動画視聴でしばしば使われるワードとして、VODやストリーミングが挙げられます。
皆さんも耳にしたことはありませんか？ところでVODとストリーミングにはどのような違いがあるのでしょうか？
また動画視聴をしていると、再生が止まってしまってストレスを感じたことはありませんか？
快適にストリーミングを楽しむためのポイントについても併せて解説しますので、参考にしてください。
VODとストリーミングの違いとは？
VODとストリーミングの違いですが、結論から言うとほとんど違いはないと考えていいです。
というのもVODの現在における配信スタイルは、基本ストリーミング配信だからです。
ただしVODで配信しているコンテンツの中には、一部ストリーミングではないものもあります。
ストリーミングとは？
ストリーミングとは、動画や音声をインターネットで再生する技術を指します。
「ストリーム再生」や「ストリーム配信」と紹介されることもありますが、意味は一緒です。
具体的に解説すると、音声や動画のデータを少しずつ受診することでパソコンやスマホなどの端末で動画視聴する仕組みです。
少しずつ受信しながら再生を同時並行で進めることで、スムーズな動画再生が可能です。
動画は大きなデータ容量のやり取りが必要で、まず一括でデータ受信してから再生するとなると再生スタートするまでにかなりの時間を要します。
そうなればユーザーもフラストレーションがたまります。
快適に動画視聴するために欠かせないシステムといえます。
VODとは？
一方VODとは「Video on Demand」の頭文字をとったものです。
「ビデオ・オン・デマンド」つまり動画配信サイトに登録して、見たいときにいつでも動画視聴できるサービスのことです。
VODを動画視聴する場合、通常はオンライン形式が採用されます。
オンラインの場合、少しずつデータ受信して動画視聴するストリーミング形式がとられています。
しかしVODの中には一部コンテンツを丸ごと端末にダウンロードして、オフラインにて視聴できるようなものもあります。
ですからVODの視聴手段の一種としてストリーミング再生があるという関係です。
ストリーミング再生がうまくいかない…その原因と対策について解説
VODの多くがリアルタイム配信するストリーミング再生を採用しています。
ところでVODのコンテンツを再生したところ、しばしば止まってイライラした経験はありませんか？
なぜストリーミング再生がうまくいかないのか、いくつか原因があります。
ここではストリーミング再生が止まる原因とその対策について紹介しますので、参考にしてください。
[ad#ad-1]混雑している
インターネットにアクセスが集中すると、処理が追いつきません。
その結果、スムーズなデータ受信ができなくなり動画がしばしば止まってしまいます。
一般的に19～24時にかけて、多くの人々が仕事を終え帰宅し一休みする時間帯にアクセスが集中しがちです。
もし混雑時以外にも動画視聴できるのであれば、上で紹介した時間帯を避けてVODにアクセスするとスムーズな市長が期待できます。
また混雑時に動画視聴したければ、画質を下げるのがおすすめです。
4KやフルHDのような高画質の場合、どうしても早い通信速度が要求され、混雑時通信速度の低下している時間帯に再生すると止まりやすくなります。
SDなど低画質に落とすことで、スムーズに動画再生できる可能性が高いです。
設定画面で画質を落として、様子を見てみるのも一考です。
モデルが古い
もし時間帯関係が組動画を見る際にしばしば止まってしまうのであれば、端末に問題があるかもしれません。
端末が少し前のモデルの場合、スペックが十分でない可能性があります。
結果、通信速度そのものは問題なくても端末の処理能力が追い付かず、しばしば動画が止まってしまいます。
古い端末を使ってしばしば動画再生が止まるのであれば、買い替えのタイミングかもしれません。
セキュリティソフトを使っている
インターネットの世界にはいろいろな脅威があります。
そこでセキュリティソフトを入れている方も多いでしょう。
リスクマネジメントとして必要なことですが、時としてストリーミング再生を邪魔する場合があります。
セキュリティ設定に問題があると、動画がうまく再生できない場合があります。
セキュリティソフトを入れている端末で再生していてしばしば止まるのであれば、いったんセキュリティソフトを無効にして試してみましょう。
まとめ
今ではほとんどのVODでオンラインにてリアルタイムでデータ受信して再生するストリーミング再生を採用しています。
ですからVODとストリーミング再生は同じような意味で利用されることが多いです。
少しずつデータ受信して再生を同時並行で進めるストリーミング再生は、時として再生がスムーズにいかない場合もあります。
その場合には以上で紹介した原因と対策を参考にして、ネット環境の改善を目指してください。
