・記事内に広告が含まれている場合があります。
スポンサーリンク

スポンサードリンク

高校生がハゲる原因とは?育毛剤の使用は大丈夫?

ハゲ

高校生で「抜け毛が多い」「つむじや生え際が薄くなってきた」と悩んでいる人はいませんか?髪の毛が薄くなったり、柔らかくなったり、「このままではハゲてしまう!」と不安になりますよね。高校生でハゲるにはちゃんとした理由があり、改善できるチャンスも多いのが特徴です。今回はハゲ改善ポイントをご紹介します。

スポンサーリンク

高校生のハゲはどんな特徴があるの?

高校生のハゲには

  • M字型
  • U字型
  • O字型

の種類があります。生え際から少しずつ後退していくのがM字U字で、頭頂部から毛が薄くなっていくのがO字です。

・M字型ハゲの特徴

生え際の両サイドか少しずつ髪の毛が薄くなっていく状態で『M』の形に見えるハゲです。おでこの中央部分の毛髪は残りやすいため、なかなか気付きにくいのが特徴です。

M字ハゲなっていないかをチェックするには、両手で生え際を持ち上げてしっかりとラインの確認をしましょう。おでこの中央は毛があり、両サイドが薄くなっていたらM字ハゲの可能性が大です。

・U字型ハゲの特徴

M字型ハゲと同じく前頭部から徐々にハゲていくのが特徴です。M字型ハゲと違うのは、おでこの中央部分から髪が薄くなっていく点で、その形が『U』の形に見えるために名付けられました。このU字型ハゲは少々やっかいで、他のハゲよりも気付きにくいと言われています。

ハゲの初期段階ではほとんど違和感を覚えないため、進行してからようやくハゲに気付くケースが多いのです。しかも、U字型ハゲは隠しやすいという特徴もあります。髪を前に流す、横に流すなど、違和感があってもすぐに隠せてしまえるので、あまり気にしない人も多いのです。

その分、発見が遅れてしまうので気付いたときには、かなりU字ハゲが進行してしまっているケースもあるのです。

・O字型ハゲ

O字型ハゲは『つむじハゲ』とも呼ばれており、つむじや頭頂部からハゲていくタイプのハゲです。頭頂部が薄くなってしまうため、見た目にも分かりやすくコンプレックスになっている人も多いハゲです。

高校生はまだハゲる年齢ではないですし、頭頂部までチェックしている高校生は少ないのではないでしょうか。このO字型ハゲは発見しづらく、初期段階ではほとんど見た目に変化がないのも特徴のひとつです。髪の毛の量だけではなく、髪質や頭皮のコンディションでチェックしましょう。

進行していくと、

  • 枕に抜けた髪の毛が多く落ちている
  • シャンプーをしているときに指に絡まる髪の毛の量が増える

など自覚症状が出てきます。

どのハゲにも共通して言える特徴は

  • 『頭皮環境の悪さ』
  • 『髪質の弱り』

です。髪の毛の質、頭皮の状態はハゲ改善の重要なポイントになります。ハゲている人は頭皮が固い、髪が細く柔らかい、頭皮の皮脂が多すぎるなどの特徴があります。

頭皮が固い場合は血行不良、血管や毛穴が収縮してしまっている状態です。髪の毛に必要な栄養が回らず、健康な髪の毛が生えにくくなり、細くてコシのない髪の毛が生えてしまうのです。

高校生のハゲ!ありがちな原因とは?

高校生がハゲてしまう原因はいろいろ考えられますが、その中で代表的なものを取り上げていきたいと思います。

・男性ホルモンの過剰分泌

高校生は成長途中で男性ホルモンの分泌が過剰になりがちです。この年頃はテストステロンという男性ホルモンが分泌されています。テストステロンに還元酵素の5αリタクテーゼが結合すると、ジヒドロテストステロンに変化するのです。このジヒドロテストステロンは脱毛に作用し、それだけではなく新しい毛髪を生えにくくするという作用も持っています。

