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Wi-Fiのセキュリティーは必要?強化するために確認すべきポイントを解説!

Wi-Fi

最近では、家庭内のWi-Fiルーターに、複数の機器が接続されている家庭も多いでしょう。Wi-Fiルーターは、プリンターやテレビ、スマホなど多くの機器をインターネットに接続できます。

しかし、Wi-Fiのセキュリティー対策をきちんとしないと、サイバー攻撃の被害に遭うかもしれません。

どうやってセキュリティーを強化すればいいか分からず、困っている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、Wi-Fiセキュリティーを強化する方法についてご紹介します!

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Wi-Fiセキュリティーの重要性とは?

Wi-Fiセキュリティー

家庭用のWi-Fiが普及しています。

スマホやPCだけでなく、スマート家電など、さまざまな機器と接続できるようになりました。

Wi-Fiルーターは、さまざまな機器の通信を補助し、インターネットに接続する重要な役割を担っています。

一方、Wi-Fiルーターのセキュリティーが破られると、接続するすべての機器に危険が及んでしまうのも現状です。

たとえば、Wi-Fiの乗っ取りなどの被害に遭ったり、 通信を傍受してクレジットカードや銀行口座の情報を入手されることもあります。

パソコンやスマホのセキュリティー対策が万全でもWi-Fiルーターが攻撃されることで、プライバシーの侵害や個人情報漏えいの可能性があり、被害者または加害者になることもあります。

セキュリティ対策の確認すべきポイント

Wi-Fiセキュリティー

Wi-Fiのセキュリティー対策で確認するべきポイントは以下の通りです。

  • ルーターのセキュリティー規格を確認する
  • ルーターのファームウェアを最新にする
  • 見知らぬ機器の接続を制限する
  • セキュリティサービスを利用する

それぞれ詳しくみていきましょう。

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ルーターのセキュリティー規格を確認する

ルーターのセキュリティー規格によって、Wi-Fiセキュリティーの強化度合いが分かります。

現在の規格がどうなっているか確認しておくことが大切です。

最新の規格はWPA3-SAEですが、旧来のWEPやWPA-TKIPになっている場合は、設定を変更するか新しいものに買い替えるのがおすすめです。

パソコンを使ってルーターの暗号化方式を確認する方法をご紹介します。

Windowsの場合

  1. スタートメニューから設定を選ぶ
  2. Windowsの設定をクリックし、ネットワークとインターネットを開く
  3. Wi-Fiを選択し、ハードウェアのプロパティーをクリックする
  4. プロトコルに記載されている、セキュリティー規格を確認する

Mac OSの場合

  1. 画面左上にあるAppleロゴをクリック
  2. このMacについてを選び、システムレポートをクリックする
  3. ネットワークからWi-Fiをクリックする
  4. PHYモードに記載されている、セキュリティー規格を確認する

ルーターのファームウェアを最新にする

無線LANルーターは、機能改善やセキュリティを向上するために、ファームウェアをアップデートすることがあります。

ほとんどの機種では、無線LANルーターの設定画面で現在使用しているファームウェアのバージョンが確認可能です。

最近のルーターは自動でファームウェアがアップデートされる機種が多いため、自動アップデート機能を有効にしておきましょう。

見知らぬ機器の接続を制限する

インターネット接続機器には、MACアドレスという機器の固有番号が割り当てられています。

Wi-Fiルーターのモデルによっては、MACアドレスフィルタリングがあります。

これは、特定のMACアドレスの機器しか接続できないようにする機能です。

自分が使っている機器のMACアドレスを登録しておけば、登録されていないMACアドレスの機器は接続されません。

しかし、知識があればMACアドレスのなりすましができるため、根本的な対策にはならないでしょう。

セキュリティーサービスを利用する

Wi-Fiのセキュリティー対策を強化するには、セキュリティーサービスを利用することもおすすめです。

自宅のWi-Fiは、自分のPCだけでなく、家族のスマホやIoT家電など、さまざまなデバイスが接続されているでしょう。

それぞれにセキュリティリスクがあるため、可能であれば、自宅のネットワーク全てを管理・保護できるセキュリティを導入するのがおすすめです。

Wi-Fiセキュリティーの種類を確認する方法

Wi-Fiセキュリティー

「Wi-Fiセキュリティーにはどんな種類があるの?」

「セキュリティーの確認方法が知りたい!」

このようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。

ここからは、セキュリティーの種類やスマホ、パソコンで確認する方法をご紹介します!

