寝癖がついてしまう原因は色々で髪質や寝方、そして枕などがあります。朝の忙しい時に寝癖があると辛いですね。寝癖がつかない方法や前髪や縮毛矯正の場合の直し方をご紹介しています。
寝癖がつかない方法でもっとも簡単な方法は寝方に気をつけるということですが、睡眠は無意識状態なので、自分で制御できませんので、寝癖がついてしまったら、素早く直せる方法を身につけておくことが大切です。
寝癖の原因は?
朝時間が無いときに寝癖がついてしまうともう最悪。ではなぜついてしまうのか?寝癖がつく主な原因はいくつかあります。
髪の毛をしっかり乾かしていない
風呂上がりなどに髪の毛を濡れたままにしていたり、乾かしたつもりでもしっかり乾かせていない時にそのまま寝てしまうことや寝ている時にかく汗で髪の毛が濡れてしまう事です。
髪の毛はほとんどタンパク質で構成されています。そのタンパク質同士は「水素結合」と言うもので結びついています。
しかし、水で濡れてしまうとこの結合が離れてしまいます。また、乾くと結合し直すという性質をもっています。この性質に髪の毛がどうなるかが左右されます。
なので、濡れた髪の毛が乾くと再びタンパク質が結合するのでその乾いた時の形になります。
例えば、髪の毛が濡れたままで寝た場合に枕と自分の頭との間で髪の毛が重力によって折れたまま押さえ付けられそのまま乾くと寝癖が付きます。
髪質や髪型によるもの
髪質がくせ毛の人はくせ毛で無い人に比べつきやすくなります。髪の毛が太いこと、固いことなども寝癖がつきやすい原因です。
また、短髪の人も比較的寝癖がつきやすいとされています。これらが寝癖がつく主な原因ではないでしょうか。
寝癖がつかない方法は?
寝癖がつかない、つきにくくなる方法をいくつか紹介します。この方法を知っているだけで、毎日寝癖に悩んでいる人はその悩みから解放されますので、是非チェックしてください。
髪の毛をしっかり乾かしてから寝る
先程も述べましたが、髪の毛の形はタンパク質の水素結合で決まってくるのでしっかり髪の毛をドライヤーで乾かす事で寝癖がつきにくくなります。(寝汗で濡れる事があるので完全につかないとは言い切れませんが。。)
髪の毛を束ねて寝る
髪の毛が長い人は寝る前にヘアゴムやシュシュなどで緩めに髪の毛を束ねると寝癖がつくのをおさえられます。また、髪の毛を軽く三つ編みにしてから寝るのも効果があるそうです。
これらをする時は髪の毛をきつく束ね過ぎないように注意してください。
フードやニット帽などをかぶって寝る
フードやニット帽をかぶることで髪の毛が固定され寝癖がつきにくくなります。
しかし、髪の毛を束ねる時と同様にきつすぎる物をかぶると逆効果になってしまいまうので気を付けてください。これはフードやニット帽をかぶるだけなので簡単に実行しやすい対策だと思います。
[ad#ad-1]寝癖のつかない寝方
ここでは髪の毛を完全に乾かしていることを前提に寝癖のつかない寝方を書いていきます。
枕の種類や形を変える
前述したように髪の毛は枕と自分の頭で挟まれるので枕にも影響されます。
枕を使って寝る人がほとんどだと思いますが、この時の枕の種類や形によって寝癖がつきやすくなります。
例えば、そば殻の枕よりも低反発枕の方が寝癖がつきにくくなります。なぜならば、低反発枕は柔らかく頭の形に形状を変えることができるので頭が固定され寝癖がつきにくくなります。
熟睡する
普通、人は寝ている時に、数回の寝返りをしています。この寝返りの時に髪の毛がクセがついたまま押さえつけてしまうと寝癖になってしまいます。
つまり、寝返りをうつ回数が多ければ多いほど寝癖がつく可能性が高くなります。逆に少なくなればその分、可能性が下がるということです。
なので熟睡して寝返りの回数を減らそうということです。寝る前に軽くストレッチをするだけで熟睡効果があるそうです。
仰向けにして寝る
普段から横向きに寝ている人は仰向けにして寝ると寝癖がつきにくくなります。また、髪の毛が長い人は仰向けの時に髪を左右に分けて寝るとより効果があるそうです。
縮毛矯正の寝癖の直し方は?