・精神的ストレス

高校生は社会人には理解しづらいストレスをいろいろと抱えています。

  • 勉強のストレス
  • 部活動のストレス
  • 人間関係のストレス

など、思った以上に精神面で負担がかかっているのでしょう。それらストレスをうまく解消できず、内側に溜め込んでしまっている可能性があります。

ストレスは交感神経を刺激し、血管を収縮させます。頭皮の血管も収縮してしまうので、髪の毛に栄養が十分に行き渡らず、細くて元気のない髪の毛になってしまいます。

なるべくストレスは溜めない方がいいのですが、それは難しいですよね。自分の好きなことをする、よく眠る、友達と遊びに行くなどストレスをうまく発散するようにしてください。

・生活習慣の乱れ

睡眠不足、食生活の乱れなど、生活習慣が不規則になっているとハゲの原因になります。特に睡眠不足は高校生の間で深刻になっています。文科省の調査によると、高校生の3割が睡眠が足りていないという調査結果が出ており、満足に眠れていないことがわかります。

理想は22時から2時のシンデレラタイムに就寝することです。この時間帯は成長ホルモンが分泌され、体の回復機能が活発化すると言われています。睡眠不足は新陳代謝が低下を招くので、健康な髪の毛を作れなくなり、薄毛に繋がっていきます。

・ファストフードの摂りすぎ

手軽に食べられ、値段も安いファストフードは高校生の強い味方です。学校帰りにファストフードを食べに行く人も多いのではないでしょうか。しかし、食べ過ぎには注意です。ファストフードは脂質・糖分・塩分が多く含まれており、髪の毛を作るための栄養素はほとんど入っていないのです。

たまに食べるのであれば問題はありませんが、習慣にするのは避けましょう。皮脂が増え、頭皮の毛穴詰まりを引き起こします。

いい髪の毛を作るにはビタミン、ミネラル、コラーゲンなどの栄養を取り入れることが重要です。

・スマホやPC、ゲームの長時間利用

友達とのチャットやオンラインゲームに熱中してしまうときもありますよね。しかし、目を酷使してしまうのもハゲの原因になります。眼精疲労はシステイン不足と血流不良を引き起こし、頭皮環境を悪くしてしまいます。

血行不良は頭皮に栄養が行き渡らないということですので、新しい髪の毛が生えにくくなるのです。スマホがある生活が当たり前になっている時代ですが、ハゲが気になっている場合は休憩時間を設けましょう。

・行き過ぎのヘアケア

カラーリングやパーマ、ブリーチを楽しんでいる高校生の人も多いのではないでしょうか。毎朝のスタイリングにも気を遣っている高校生も多いと思います。しかし、あまりにもヘアケアをやり過ぎていると、髪の毛にも頭皮にも負担がかかってしまうのです。

スタイリング剤を使ったあとは、丁寧に洗い流すようにしてください。毛穴が詰まっている状態では、抜け毛が進行しますし、ハゲを加速させる原因になります。

・遺伝によるハゲ

ハゲは遺伝で起こる場合もあります。お父さんやおじいさんがハゲている場合、ハゲてしまう可能性は上がります。直接的にハゲるということではなく『薄毛になやすいホルモンバランスを引き継いでしまう』といった方が正しいかもしれません。

遺伝だけが原因でハゲることはありませんし、生活習慣や食事内容が原因になっていることが多いです。遺伝でハゲるかどうかはちゃんとした検査機関で調べなければ分かりませんので、どうしても気になる場合は調べてみましょう。

高校生が医薬品で治療するのはNG?

ハゲに深刻に悩んでいる人は専門クリニックで医薬品を処方してもらう方法があります。ハゲ改善で有名な医薬品と言えば『プロペシア』『ミノキシジル』が挙げられます。この医薬品をインターネットで検索したことがある高校生も多いのではないでしょうか。

残念ながら高校生はこれらの医薬品を使って治療はできません。高校生が使うにはリスクが大きすぎるという理由で法律で使用を禁止されています。

・プロペシアの副作用とは?

ハゲ治療でよく使われるプロペシアは、使っただけで髪の毛が生えてくる、ハゲが改善すると言われている医薬品です。しかし、精力減退や勃起障害といった性機能に関わる副作用が確認されているため、高校生には販売ができないのです。

睾丸の痛み、体のだるさ、勃起不全など、将来に関わるようなリスクが多いため、高校生のうちはプロペシアの使用は避けた方がいいでしょう。

・ミノキシジルの副作用とは?

