは、一括払いできないような額を請求されることもあります。そのうえで、治療の成果が出るかどうかは100パーセント保証されるものではないので、クリニックで治療を受ける場合にはよく中身を吟味することが肝心です。

まずは身近な人から相談しては?

薄毛を相談すべきかどうかは、本人にとって重大な問題です。薄毛は男性にとって尊厳に関わる問題にまで発展していることもあり、思い悩めば悩むほどどんどん人に言いづらくなっていく人もいるでしょう。しかし、薄毛が原因で心のバランスを崩すと、髪の毛にも悪影響が起こります。

心が不安定になるとホルモンバランスが乱れ、頭皮に十分なホルモンが届かなくなることもあります。また、血のめぐりが悪くなって新陳代謝が停滞し、酸素や水分が頭皮から不足してしまうのです。結果、薄毛がひどくなってしまうことも考えられます。

悩んでしまうのは仕方がないことですが、悩みの時間が長くなればそのぶんだけ頭皮のダメージが蓄積されてしまいます。そうなる前に、誰かに話すことで状況を変えてみましょう。いきなりクリニックに行くのが厳しいなら、まずは家族やパートナーなど身近な人に相談してみるのが賢明です。

もしかすると最初は茶化されるかもしれませんが、あなたが真剣であることが伝わったなら、相手も真剣に答えてくれるでしょう。身近な人は髪の専門家でなくても、あなたの心を軽くしてくれる存在です。身近な人が悩みを理解してくれるだけで、髪にまつわるストレスは抑えられます。そして、決心がついたら専門家に相談してみましょう。

薄毛の悩みは話しづらい… でも相談が大事!のまとめ

相談の段階で高額の費用がかかる病院やクリニックは少ないので、まずは現状を気軽に話してみるのが肝心です。仮に相手の反応が気に入らなかったら、別の専門家に鞍替えしてもいいのです。薄毛治療が始まると専門家とは長い付き合いになります。能力はもちろんですが、人間性も含めて信用できる相手を見つけましょう。薄毛治療では、今まで見えてこなかった情報や発想を知り、目から鱗が落ちることもあります。人はネガティブになると視野が狭くなりがちで、新しい思考が生まれにくくなります。自分自身に向き合い、コンプレックスを払拭するためには専門の薄毛治療を受けることが重要なのです。

 

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