ネットやオンラインゲームをよく利用する方の多くが契約しているWi-Fiですが、解約したいという方もいるのではないでしょうか。
引っ越しや乗り換えなど様々な理由で解約を検討するでしょうが、解約の手続き方法や違約金がかかるのかなどよくわからないという方もいるでしょう。
今回は、Wi-Fiの解約方法や解約する際の注意点、解約工事が必要かなどを紹介していきます。
Wi-Fiといっても、光回線やホームルーターやポケット型Wi-Fiの3種類があるので、自分が契約しているWi-Fiの種類を確認しながらみてくださいね。
Wi-Fiの解約方法は?
Wi-Fiの解約方法は契約会社や店頭、ネットで解約などによって手順が異なります。
ここでは、店頭で解約する方法と自宅で解約する方法を紹介していくので参考にしてくださいね。
店頭で解約する方法
店頭で解約の手続きをする場合は、その場で解約の手続きとルーター端末の返却を済まし後日残りの料金などが引き落とされるのが一般的です。店頭で解約する場合は、以下のものを忘れずに持って行きましょう。
必要なもの
・運転免許証などの本人確認書類
・解約する端末(ルーター)、SIMカード
・暗証番号、電話番号など
・印鑑
上記のものは忘れずに持って行きましょう。店頭でWi-Fiを解約したいと伝えると必要書類を準備してくれるので、記入して手続きを進めていきましょう。店頭に行く場合は、事前に来店予約をしているとスムーズに手続きが進むかもしれませんね。
自宅で解約する方法
忙しくて店頭に行く時間が取れないという方は、自宅で解約申請を以下の方法で行いましょう。
・Webサイトで解約申請をする
・電話で解約申請をする
・書面を取り寄せて解約申請をする
ネットで解約申請をしたい場合は、Wi-Fi契約した際の契約書に記載の契約IDや契約者名、住所、電話番号、ルーターに記載の端末製造番号などが必要になることもあります。
電話やネットで解約申請をする前に、Wi-Fiの契約書を手元に準備しておくとスムーズに手続きができるかもしれませんね。
契約書が見当たらないや契約IDなどがわからないという方は、店頭での解約や電話で解約申請をするのがいいでしょう。
また、一部のプロバイダでは書面でのみ解約を手続きを受け付けているという場合もあります。その場合は、書面を自宅に送ってもらい必要書類を記入などをして発送後に解約手続きがされます。手元に届くまでと自宅から書類を発送してからも届くまでに日数がかかるので最短でも1週間ほどかかってしまう可能性もあります。
解約を検討したらできるだけ早めにネットでも解約申請ができるのかなど解約方法を確認しておくのがいいでしょう。
Webサイトや電話でWi-Fiの解約申請をした場合、レンタル端末の返却を指示されることもあります。その場合は、返却しなければルーターの損害金を請求される可能性もあります。
解約申請をした際にルーターは返却するのか、返却する必要はないのかきちんと確認をしておくのがいいでしょう。
Wi-Fiを解約する際の注意点
Wi-Fiを解約する際に気を付けなければならないことを解説していきます。
契約期間の確認をする
Wi-Fiを解約を検討した時に最初に確認しておきたいことが契約期間です。
Wi-Fiの解約をする場合、更新月は違約金なしで解約することが可能です。
スマホと同じように、Wi-Fiを契約する際にも2年契約や3年契約で契約満了になり、解約の申し出がない場合は自動更新がほとんどではないでしょうか。
しかし、忙しい日々の中では自動更新をしていて更新年や更新月に気づかない場合もあるかもしれません。
解約を検討した際に、契約期間があとどれぐらい残っているのかを確認して更新年月を忘れないようにメモをしておくなどしておくのがいいかもしれませんね。
解約する際にかかる費用
Wi-Fiを契約期間中に解約する際は、違約金や端末の残債がいくらかかるのか確認をすることが大切です。
契約期間中に解約すると予想以上に高額になってしまうこともあるかもしれません。
契約期間が1年6ヶ月が残っている方と、残りの契約期間が2ヶ月という方は違約金の金額が驚くほど違います。
