体臭の対策法をご紹介する前に、まずは原因を突き止めることから始めましょう。睡眠不足や運動不足になっていませんか?水分不足も体臭の原因になってしまうので、こまめな摂取で対策していきましょう。
体臭の原因は疲労からストレス、そして睡眠や水分不足など様々な要因があります。また亜鉛やたんぱく質の不足から運動不足までと体臭の原因は幅が広いのが現状です。対策するには原因を突き止めることから始めましょう。
記事の最下部では、体臭が気になる方におすすめのアイテムをご紹介!特に30代以上の男性は必見です!
睡眠不足による体臭の原因と対策法は?
睡眠不足の日々が続くと、それが原因で体臭が強くなることがわかっているそうです。
仕事が忙しく不規則な生活を送っている人が多くなっています。
体臭が気になると、さらにストレスが溜まってきますよね。そうならないためにも、睡眠をしっかりとり体臭を改善していきましょう。
けれども、睡眠不足と体臭ってそんなに深い関わりがあるのでしょうか。
一見、何の関係もないような気がします。
実は、睡眠不足になると基礎代謝が下がり、体温が低い状態を引き起こします。
そうすると、体臭などの臭いの元を分解する肝臓の働きが低下するのです。
それから、自律神経の働きも悪くなり、皮脂の分泌が多くなります。その皮脂を細菌が分解しようとする時に臭いが発生します。
また、睡眠不足でストレスが溜まることも体臭の原因とされています。
ストレスが溜まると、老化などを招く活性酸素が発生します。睡眠不足だと、活性酸素を取り除くことがうまくできなくなり、やはり体臭が発生してしまうのです。
体臭を防ぐ対策法は、まず睡眠不足の解消をすることです。
睡眠時間を長くとるのは難しい場合、少しでも質の良い睡眠ができるようにしなければなりません。
寝る直前の食事は避けたり、パソコンやスマホの使用をやめる、という対策法だけでも睡眠不足には効果があります。
水分不足による体臭の原因と対策法は?
汗が体臭の原因と思っている人が意外に多いような気がします。
汗は、暑かったり緊張すれば、自然に出てくるものでほぼ無臭であり、汗自体が体臭の発生にはつながりません。
その間違った認識から、汗をかきたくがないために水分摂取を抑える人がいます。実は、このことが体臭の原因となっているのです。水分不足になると、臭いの発生源である老廃物が凝縮されてしまい、体臭が強くなるのです。
水分を摂りすぎても尿として、外に排出されるので汗の量とは関係ないのです。むしろ、老廃物を排出させやすくするためにも、水分不足にならないようにした方がいいです。
体臭予防の対策法は、適度な水分補給が大事になってきます。コップ一杯くらいの水分をこまめに摂ります。
摂りすぎは腎臓に負担がかかり、むくみの原因になったりするので注意しましょう。
また、水分ならなんでもいいのですが、特に緑茶が体臭を防ぐのには効果があります。
緑茶に多く含まれるカテキンは、口の中で雑菌が繁殖するのを防いでくれます。
同じく多く含まれているフラボノイドは、消臭効果があります。緑茶は利尿作用もあるので、うまく取り入れて水分補給できれば体臭予防に効果的といえます。
亜鉛不足にも原因が?
亜鉛不足になった人に体臭があるのは、亜鉛不足を引き起こす原因の病気の存在があります。
ピロルリアは、ピロール尿症ともいわれる尿中に大量のピロールが出る病気です。
ピロールは、異臭を持つ液体で体臭やワキガなどのいやな臭いの原因になるといわれています。ピロルリアは、体臭以外にもうつ病などの精神的な病気を引き起こすともされています。
ピロルリアを発症すると、なぜ亜鉛不足になるのでしょうか。
それは、ピロールが血液中のビタミンB6と亜鉛に結びついて、尿として排出されるからです。
ビタミンB6が不足すると、免疫力や精神的な力が減少します。
亜鉛は、不足すると感情のコントロールが難しくなり、暴力や幻聴などを起こすきっかけになります。ピロールが増えて、ビタミンB6と亜鉛が不足すると、うつ病などを発症しやすくなるのです。
亜鉛不足による体臭の対策法は、ピロルリアを治療するのが一番の方法です。
しかし、ピロルリアの原因や明確な治療法は確立していないのが現状です。
それでも、ビタミンB6と亜鉛を多く含む食品を摂取することは効果的といえます。これらを多く含む、レバーやカツオ、マグロや豆類を積極的に摂りましょう。
体臭を防ぐには、クエン酸を摂るのが効果的です。
[ad#ad-1]鉄分が不足する時にも注意?
