介護関係の仕事に就きたい！とっておくべき資格とは？

近年、少子高齢化が問題視されていますが、それに伴い需要がじわじわと上がってきているのが介護士です。

高齢者が増えていくため、その高齢者を世話する人が必要となっていきます。

そこで、これから介護関係の仕事に携わりたい人は、どんな資格を取っておくことで楽に就職することができるでしょうか？

今回は、「介護関係の仕事に付きたい方向けのおすすめ資格」を紹介していきたいと思います。

では早速本編に入っていきましょう！

介護福祉士

介護系の仕事に就きたいなら、まず一番に出てくるのはこの資格でしょう。

介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」にもとづく、介護系で唯一の国家資格であり、身体上や精神上に障害がある人に対し、指導・管理を行うことができることを証明する資格となっています。

介護福祉士の資格を持っている人は、訪問介護員、社会福祉施設の介護職員であったり、介護に関する相談を受け持つ係員になったりと、様々なところで活躍しています。

以上のいずれかの方法で介護福祉士の資格を取得することができ、どんな人でも取得できるわけではないので、計画的に勉強して確立させた夢を持つ必要があります。

介護福祉士の平均年収は400万円弱となっており、今後需要は更に増えていくと言われており、仕事量が減ることもないので安定した給料が見込める職業となっていくでしょう。

介護支援専門員は、先程のような介護福祉士などの系統とは少し違い、居宅介護支援事業所や介護保険施設等で介護サービス計画の作成を担当しています。

直接的に介護が必要な方と関わるのではなく、介護福祉士などの介護をする人に対しての指導をしたり計画をしたり担当するのがこの介護支援専門員の仕事です。

一般的には一般にケアマネジャー（ケアマネ）と言われており、福祉施設には必須となっている職種です。

必須となると需要もそれなりに高く、社会で活躍できる機会が多い業種となっています。

実務経験後、介護支援専門員実務研修受講試験に合格することで取得することができますが、こちらの試験は福祉系資格の中では難問な試験となっており、合格率は10％前後となっています。

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介護職員初任者研修は、これまで説明してきたような2つの資格と比べると比較的簡単で取得しやすい資格となっており、毎年沢山の人が試験を受けて取得している資格です。

介護職員初任者研修では、介護に関する基礎的な知識全般を身につけることができ、いわば介護職のスタート地点に立つことができる介護系の資格となっています。

こちらの試験には特殊な条件は何一つなく、約130時間の講義演習後、修了試験に合格すれば取得することができるので、未経験からでも簡単に目指すことができる取得となっています。

介護職員初任者研修を取得することで、一連の介護はができるようになり、介護利用者を助けることができるようになります。

難関資格を取る前に、このような比較的取りやすい資格から挑んでいくのも良いかもしれません。

介護福祉士実務者研修とは、先ほど紹介した介護職員初任者資格の上位互換の資格となっており、より質の高い介護ができ、詳しい専門的な知識を持っていることを証明する資格となっています。

そして、先ほど説明したように、こちらの介護福祉士実務者研修は2017年より「実務者研修の受講・修了」と介護福祉士の資格取得条件に義務付けがされたため、最終的に介護福祉士を目指す方にとっても絶対に取得しておきたい資格となっています。

受講が必須とされているカリキュラムは合計で450時間となっているため、半年弱の時間を要す資格となっていますが、国家資格である介護福祉士へのステップを一個踏むためには取得する価値のある資格なのではないでしょうか。

（介護職員初任者研修を取得済みの場合は320時間のカリキュラムで済みます。）

今回は、今後需要が上がっていくとされている介護関係の仕事の取得しておくとよい資格について紹介させていただきました。

実務経験が必要なものなどがあるものの、講義後の試験による資格取得もあるため、未経験からでも取得できるのが介護系の資格です。

将来の仕事について考えるきっかけになったら幸いです。