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ささくれの原因は親不孝?【治療法は栄養を摂取すること!】

ささくれ

ささくれの主な原因は乾燥や栄養不足といわれていますが、親不孝という迷信もありますね。このささくれですが、できてしまうと、水仕事にも影響してしまい、それに常に気になります。また酷くなると化膿してしまうこともあります。

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ささくれの原因は親不孝なんていわれることがありますが、実は私はささくれがよくできるんです。親不孝もの?特に冬になると乾燥が原因で人差し指や中指にささくれができまくります。治療法や摂取したい栄養を調べてみました。

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ささくれとは?

ささくれとは別名さかむけとも呼び。主に手の爪の根元部分の皮膚が向けた状態を指します。

これは爪の周辺の皮膚組織は指先の方向に向いているため、皮膚線維の断面が露出しやすくなってしまいます。そのため、爪の根元部分から線維がはげてしまい、めくれてしまってささくれになってしまうのです。

なので、ささくれは爪の周辺が傷ついたり、切れたりしなくとも自然と皮が向けてしまうことでなります。

なぜ、このように皮膚の断面が露出してしまうかと言うと、原因の1つに乾燥があります。

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日常生活の中で洗剤を使用したり、水仕事をする方の場合は指の皮脂が洗い流されてしまい、指先が皮脂でコーティングされなくなってしまいます。そのため、乾燥が進み皮膚線維が露出しやすくなるのです。

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その積み重ねとして、爪先の皮膚が乾燥でめくれてしまいささくれが出来てしまうのです。

また、栄養不足でもささくれになります。

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これは皮膚の原料となるタンパク質が不足してしまい、爪先の皮膚部分の再生が間に合わなくなってしまって、ささくれが出来てしまうこともあります。

ささくれの原因は?

ささくれの原因にはいくつもあります。

まず、日常生活で陥りやすいささくれの原因は手肌の乾燥です。水仕事をしたり、洗剤を使用する場合は手肌の皮脂が洗い流されてしまうため、手はだから潤いがなくなり、爪先の皮膚がダメージを受けてささくれが出来やすくなるというものです。

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また、女性に多いのがネイルやジェルネイルをしてしまってささくれが出来るというものです。

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マニキュアをするときにはネイルケアとしてアルコール消毒や、甘皮除去を行いますが、それが原因で皮脂が足りなくなったり。爪先の皮膚組織が露出してしまい、ささくれが出来てしまうことがあります。なので、ネイルをするときの指先のケアもほどほどにするようにしましょう。

そして、栄養不足や栄養の偏りにより皮膚の原料となるビタミン類などが不足することでもささくれが出来やすくなってしまうこともあります。

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これはキズの治療に役立つビタミン類が不足してしまい、爪の根元部分の回復が追いつかず、ささくれが出来てしまう原因になってしまうことがあります。

どんな栄養が不足しているの?

ささくれは栄養不足でも引き起こされることがあります。

人間の皮膚は常に皮脂で覆われています。その皮脂があることで、肌の健康状態を保つことができるのですが、栄養不足になってしまうと肌の健康状態を保つことができなくなって、ささくれができてしまうのです。

皮膚や粘膜を保つためにはビタミンAやビタミンB2などが必要になるのですが、これらのビタミンが不足してしまうと、指先まで保護されずにささくれが起こってしまいます。また、キズの治癒に役立つビタミンEが不足してしまうと、ささくれ部分が治癒できなくなってしまいささくれが治りにくくなってしまうことがあります。

ビタミンEはナッツ類に含まれています。

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なのでささくれが出来ている場合は、栄養不足の可能性があるので、ビタミンを多く含む野菜類を多く摂取するように心掛けましょう。

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また、油分が不足してしまうことでもささくれが引き起こされてしまうことがあります。これは油分が不足することによって、手肌の油分が減少してしまい、乾燥しやすくなってささくれが出来てしまうこともあります。

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簡単な治療法は?