ミノキシジルもプロペシアと同様に副作用が確認されているため、高校生が使えない医薬品です。元々は血圧を下げるための医薬品なのですが、血管を拡張する効果があるので、ハゲ治療薬としても使われるようになりました。ミノキシジルも性機能低下の副作用がある医薬品で、この他にもめまい、立ちくらみ、頭皮のかゆみなどが副作用として確認されています。

上記が日本でも使われている成分の副作用です。海外医薬品を個人輸入で購入しようと思っている高校生は注意してください。輸出している国によってはコピー品、劣悪な商品を販売していることもあります。ハゲを早く治したい気持ちはわかりますが、使う医薬品によっては取り返しのつかない事態になることも十分に考えられます。

下記で海外医薬品に使用されている成分を一部ご紹介します。

・フィナステリドの副作用とは?

内服薬として使われているフィナステリドは、その強力さから女性が触れられない医薬品です。触れただけでも胎児に悪影響を与える可能性があるからです。強力な副作用があるため、未成年の使用は認められていません。

場合によってはペイロニー症と呼ばれるペニスにしこりができる病気になることもあります。大人であってもフィナステリドの服用は避けたいところです。

・デュタステリドの副作用とは?

フィナステリド同様に副作用の大きな医薬品です。ハゲへの効果が高いのはいいのですが、こちらも女性や未成年が触れてはいけないと注意書きがされています。副作用は『性機能の不全と胸の女性化』で、服用していると胸が肥大したり、乳首が腫れ上がったりします。

高校生はこの成分を配合している医薬品は飲めません。乳首が腫れてしまう、女性のような乳房になってしまうなど、服用していても断念する人も多いのです。また、勃起しなくなるケースも確認されているので、デュタステリドの使用も避けた方がいいでしょう。

このように医薬品には副作用を引き起こすリスクがあります。大人でも副作用が出ますし、日常生活に支障をきたしてしまうケースも確認されています。もちろん、すべての医薬品で副作用が起こるわけではありませんし、ハゲが改善されたケースも多くあります。

しかし、体が出来上がっていない高校生の場合はこれらの副作用が大人になっても続いてしまう危険性があるので、禁止されているのです。大人になってもハゲが治らない・改善されないと感じたときに、AGA専門のクリニックに行ってちゃんとした医薬品を処方してもらってください。

食生活の改善でハゲは改善可能!

ハゲの改善には食生活の見直しが必須になります。毎日の食事は体作りの基本で、髪の毛も例外ではありません。髪の毛に必要な栄養素を十分に取り入れることで、良質な髪の毛が生えてくるようになります。高校生の場合、まだご両親が食事の用意をしてくれるでしょうから、協力してもらいましょう。

自炊をしている場合は食材選びに注意してくださいね。

ハゲを改善するための代表的な栄養素は『タンパク質』です。動物性タンパク質と植物性タンパク質両方をバランスよく摂取するように心がけてください。植物性タンパク質は納豆や豆腐などの大豆製品に多く含まれており、動物性タンパク質は低カロリーで高タンパクのささみをおすすめします。

次に『ビタミン』も欠かせない栄養素です。ビタミンは主に頭皮環境を整えるために必要で、ビタミンB6で皮脂の過剰分泌を防ぎ、ビタミンEで血管を拡張します。鳥のむね肉がタンパク質とビタミンB6を豊富に含んでいますので、食べるようにしましょう。この他には緑黄色野菜全般とフルーツも摂取するようにしてください。

それから『ミネラル』は体内の栄養吸収を手助けするために必須の栄養素です。ミネラルは体内で生成することができないので、食べ物から摂るしかありません。キノコ類やほうれん草、魚介類、ナッツを積極的に食べましょう。

生活習慣の見直しも重要!

高校生は勉強や宿題などで忙しい人が多いのではないでしょうか。中にはアルバイトをしている人もいるはずです。そのため、食事時間や就寝時間が遅くなるとか、不規則な生活を送らざるを得ない人もいるかもしれません。

ハゲの原因には『生活習慣の乱れ』が挙げられます。不規則な食生活と不衛生な頭皮環境は、ハゲに悪い影響しか与えません。

また、運動不足もハゲに関係しています。部活動で運動している場合はまだいいのですが、文化系でほとんど運動をしていない場合は積極的に体を動かして、運動するようにしましょう。有酸素運動は体の中に酸素を取り入れると、ストレスの解消に繋がり、質のいい睡眠にも繋がります。

また、有酸素運動は新陳代謝を上げる働きがあるので、血行がよくなる効果も期待できるのです。ハゲと運動不足は一見関係がないように思えますが、そんなことはありません。運動をしたからすぐに髪の毛が生えるというわけではありませんが、頭皮環境の改善に繋がりますので、運動不足を感じている場合は生活に運動を取り入れてみてください。

正しいシャンプーの仕方でハゲ対策!

