鼻うがいには風邪予防や花粉症対策に効果的といわれていますが、やり方はどのような方法なのでしょうか?!鼻うがいのやり方を間違うと危険もあるといわれていますので、中耳炎などにならずに適切に行いましょう。
鼻うがいのやり方は生理食塩水を作って、ぬるま湯でやるのが一般的ですが、鼻から水分を入れるというのは慣れないと大変に感じるかもしれません。しかし風邪予防や花粉症にとても効果的なので、安全なやり方で危険がないように鼻うがいをやってみてはいかがでしょうか。
鼻うがいとは?
花粉症や風邪で鼻づまりをして苦しんでいる時には鼻うがいするといいよとネットでもよく言われています。
この鼻うがいはうがいと言っても喉のうがいとは違っていて、鼻の洗浄をすることを鼻うがいと言われています。
鼻うがいがなぜ鼻づまりに効果があるのかというと、それは花粉などを外にだすことができるからです。
鼻づまりは鼻水がものすごくたまっているから詰まっているのではなく、腫れて鼻腔が狭くなっているからです。狭い鼻腔にドロドロして鼻水が貯まることで詰まるのですが、鼻水ももちろんですがこの腫れを何とかしなければいけません。
腫れの原因としているのが花粉そしてウイルスを外の出すことで、腫れが多少でも治まってくれるため鼻づまり解消ができます。
さらに鼻うがいに使用する食塩水などによって鼻水がどろどろの状態から多少ですが柔らかい状態になります。
そうすることで鼻水も一緒に外に出すそして詰まることを解消できるため、鼻づまり解消ができます。この鼻うがいですが、危険性もありますので十分注意して鼻うがいをしていきましょう。
鼻うがいのやり方は?
鼻うがいは鼻づまりに効果があるので、詰まって苦しい場合に鼻うがいをしたいと思うけれどもどうしたら良いかが疑問になります。
では鼻うがいはどうすればできるのかを紹介いたします。
鼻うがいに使用するのにオススメなのが、生理食塩水になります。
この生理食塩水は自分でも作れるようになっていて、ぬるま湯にひとつまみの塩を加えることで出来ます。生理食塩水を片方の鼻の穴から入れるようにしてもう片方の穴から出るようにしてあげると鼻うがいが出来ます。この時に鼻の穴からではなく喉の方に食塩水が言ってしまうのですが、これは特に気にしなくても良いです。
ただ花粉そしてウイルスが含まれているので、鼻うがいをした後にうがいをして喉に付着してしまった食塩水を洗い流してあげることがオススメです。
風邪対策に!
鼻うがいは風邪により鼻づまりした場合に効果的としてかなり有名になっています。
鼻づまりにはいいかもしれないのですが、根本的の風邪に関して効果があるのかどうかが気になります。ではどうなのかというと、予防に関しては効果がありますが、治療という部分ではそこまで効果がありません。
鼻うがいはウイルスを外にだすためにしているので、鼻の中に付着しているウイルスを出せるので風邪予防は出来ます。
しかし、風邪を治すとなると違っていて、鼻水が多く出ることに関しては多少でも少なくすることが出来ますが、風邪を治すことは出来ません。何故かと言うと、そもそも風邪と言うのは体に入ってしまったウイルスが原因になり炎症などを起こしている状態です。
付着しているではなく入り込んでいるので、この鼻うがいをしたとしても入り込んだウイルスは外に出せません。ですので予防はできるけれども治すことはかなり難しくなっています。
生理食塩水が効果的!
鼻うがいをする時によく使用されているのが生理食塩水になります。
生理食塩水ではなく水でも洗浄できるのではと感じてしまうので、生理食塩水は必要ないのではと考えてしまいます。しかし鼻うがいする場合には水道水などただの水よりも生理食塩水を使用するのが一番です。
ではなぜ水道水はダメなのかというと、水道水には粘膜異常が起きてしまう可能性があるからです。水道水は残留塩素などが含まれてしまっていますし、微生物まで含まれています。これらが含まれていることで、粘膜を傷つけてしまう可能性があるのでダメとしています。
そして不純物が含まれていて傷つけるなど刺激を与えてしまうことによって痛みを感じてしまいます。痛いとどうしても気軽にできなくなってしまいますので、痛みに関しても生理食塩水がオススメです。生理食塩水は鼻水と一緒なので、入ったとしても痛みを感じることはほとんどありません。
[ad#ad-1]副鼻腔炎の改善には?
