資格取得見込みは履歴書にどう書けばいい？

資格取得見込みは履歴書に書く必要があるかどうか悩んでいる方は、多いのではないでしょうか。たとえば、就活中だったり、転職を考えていたりする場合は、少しでも有利になるために資格取得に関する記述を書きたいものです。

この記事では、そんな皆様のお役に立てるよう、資格取得見込みの場合、どのように履歴書に書いたら良いか説明します。また、関連性のある資格や全く関連性のない資格は履歴書に書くべきかについても触れます。参考にしてください。

資格取得見込みとはどういうこと？

資格取得見込みとは、資格を取得するために勉強中ですが、資格を取得する見込みがあるという意味です。

たとえば、介護の資格を取得しようとしている場合で考えてみましょう。介護の資格取得見込みとは、介護の資格を取得するために勉強中という意味です。

介護の資格取得の勉強をしていない人で、介護の仕事に就こうとしている人に比べれば、かなり見込みがあります。企業側としては、資格取得見込みの人を育てたい、今後の戦力となるので確保したいと考えるはずです。

資格取得見込みは、履歴書にどう書けばいいか気になるものです。ここでは、資格取得見込みの書き方をお伝えします。資格取得見込みで仕事を探したいとお考えの方、履歴書への書き方を迷っている方は参考にしてください。

資格取得見込みの場合、履歴書には「資格取得のため勉強中」とか「受講中」と書きましょう。

その際は履歴書の「資格欄」に書くのは「取得予定の資格名」です。ただし、取得年月日の欄はそのまま空白にしておいてください。

ここで、気を付けたいのは、特に資格取得のための勉強をしていないのに、「勉強中」と虚偽の事実を記載することです。「どうせわからないから書いておく」という甘い考えはいけません。

考えられるのは面談中に資格の内容を聞かれることです。もしも、いいかげんな気持ちで資格取得欄に勉強もしていない資格を書いてしまったら、きちんと答えられません。

虚偽の記載は絶対にやめましょう。

取得見込みの資格については、正確に書くようにしてください。もしも、間違えてしまうと、資格取得への意識が薄いのではないかと誤解されます。

たとえば、保育士資格を勉強中であれば以下のように書きます。

・保育士資格取得のため○○短期大学で勉強中

この場合、大学名も正式な名称を書きましょう。もしかすると、面接で聞かれる可能性もあります。その折にはきちんと答えられるように練習しておくと良いです。

受験日はわかれば、正確に書いておきましょう。誠実さがわかり、好感度もアップするはずです。

その際は、間違えないように正しく書くようにしてください。

たとえば、介護福祉士を目指して福祉の専門学校に通っている場合です。

・介護福祉士を目指し、A福祉専門学校に在学中、〇年卒業見込み、〇年〇月×日　受験予定

仮に国家試験を何度か受けて落ちてしまった場合でもその旨を書いておきましょう。企業側も頑張りを認めてくれます。

たとえ落ちたとしても、挑戦して頑張ることが大事でしょう。

資格取得見込みの場合は、それについて正確に履歴書に書いておくと好印象です。資格取得のために頑張っていること、将来的に大きな戦力として期待できることは、企業にとってはありがたいことです。

また、資格取得見込みはアピールポイントの一つになります。就職に役立てたい、キャリアアップをしたいなど、人それぞれのニーズによって資格取得が奨励されているからです。資格取得見込みのために頑張る人は評価されやすいでしょう。

皆様の将来に役立つ資格を取得できるように勉強に励みましょう。