正しいシャンプー方法は頭皮環境を改善するために必要です。高校生は皮脂の分泌が多い時期なので、毛穴も詰まりやすくなっています。毎日きちんと毛穴詰まりを解消することでハゲ対策になるので、実践してみてください。

まず、髪の毛を洗う前にブラッシングをして、髪の毛に付いているホコリや汚れを落とします。次にぬるま湯(熱いお湯は頭皮が乾燥し、皮脂の過剰分泌の原因になります)で、髪の毛を濡らします

髪の毛が十分に濡れたら、手のひらでシャンプーをよく泡立ててください。シャンプー液を頭皮に直接塗ってしまうと、毛穴詰まりや頭皮のかぶれを引き起こし、ハゲの原因になります。

髪の毛全体に泡立ったシャンプーが行き渡ったら、指の腹で揉むようにマッサージをしながら洗ってください。このとき、爪を立てないように注意しましょう。爪を立てながら洗うと、頭皮が傷つきます。

髪の毛と頭皮を洗ったら、念入りにすすいでください。ちゃんとシャンプーを落とさないと、毛穴が詰まりますし、ハゲる原因になります。コンディショナーやトリートメントを使う場合は、髪の毛だけに塗ってください。

育毛剤の使用は大丈夫?

育毛剤を使う男性のイラスト

高校生は医薬品での治療はできませんが、育毛剤(ミノキシジルやプロペシアといった医薬品成分が含まれているものは使えません)を使うことはできます。医薬品入り育毛剤は副作用が出てしまうケースもありますので、体が十分に成長してから使用しましょう。

「高校生は育毛剤も使えないの?」と思いますが、そんなことはありません。医薬品と同じ成分を持つ天然成分を配合している育毛剤は高校生でも使えます。医薬品のような重い副作用もありませんので、安心して使えるのではないでしょうか。

天然成分の育毛剤は、

  • ノコギリヤシ
  • 大豆イソフラボン
  • 亜鉛

といった育毛に必要な成分のみを含んでいます。毎日使っても頭皮に負担がないように、無香料・無添加のものを使ってください。頭皮は汗や紫外線でダメージを受けているので、しっかりとケアできる育毛剤がおすすめです。

高校生向けの育毛剤を選ぶ際は『配合成分』と『値段』に注目して選びましょう。高校生のハゲは『AGA』と呼ばれる男性型脱毛症であることが多いので、育毛剤もAGAに有効な成分が配合されているものを選んでください。海草エキス柑橘エキスを含んでいるものがいいでしょう。

また、育毛剤は毎日使うので、お財布に負担の少ない価格の育毛剤をおすすめします。高額な育毛剤は定期的に購入するのは難しいですし、なかなか続かないものです。大切なことは『頭皮を清潔にして、毎日つかい続けること』なので、自分のハゲに合った育毛剤を選んでくださいね。

自分のハゲの状態がよくわからない場合は、ドラッグストアにいる薬剤師さんに相談してみるのもいいでしょう。

高校生がハゲる原因とは?育毛剤の使用は大丈夫?のまとめ

「まだ若いのにハゲるなんて……」と落ち込んでしまう高校生の人がほとんどだとは思いますが、発想の転換をしてみてください。「若いうちにハゲてよかった!これから改善できるぞ!」と考えてみましょう。若いうちだからこそいろいろな対策を実行できますし、原因をひとつずつ改善していけば、ハゲが治る可能性はグッと高くなるのです。高校生のハゲは細胞の老化で髪が抜けているわけではありません。男性ホルモンの過剰分泌による一過性のハゲということも十分に考えられますし、生活習慣を直してハゲがよくなったという人もいますので、深刻に考えすぎないようにしましょう。ハゲを気にすること自体がストレスになってしまうので、『この方法が効かなかったら、別の方法を試してみよう』と前向きに考えてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました