資格を取る目的とは一体なんでしょうか？会社のため？多くは自分の所得をアップさせたいために資格をとりますよね。ただせっかく頑張って取得した資格でも全く稼げない、収入がアップしないということも多々あります。ここでは稼げる資格を難易度別にご紹介いたします。
稼げる資格なんてあるの？
突然ですが、あなたはなにかの資格を取得していますか？
色々な資格がありますが、そんな資格の中でも国家資格と分類されるものがあったり、将来就職に有利となったりその資格がきっかけで専門の仕事につくことができるかもしれません。
資格を取得していないとなれない仕事というのもたくさんあります。
「せっかくだから資格を取りたいけど、なんの資格を取ればいいかわからない…」
「とることで稼げる資格ってあるのかな？」
今回は、このような疑問を持っている方に、稼げる資格というのは何なのか？を紹介していきたいと思います。
FP（ファイナンシャルプランナー）
1つ目は、最近、そこそこ話題になってきているFP技能士です。
FPとは「ファイナンシャル・プランナー」の略で、この資格を取るとリスク管理、金融資産運用、不動産、タックスプランニングなど、お金についてを詳しく知ることができ、いわば「お金の専門家」というようなるまで詳しくなれます。
3級、2級、1級があり、各級を受験する条件は、その一個上の級を取得していることが条件となっています。
このFP技能士を持っている人は就職で優遇されやすく、銀行、保険業界、不動産業界などの一般的な金融業界につくことが楽になります。
また、FP（ファイナンシャル・プランナー）という職業もあり、企業に付くことでその企業の一般的な財政管理を任されることにもなります。
人生において金融とは切っても切り離せない関係のため、様々なところでこのFP資格者の需要は上がってきているわけです。
FPそのものを仕事にしたい方は、相談者ところと話をして具体的な改善策・提案例を出すわけですから、コミュニケーション能力も必須となってきます。
将来の職業選択の幅が広がり、安定した職につけるようになることから、FP（ファイナンシャル・プランナー）は資格取得しておいたほうが良いといえるでしょう。
しかし、級が上がれば上がるほど覚えることも増え、1級の試験時間は約半日に及びます。
簡単に取得できる資格ではないので、強い意志を持って資格勉強に取り組むようにしましょう。
[ad#ad-1]MOS
2つ目は、MOSです。
MOSとは、マイクロソフトオフィススペシャリストの略で、この資格を取得した人は、ExcelやWordなどの様々なPCスキルが明確に使えることを証明する資格となっています。
つまり、MOSを取得している人は一般企業に就職した際、グラフ作成や関数作成、データ管理、表計算などさまざまな資料の制作に携わることができるため、たとえ新入社員だろうが事務職に優遇して導入されます。
今の時代ネットワークが発達し、様々な情報をネット上でやり取りしているので、今後のことを考えるととっておいて絶対に損はない資格となっています。
科目ごとに一般レベルと上級レベルの2種類があり、上級レベルの場合はより高度で専門的なスキルを身につけることができます。
MOSの受験は随時試験と全国一斉試験があり、なんとこの随時試験はほぼ毎日様々なところで開催されているのがこの資格のすごいところでもあります。
2回目の受験は前回受験から1日以上あける、3回目以降の受験は前回受験から2日以上あけて受験するのが条件となっていますのでそこだけ注意して本番に挑むようにしましょう。
一般レベルの場合は基礎的な知識が問われ、一般企業でも使うことが多いレベルのものですので、まずは一般レベルのスキルを身につけて試験に挑むことが効率的で良いでしょう。
日商簿記検定
こちらの資格は、先ほど紹介したFP資格と同じくらい人気で、特に有名そころな資格と言えます。
日商簿記検定とは、財務関係や経営関係の仕事に付きたいと考えている方がとるべき資格で、一言でまとめると「経営力」や「財務管理力」を取得することができる資格ということができます。
幅広いところで認知されている日商簿記検定では、資格取得による待遇が充実している企業も多く、これから財務関係の仕事に就こうと考えている人は取得することでかなり楽に就職することができるでしょう。
日商簿記検定は初級、3級、2級、1級があり、一般的な企業の就職での待遇は2級、大企業ともなると1級の取得を条件としている企業もあります。
1級に関しては、毎年合格率が約10％となっており、相対評価での資格採点がされるため、かなり難しい難易度となっています。
女性におすすめの稼げる資格とは？
そして、ここからは女性に絞って女性におすすめの資格をいくつか紹介していきます。
現在の社会では、女性にしかできないような職業、女性が有利になるような職業がどうしても出てきてしまいます。