ここでは縮毛矯正の寝癖の直し方について書いていきます。
寝癖がついた部分を髪の根元から濡らす
最初にも述べましたが、髪の毛の形はタンパク質同士の水素結合によって決まっています。
寝癖がついた状態で結合してしまった髪の毛をもう一度濡らすことで再び結合が離れさせることで寝癖を直します。ここでもしっかり髪の毛を乾かしてください。
また、ドライヤーで乾かしてブラシを髪の毛の真っ直ぐに伸ばすときれいに仕上げることが出来ます。1番古典的な方法ですが効果は大きいと思います。
蒸しタオルを使う
直接、髪の毛を水で濡らすのが嫌な人は濡らしたタオルを電子レンジで1~2分間温めた蒸しタオルを使う方法がいいと思います。
このタオルを寝癖がついた根元部分に当てると寝癖が直ります。これは時間は少しかかりますが髪の毛を余計に濡らさなくて済みます。
ヘアアイロンを使う
縮毛矯正をしていない人も使えますがヘアアイロンを使って寝癖を直します。
この時に温度を上げ過ぎたり、同じ部分を長時間当て続けると髪の毛が焼けて傷んできたり、縮毛矯正がとれてきたりするので注意してください。
前髪についた時は?
前髪が変わるだけで印象が大きく違ってくるので前髪の寝癖直しはとても重要です。
前髪を濡らす
前髪も当然他の髪の毛と同じものなのですが少し乾かし方に違いがあります。先程は髪の毛をしっかり乾かすと書きましたが、前髪は半乾きの間にスタイリングをしていきます。
まず、前髪をしっとり濡らしてから頭の上から下に向けてドライヤーを当てます。ここでは前髪を半乾きにしておいてください。
髪の毛を半乾きにしたら髪の根元からワックスなどを使いスタイリングしていきます。髪の毛が濡れすぎているとワックスを付けた時に束になってしまうので注意してください。
そして、前髪をクシなどで下側から押さえながらドライヤーを当てていき乾かします。最後にドライヤーの冷風を当ててスタイリングしていきます。
いつも前髪に寝癖つくという人は寝る前に髪を乾かす際に前髪から乾かすようにしてみてください。これをするだけでも変わってきます。
すぐに直す方法は?
すぐに簡単にできる方法を紹介していきます。
帽子をかぶる
先程も寝る前にフードやニット帽をかぶる方法を書きましたが、今回は起きた後に寝癖を直すためひ帽子をかぶります。
多少のハネなどはこれで直せると思います。帽子をかぶっている間に他の用意や準備ができて効率的かつ帽子をかぶるだけなので簡単にできます。
髪の毛を濡らして乾かす
やはり、ひどい寝癖を確実にしっかり直すには髪の毛を根元から濡らして乾かすのが1番だと思います。
また、ワックスなどを付けてスタイリングをする人にはこの方法がもってこいです。ワックスなどの整髪料は髪の毛が半乾きの時の方が効果を発揮します。
ドライヤーで寝癖を直す
水を使わずにドライヤーで寝癖を直す方法です。まず初めに、寝癖がついた髪の毛の根元に整髪料をつけます。
そして、頭を下げて上から下にドライヤーの温風を当てます。温風を当てスタイリングをし冷風を当てて固定していきます。髪の毛を濡らして乾かすより時間がかからないので急いでいる時に使える方法だと思います。
寝癖がつかない寝方とすぐに直す方法【前髪や縮毛矯正は?】のまとめ
寝方や髪質によって寝癖がつきやすいということがあります。方法をチェックするだけで寝癖の悩みは軽減されると思います。