セキュリティーの種類

セキュリティーの種類は以下の通りです。

  • WEP
  • WPA
  • WPA2

WEPは、最も古い規格の暗号キーです。

WEPは、設定した後固定された暗号キーが使用されます。

ゲーム機などに使われているセキュリティの多くがWEPでしょう。

WEPの解読方式なども出回っている状態なので、1分程度で解読できる暗号キーとも言われています。

特別な事情がある場合を除き、使用するのは避けた方が無難です。

 

WPAはWEPを改良した暗号キーで、TKIPとも呼ばれています。

通信中に暗号キーが自動的に変更されます。

WEPと比べると強度の高い暗号キーといえますが、解読されている例がたくさんあるので、完全なセキュリティとは言えないでしょう。

 

WPA2は現在の無線LANの中で最もセキュリティ強度が高いと言われているる暗号キーです。

AESとも呼ばれています。

最新の暗号規格なので、無線LANを使用する場合は、この暗号キーを使うのがおすすめです。

セキュリティーの種類を確認する方法

セキュリティーの種類を確認する方法をご紹介します!

iPhoneで調べる方法

  1. トップメニューから「設定」を開く
  2. 「Wi-Fi」をタップする
  3. 接続先のネットワークが表示されたら「鍵マーク」の有無を確認する
  4. 接続先の名称や「iマーク」をタップする

確認ページに表示されるテキストの種類によって、セキュリティの安全性や種類が確認できる

表示されたメッセージを確認し、「セキュリティ保護されないネットワーク」と表示された場合は暗号化なしです。

「安全性の低いセキュリティ」と表示された場合は、WEPとなります。

とくにメッセージが表示されない場合は「高強度の暗号化方式(WPA/WPA2など)」です。

接続後、勧告メッセージが表示されなければ安全といえるでしょう。

 

Androidで調べる方法

  1. トップメニューから「設定」を開く
  2. 「Wi-Fi」をタップする
  3. 接続先のネットワークが表示されたら、アイコンの種類やテキストをチェックする

Androidの場合、Wi-Fiアイコン上に鍵マークがあるか、テキストの種類によって暗号化が有効になっているか確認できます。

鍵マークが表示されていて、「セキュリティ保護」のテキストが表示されている場合は暗号化が有効です。

鍵マークが表示されていなかったり、「オープン」のテキストが表示されている場合は、暗号化が無効です。

一度接続したことのあるネットワークは「保存済み」と表示される場合があるので、鍵マークの有無で判断するといいでしょう。

暗号化方式の種類を確認したい場合は、接続先の名称をタップしましょう。

 

Macで調べる方法

  1. 「システム環境設定」をクリックする
  2. 表示された項目から「ネットワーク」をクリックする
  3. 接続先を選択する
  4. 「詳細」をクリックし、表示された使ったことのあるネットワークからセキュリティの項目を確認する

「なし」や「WEP」と表示されているネットワークは避けましょう。

「WPA/WPA2パーソナル」や「WPA2/WPA3パーソナル」という表示の接続先を選択します。

 

Windows 10で調べる方法

  1. タスクトレイのネットワークアイコンをクリックする
  2. 接続先一覧に表示されている「!マーク」とテキストを確認する

「!マーク」と「オープン」というテキストが表示されている場合、暗号化が無効です。「セキュリティ保護あり」と表示されている場合は暗号化されている接続先となります。

Windows 10の場合は、接続先の「プロパティ」を確認することでセキュリティの種類がチェックできます。

iPhoneで“安全性の低いセキュリティー”と表示された場合の対処法

Wi-Fiセキュリティー

「安全性の低いセキュリティ」の表示を消す方法は、以下の通りです。

  • Wi-Fiルーターの暗号化アルゴリズムを変更する
  • セキュリティ規格が最新のWi-Fiルーターを使う

それぞれ詳しく見ていきましょう。 

Wi-Fiルーターの暗号化アルゴリズムを変更する

Wi-Fiルーターの暗号化アルゴリズムを変更する方法はおすすめです。

暗号化アルゴリズムを最新のものへ切り替えることで、「安全性の低いセキュリティ」のメッセージが消えます。

暗号化アルゴリズムはWi-Fiルーターの設定ツールから切り替え可能です。

 

BuffaloのWi-Fiルーターを利用している場合の切り替え方法は、以下の通りです。

  1. Wi-Fiに接続しているデバイスからルーターの設定ツールを起動する
  2. 設定ツールのメニュー画面で「無線LAN」を選択する
  3. 暗号化モードの項目を、「安全性の低いセキュリティ」と表示されないモードに切り替える
  4. 「設定」ボタンを押す

暗号化モードの変更では、以下のどれかを選択しましょう。

  • WPA2-PSK
  • WPA2 Personal
  • WPA2/WPA3 Personal
  • WPA3 Personal

これらを選ぶと、「安全性の低いセキュリティ」と表示されなくなります。

セキュリティー規格が最新のWi-Fiルーターを使う

古いWi-Fiルーターを利用している場合は、最新の暗号化アルゴリズムへ切り替えられない可能性があります。

もしWi-Fiルーターの暗号化アルゴリズムの切り替えができなければ、新しいルーターの導入を検討しましょう。

 

暗号化アルゴリズムがWPA2かWPA3でAESに対応しているWi-Fiルーターを導入することで、安全性が高まります。

Wi-Fiルーターを入れ替えるときは、一緒に光回線の見直しもしましょう。

光回線を見直すことで、通信環境も改善できるかもしれません。

まとめ

Wi-Fiルーターにはさまざまな種類があります。購入する際は、通信速度や周波数帯域だけでなく、セキュリティーも重視することが重要です。

Wi-Fiセキュリティーが強化されているとさまざまなメリットがあります。たとえば、第三者の不正ログインを防いだり、情報が悪用される心配も減るでしょう。

また、セキュリティーを強化するためには、Wi-Fiルーターの定期的な見直しや設定が欠かせません。定期的に確認し、安心して使えるようにしましょう。

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