それを逆手に取って、狙うならこれ！というものとなっています。
女性におすすめの資格①保育士
保育士は、同年代の保育士も女性が多くいる傾向があることから、新しく資格を取る人も女性が多くなっています。
保育士になるためには保育士免許を取る必要があると思われている方が多くると思われますが、一応パートのような形で資格が無くても働くことはできます。
しかし、安定した給料を得るためには資格を取ることが絶対条件です。
・週一日パート・スタッフとして働く場合…時給約1100円
・訪問型のベビーシッターとして働く…時給1500〜2000円
・保育士免許を取得して保育士として働く…年収350〜450万円
となっています。
保育士免許は国家資格ということもあり、少しレベルが高いと感じる方も多くいるかも知れませんが、専門の教育機関を卒業していなくても、年に2回行われる試験に合格することで取得が可能となっています。
少しでも気になった方はたぜひ詳しく調べてみてください。
女性におすすめの資格②経理（簿記）
女性にもやはり簿記はおすすめの資格として上位に上がってきます。
簿記を取ることで、経理などの経済関係の職種につくことができるようになり、経理になることで企業に就職するといった形を取ることができます。
より高度なレベルの資格を取ることで（例：簿記3級→簿記2級）社会での人材として優先度・必要性も変わってくるので、どんどん高みを目指して挑戦していくのが良いでしょう。
女性におすすめの資格③看護師
「多くの女性が働いている」と聞いて真っ先に出てくるのはやはり看護師でしょう。
病院で医師とともに必ず必要で、様々な業務を任されている看護師ですが、その平均年収は492万円となっています。
日本は現在超高齢化社会となっており、今後の活躍の見込みも考えればこれから給料が上がっていってもおかしくない職種です。
専門的な教育を受けて国家資格へ挑む必要があるため少し難易度はありますが、きちんと時間を掛けて勉強すれば誰でも取得できる資格となっています。
女性におすすめの資格④秘書検定（事務職）
秘書検定とは、会社における上下関係でのマナー・敬語の使い方、電話対応などの社会人の模範を学ぶ検定です。
秘書検定に合格することができれば、秘書に求められる知識・技能料を身につけられたということになり、様々な企業での事務職に応用が効く資格として注目されています。
秘書検定3級の合格率は70％、2級の合格率は50％台となっており、比較的合格率が高く短い勉強で取れてしまう人も多くいる資格となっています。
副業としてのおすすめ資格は？
「本業で別の仕事をやっているけど、副業としていずれ稼げるような資格勉強をしておきたい…」
このような考えを持っている意識の高い方もいるかと思いますので、最後に副業としてのおすすめ資格を紹介します。
副業としてのおすすめ資格①キャリアコンサルタント
かなり有名な職業なので、名前だけでも知っている方は多くいるかと思われます。
キャリアコンサルタントは、色々な人の転職活動や就職活動を支援する方々で、
- キャリアアドバイス
- 職務経歴書や履歴書へのアドバイス
- 面接の練習
- 求人情報の提供
などなど、その一連の流れで手伝えることを手伝う職業です。
キャリアコンサルタントになるための資格の合格率は60％を超えており、比較的取りやすい資格ということもあるため、本職のスキマ時間に勉強していき資格取得へと繋げられる副業資格となっています。
時給は1000〜1500円となっており、様々なところで都度募集しています。
副業としてのおすすめ資格②TOEIC
TOEICは知っている方が大半だと思います。
国際化が進められている現代社会において、英語ができるというのはかなりの強みであり、様々な場面で英語力を活かすことができます。
英語は地道にコツコツ覚えれば誰でも習得できるということもあるため、副業としての勉強にはもってこいの資格です。
社会人の平均スコアは612点となっています。
デメリットとしては、TOEICを一回受けるたびに費用がかかってしまい、一回で結果が出るようなものでもないため、経済的にギリギリの方にはおすすめできない副業資格となっています。
様々な観点からメリット・デメリットを評価して、自分が続けられるというものを副業資格にしましょう。
継続的にやるからこそ身につくものであって、諦めてしまったらなんの意味もありません。
まとめ
今回はとると稼げる資格を3つ・女性におすすめの資格を4つ・副業資格におすすめのものを2つ紹介させていただきました。
難易度の高いものというのはたいてい将来役に立ち、安定した将来を手にい入れられるものだったりします。
様々な資格がありますが、自分のなりたい職業を踏まえた上でどんな資格を取ると有利なのかを考えて、取得する資格を厳選した上で資格勉強をしていきましょう！