副鼻腔炎の改善そして予防としてかなりオススメされているのが鼻うがいになります。
参考⇒鼻の奥がツーンと痛い原因は?【風邪や副鼻腔炎の可能性も!】
そもそもこの副鼻腔炎とはどんな病気なのかというと、これは鼻腔だけでなく副鼻腔まで炎症を起こしている病気です。一番なりやすいとしているのが風邪をこじらせてしまった時で、副鼻腔炎になると頭痛がひどくなったりなどつらい症状が出ます。
この副鼻腔炎にならないようにするためには、いち早く鼻の中に入り込んでいるウイルスなどを取り除くことです。
鼻水だけでも取り除けるのですが、しかしドロドロし鼻水はすんなり出てくれないので、どうしても鼻の中にウイルスと一緒にとどまっている状態になります。より早くウイルスを外に出せる方法としているのが鼻うがいになります。
鼻うがいをしているだけでもかなり違ってきますので、副鼻腔炎にならないためにも、風邪を引いたそして鼻水が多くなった時でも鼻うがいをするのがオススメになります。
後鼻漏では?
風邪の予防にそして花粉症の症状緩和にとても良いとしてオススメされているのが鼻うがいになります。
この鼻うがいですが誰でもオススメされているわけではなく、ある症状を持っている人にはオススメできません。ではどの症状を持っているとオススメできないのかというと、それは後鼻漏になります。
この後鼻漏になっていると、洗浄した液が鼻腔に残りやすくなっています。
それでは鼻の洗浄をしている意味がなくなってしまいますし、生理食塩水でも粘膜に影響を与えてしまいます。これにより粘膜の障害が起きてしまうので、よりひどい状態になる場合もあります。鼻うがいというのは実際あまりおすすめしていない専門家がいるほど危険性もあります。
自分はどのような状態なのか、そして鼻うがいの正しい方法を知ってから始めるようにしてください。
中耳炎になる可能性もある?
鼻うがいと中耳炎は全く関係していないと考えている人がとても多いです。
しかし鼻うがいをしているため中耳炎になる可能性がありますので、関係性を知っておくことがオススメです。ではなぜ鼻うがいをしていると中耳炎になるのでしょうか。
鼻うがいの洗浄液は、全て出てくれるのではなく多少でも鼻腔内に残ってしまいます。この洗浄液は鼻水と違いサラサラの状態ですので、とても小さい穴にも入り込んでしまいます。鼻をかんだりすると、この洗浄液が小さな通り道を通って耳にいってしまいます。
この洗浄液にはウイルスなど菌が含まれているので、この菌により炎症が発生するため中耳炎になります。耳と鼻は小さく細いですがつながっていて生理食塩水などとてもサラサラした液体なら簡単に入り込んで耳に到達してしまいます。
中耳炎にならないためにも十分注意することが必要で、思いっきり鼻をかまないなど中耳炎にならないための方法をしていくことがオススメです。
鼻うがいは危険?
鼻うがいはとても良いとしているけれども、危険性もあると言われている方法です。
ではなぜ危険性があるのかというと、鼻水以外の液体を入れることに問題があるからです。鼻には粘膜がありこれにより内部を守っています。
自分の体から出ている物以外が入り込むのはとても嫌がります。
生理食塩水だとしても同様で、粘膜に影響してしまったり、最悪、耳に影響がでてきてしまいます。入り込んだ物に対して自分で出せるようになっているのならまだいいのですが、しかし鼻は入り込んだ物をしっかりと出すことは出来ません。
これにより洗浄液が残ってしまいさらに悪影響を与える場合があるので、危険性があると言われています。
鼻うがいはウイルスそして花粉を外に出せるのでその点に関しては良いけれども、悪影響をどうしても与えてしまうので、絶対にやったほうが良いと言えるほどオススメできる方法ではありません。
鼻うがいは風邪対策に効果的!【やり方次第で危険もある?】のまとめ
風邪を引きそうな時や花粉症の時などは鼻うがいをしますが、本当にスッキリします。最初は難しく感じますが、なれてくるとすんなりできます。