一度出来てしまうと地味に痛く、長引くささくれですが、そのしつこいささくれを治療する方法があります。

まず、ささくれの原因でもある乾燥を防ぐことでささくれが治療されることがあります。水や洗剤を使う人の場合は、手袋をするようにしたり、ハンドクリームを塗るなどのケアをすることによってささくれを治すことが出来ます。

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その場合、保湿成分があるハンドクリームを利用するのがおすすめです。

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次にささくれが出来てしまった場合は小さなハサミなどで、皮膚のはがれてしまった部分を切るという方法があります。深く切るのではなく、浅く切ることによってささくれが悪化して切れてしまったり。皮膚を傷つける心配がなくなります。

また、ささくれは保湿することでも改善されることがあるため、ささくれ部分に絆創膏を巻くだけでも治療の効果があります。

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ささくれ部分は乾燥していて、硬くなりやすく。そのせいで、爪の根元部分が痛くなってしまうこともあるので、ふつう絆創膏や液体絆創膏を指先に塗るという治療法もあります。ハンドクリームを塗ってから、絆創膏を張るのも保湿されておすすめです。

化膿することもある?

冬の乾燥や、水仕事などのし過ぎでできてしまう「ささくれ」ですが重症になってしまうと化膿してしまうことがあります。ささくれだからと言って、放置しておくと傷口にバイキンが入ってしまい化膿してしまうケースがあります。(化膿すると痛いですよ。体験談)

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指先がバイキンに感染してしまい、炎症や化膿を起こしてしまうことを「ひょうそ」と呼びますが、ひどくなってしまうと膿を出すために切開手術が必要になったり。抗生物質の治療が必要となってしまうこともあります。

油断をしていると痛い目を見ることもあるので、ささくれだからといって放置しないようにしましょう。

ささくれが出来て指先が腫れたり。膿んでしまって指の色が変色してしまっているようなら、迷わず病院で受診するようにしましょう。

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また、化膿した部分に肉の塊のような、異物が出来てしまうことがあります。これを「肉芽」と呼ぶのですが、これはバイキンを隔離するためにできるもので、きちんとした治療をすればやがて取れてしまうものです。

しかし、見た目も悪くなってしまいますし。放置しておくと危険もあるので、その状態になってしまった場合は病院にいくようにしましょう。

さかむけとささくれは同じ?

「ささくれ」と「さかむけ」は実は同じ意味です。

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方言に近く、主に東日本では「ささくれ」。西日本では「さかむけ」と呼ばれているようです。ただ地方によっては厳密には意味が微妙に違う場合もあるようです。

例えば「ささくれ」の場合は爪の根元が細かく裂けていることを言う場合もあり。「さかむけ」は逆剥けと表記されるように、爪の生え際からの皮膚が荒れて細かく裂けてしまうことを言う場合もあるようです。

また、ささくれがひどくなって、傷口が深くなってしまうものを「さかむけ」という地方もあり、実は場所によって差が大きい言葉でもあるようです。

ただ全国的に流通しているささくれを治すための治療薬にも「さかむけ」と表記されていることがありますが、これは製薬会社の本社が大阪にあるためさかむけと表記されるようです。

また、国語辞典では「ささくれ」で索引すると、その語釈として「さかむけ」と言い換えられている部分もあり、どちらかと言えばさかむけの方が一般的になりつつあると言えるのかも知れません。ただ、地方差があるだけで根本的な意味は同じなので差はありませんが、通じないこともあるので留意が必要です。

親不孝と呼ばれる迷信もありますよね

ささくれは昔から「親不孝の証拠」と呼ばれていました。もちろん迷信ではありますが、その原因は意外と現実的なものもあります。

まず、ささくれが出来てしまう原因にはお肌の乾燥だけでなく、栄養不足があげられます。

また、不摂生な生活をしている場合でも、ささくれが出来てしまうため、そういった事柄から栄養不足になるように、食事をキチンと食べず、生活が乱れているというイメージから「親不孝」というレッテルを貼られる原因となってしまっていたようです。

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しかし、迷信によっては逆の理由から「親不孝」と言われているパターンもあります。

昔は子どもであっても親の手伝いをするのが当たり前でした。しかし、ささくれができてしまうと、その痛みからどうしても、水仕事などの仕事に痛くって親の手伝いができなくなってしまうことで「親不孝」と言われてしまう説があります。

それから、ささくれができることで、親に心配をかけてしまうということで「親不孝」と言われるパターンもあります。色々な迷信がありますが、あなたに当てはまるものはありますか?ご参考までにご覧ください。

ささくれの原因は親不孝?【治療法は栄養を摂取すること!】のまとめ

ささくれになってしまうと、水仕事をすることが辛くなるので、酷くなる前には対策していきましょう。そして冬になるとささくれが出てくる方は乾燥が大きく関係しているので、ハンドクリームなどで対策していきましょう。

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