首の付け根が痛い原因は神経痛があり、疲労やストレスなどの生活習慣が原因となっていることがありますが、首の付け根の痛みとあわせて頭痛やしこりがある場合には注意しなければいけません。
首の付け根が痛い原因に多いのはストレスや疲労からくる神経症がありますが、首の筋肉などによっても付け根に痛みが生じます。頭痛や肩こりが起きることもありますが、腫れやしこりがある場合にはすぐに病院で見てもらいましょう。
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首の付け根が痛い原因は?
ただ肩凝りがひどいと侮ると痛い目を見てしまう病気があります。
その名も“後頭神経痛”です。
“後頭神経痛”の原因は、日頃のストレスや疲労、生活習慣の乱れが主だといわれています。
中には後頭神経(首の付け根から後頭部、あるいは首の中心部にかけて繋がっている神経)周囲の筋肉が何かストレスを与えられる事によって痛みが出るため、頭痛や肩こりなどにもなる事も。
そもそも神経というのは、頚椎や脊椎などの大事な部分と繋がっている大事な線。
1歩遅ければ半身不随などで歩けなくなったりと命取りになる可能性も少なくないので、もしもあまりに首の付け根が痛んだり、回らなくなるようならば病院に行ってみるのをおすすめします。
首の付け根にしこりがある原因は?
首の付け根に何だか違和感を感じたらしこりが出来ていたなんてのは少なくありません。
その場所は様々で、付け根だけでなく首の後ろやうなじ、リンパ腺などに特に出来やすいといいます。
原因としては耳鼻咽頭、扁桃腺や唾液腺などといった頚部周囲の炎症。しかもただの炎症ではなく、何かウイルスによる感染やガン、白血病といった大きな病気が原因となる場合もあります。怖いのは痛みがないという事です。
だから目立つ場所でなければなかなか気付く事がなく、多かれ少なかれ不調が出た頃には症状が進行している場合もあるのだとか。
若ければ若いほど症状は進行しやすいものですから、発見しこれといった原因を追求出来ない場合には特に慎重になった方がいいかもしれません。
頭痛も起きる?
首の付け根には頸椎や脊椎につながる神経が沢山あります。
なので、首の付け根が原因で起きる頭痛には特に注意が必要であるといえます。
基本的に起こりやすいといわれているのは“緊張型頭痛”です。
首は大切な頭を守らなくてはならないので肩こりと共にひどくなりやすい場所。そこから過度なストレスがかかると緊張型に繋がりやすいといわれています。
しかし、中でも注意が必要なのは今から挙げる症状。
- 急にバットで殴られたような衝撃
- 四肢のしびれや吐き気を要するものである
こんな場合は、くも膜下出血などの命に関わる可能性もあります。症状の軽い重いに関わらずすぐに病院に行きましょう。
[ad#ad-1]こる事も?
首は重い頭を支えていなくてはなりません。
特に神経が多くある付け根もろとも、床に就いたり逆立ちになったりしない限りは常に働き続けている部分となります。その為、首の付け根の凝りも例外ではなく、ひどくなれば自律神経失調症やうつ病などにも繋がりやすくなります。
また、凝ったからといって安易に街の接骨院に行くのはあまりおすすめできません。
施術が上手ければ問題ないのですが、先述した通り首の付け根は神経の寄り所。1歩間違った施術をすれば歩けなくなったりする事も少なくないのです。
もしもあなたがどうしても痛みに耐えきれず行きたくなった場合は、料金だけでなくきちんとした評価を得ている病院に行く事をおすすめします。そして少しでも施術中に痺れが出たり異変を感じた場合は、すぐに施術スタッフに話しましょう。
腫れる原因は?
特に多いといわれている首の付け根の腫れる原因は、リンパ節炎と呼ばれるリンパ節の炎症です。
特にこれは大人だけでなく、生まれたての赤ちゃん、幼児でもかかるといわれているので特に注意が必要。しかも子供の場合、おたふく風邪と勘違いしてしまう事も少なくありません。
リンパ節炎は、リンパ腺内の中で悪いウイルスなどを退治する器官リンパ節の中にある無数のリンパ球が炎症を起こしてしまう事です。
ものによっては腫れがそんなにひどくなく、心配もそれほどしなくて大丈夫という場合もあります。
しかし、中には結核性リンパ節炎など放ってはおけない症状もあるので、腫れやしこりなどを見つけた場合は、大小に関わらず病院に行く事をおすすめします。
リンパとの関係は?
病原菌を退治してくれる器官であるリンパ腺。
その中でもリンパ節は、全身に約800ヶ所存在するといわれています。特に集中してあるのは脇の下と大腿部の付け根、そして首の付け根や耳周り、顎下といった頚部です。首の付け根はリンパ節にとってとても大事な場所なんですね。
リンパは、血液と違い筋肉の動きによって身体の中を循環しています。
なので、定期的に全身を流れている血液とは違い、運動不足などの不摂生があるとどうしても滞りがちになってしまうのがリンパの特徴です。
リンパが滞りがちになって起こる代表的なものが浮腫です。
特に指で押してもすぐに戻らないようならば、免疫が落ち病気にかかりやすくなるといった症状も現れる可能性があるので注意が必要になります。また、腫れるなどの影響がある場合は、気管などが圧迫されて呼吸がしづらいといった症状に繋がる場合もあります。
どちらにせよ、首の付け根が張ったり腫れたりするといった症状が出た場合には、ただの肩凝りと侮らず慎重になった方が良さそうです。
肩こりとの関係も?
肩凝りの原因は、重い頭を支える為に日夜筋肉が姿勢を保つ為に頑張っているからです。頑張っているというのは、常に強張り、力が入っている状態。
その為、筋肉や神経、血管やリンパ腺といった器官は、疲れている部分を互いに支えようとあちらこちらで働きかけ、リラックスする暇がなくなり段々と肩凝りなどのいわばSOS信号を発するほかないと考えられています。
特に首の付け根を含んだ頚椎というのは、こういった筋肉や神経、血管、リンパ腺といった重要性の高い器官が集まっている場所です。
その為、もしもあなたの肩凝りが付け根の辺りから発せられているSOS信号であるならば、それは肩凝りの中でも上位に入るほど見逃せない状態。ぜひとも、ひどくなる前に専門医に診ていただく事をおすすめします。
首の付け根が痛い原因は?【頭痛やしこりには注意!】のまとめ
首のこりだけでも十分辛く頭痛が伴うこともあります。首の付け根の痛みが続く場合、またはしこりがあるなどの時には病院に行って受診しましょう。