鉄分不足と聞くと、まず思い浮かぶのは貧血ですよね。
実は、この貧血が体臭と関係しているのです。
鉄分不足が貧血を招き、体臭の原因となっているといえます。
貧血は、血液中の赤血球の酸素を運ぶ役目のヘモグロビンが減少すると発症します。血液の酸素を運ぶ働きが弱くなると、体内に酸素が行き渡らなくなり貧血状態になります。
貧血の人の汗は、ベタベタしていて悪い汗をかきやすくなっています。
それは、体内の酸素不足により汗をかく時に必要なエネルギーも足りなくなっているからです。エネルギーが足りないため、別の解糖類というエネルギーが作られて、さらに乳酸もできます。
乳酸も臭いがあるのですが、乳酸の増加でアンモニアも汗の中に増えてきます。これらのことが体臭に結びつくのです。
貧血の悪い汗は、かなり臭いがきつい汗です。
さらに、汗をかくと鉄分も減少していきます。
鉄分不足による貧血が体臭の原因となり、汗をかけばますます鉄分不足に陥るという悪循環を繰り返すことになります。
この場合の体臭の対策法は、貧血を改善するのが一番です。病院で鉄分の薬を処方してもらいます。普段の食事でも、大豆食品やほうれん草などの鉄分を多く含む食品を摂るように心がけましょう。
運動も適度にしましょう。
運動不足が体臭の原因になるといわれています。運動不足の人は、代謝が悪くなり太りやすくなることはよく知られています。この代謝が悪くなることが、体臭の原因にもなるのです。
運動不足の人は普段から体を動かさないので、血流が悪い傾向にあります。
血流が悪いと、酸素が汗が出る汗腺に行き届かず、エネルギー源としての糖が使われなくなります。その代わりに脂肪酸が使われ乳酸が発生し、アンモニアが汗に混じって分泌され汗が臭って体臭になるのです。
また、運動不足の人はアルカリ性の強い汗をかくといわれています。そのため、皮膚に雑菌が増えやすくなっていて、その臭いもかなり不快に感じるようです。
運動不足が原因の体臭の対策法は、運動をするのが最適な方法です。
特に、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。毎日続ければ、汗の成分も酸性になってサラサラの水のような無臭の汗に近くなってきます。そうなると、雑菌も増えなくなり体臭も改善されていきます。
たんぱく質を摂取しよう!
たんぱく質不足というと、ダイエットを連想します。炭水化物などの糖質やたんぱく質の摂取を制限する無理なダイエットが、たんぱく質不足を招き体臭の原因になっているのです。
たんぱく質や炭水化物が不足すると、エネルギーを作るために体は溜まっていた中性脂肪を燃焼させてエネルギーに変えようとします。
これがダイエットになるわけですね。
しかし、過激なダイエットをしているために、代謝が悪くなっていて余った脂肪酸が血液中に増えてきます。この脂肪酸が汗や皮脂に混じって出てくるので、体臭になってしまうのです。
同じく代謝の悪さから、血の流れも悪くなり体内の酸素不足も起こしてしまいます。
そうすると、今度は乳酸も発生し、そのためにアンモニアまでもが汗とともに排出されるようになります。この段階までくると、かなり体臭がきつくなってくるのです。
この場合の対策法は、無理なダイエットをやらないのが一番です。
たんぱく質不足は、体臭だけでなく体調不良の原因にもなるからです。ダイエットを成功させたかったら、代謝をよくすることが大切です。
それには、有酸素運動が効果的です。
栄養バランスのとれた食事をして適度な運動をすることが、体臭予防につながります。
改善されないならコレを使ってみては?
何をやっても体臭の改善がされない場合には、以下をチェックしてみてはいかがでしょうか?体臭のメカニズムが分かるのと同時に解決まで導いてくれます!
体臭の原因と対策法は?【睡眠や水分不足に注意!】のまとめ
体臭は自分では気づきにくいことがあります。もし睡眠不足や疲労がたまった時には体臭に気をつけた方が良いかもしれません。また着ていた服などからもチェックをするようにしてみるのも良いでしょう。