Wi-Fiは必要なくなったけれど、そのまま次の更新年月まで契約しておく方が支払額が少ないのか、違約金を払ってでもすぐに解約する方が安いのかは解約費用を確認してこのまま解約するのか、更新年月まで契約しておくのかを検討するのがいいでしょう。
端末の残債の確認をする
Wi-Fiのルーター本体(端末)の代金についても確認しておきましょう。
ルーターのレンタル契約の方は、契約期間中に解約しても端末の残債はかかりません。
しかし、端末を分割払いでしている方は契約期間とルーターの分割期間が異なる可能性もあり、端末の残債を全額支払わなければならない可能性もあります。最終引き落とし日に予想以上の金額を払わない為にも、ルーターを分割で購入している方はルーター本体の残債を確認しておくのがいいでしょう。
解約月は日割り料金にならない
Wi-Fiを解約する月は、月の前半でも日割り計算にならないことがほとんどです。
なるべくWi-Fiを解約月の限界まで使用してから解約をする方がお得ですが、解約申請がスムーズに進むかはわかりません。
そのため、翌月の分を支払わなくていいようにするためにも、解約月のギリギリまで使用するよりも早めに解約申請を行った方がいいかもしれませんね。
乗り換えの場合は負担金の確認
解約ではなく、乗り換えをする方はキャンペーンなどを確認しておくのがおすすめです。
他社から乗り換えの方向けに、以前のWi-Fiの解約金をキャッシュバックなどで負担してくれる可能性があります。
今使っているWi-Fiを解約して新しく契約したいと考えている方は、キャッシュバックを利用すると契約期間を気にせずに解約することもできるかもしれませんね。
Wi-Fiを解約したらいつまで使用できる?
Wi-Fi解約時にプロバイダを解約すると、契約している会社により異なりますがインターネットは使用できなくなります。
解約手続き後の15日までや月末まで翌月1日までと使用できなくなる日にちはことなるので解約の際に確認をしておきましょう。
乗り換えを検討している方は、新しいWi-Fiの契約や開通の手続きが終わってから現在契約しているWi-Fiを解約するようにするのがいいかもしれませんね。
また、プロバイダを解約すると基本的にプロバイダのメールアドレスが使用できなくなります。
仕事やプライベートでプロバイダのメールアドレスを使用している方は、代わりのメールアドレスを取得することや連絡を取っている方にメールアドレスを変更する可能性があると伝えておく必要があります。
プロバイダによってはWi-Fiの解約後も有料でメールアドレスを継続して利用できるサービスもあるので、事前に確認しておきましょう。
Wi-Fi解約時に工事は必要?
Wi-Fiの契約時にホームルーターやポケット型Wi-Fiを契約している方は、工事は必要なくそのまま返却するだけです。
しかし、光回線を契約している方は基本的には解約、乗り換え、引っ越しをする際には撤去が必要です。
マンションや賃貸の戸建てなどに入居していて、入居時から光ファーバーケーブルがあった場合は撤去工事の必要はありませんが入居後に工事をしてWi-Fiを契約した場合は撤去工事をしなければなりません。
光回線で契約しているWi-Fiの撤去工事は通常1~2時間程度で終了しますが、契約者や家族の立ち合いが必要になる上、工事費用が発生するケースもあります。
解約撤去工事は2種類ある
光回線の撤去工事には「全撤去」と「一部撤去」の2種類があります。
全撤去は、電柱から自宅内に引き込んだ光ファイバーケーブルやルーターなどの危機を全て撤去する工事で数万円の工事費用がかかります。
一部撤去工事は、電柱から自宅内に引き込んだ光ファイバーケーブルを残したくないの機器のみを撤去する工事で自分でルーターなどを返却するだけで工事費用がかからないこともあります。
マンションによって「全撤去」か「一部撤去」でいいのか異なるので、オーナーや管理会社に確認するのがいいでしょう。
Wi-Fi解約の全撤去工事の流れ
Wi-Fiを光回線で契約している方の解約撤去工事の流れや作業内容を確認していきましょう。
1.回線会社に撤去依頼をする
Wi-Fi光回線の解約が決まったら、「全撤去」か「一部撤去」を決めて回線会社に撤去依頼の連絡をします。撤去依頼をしてから撤去工事まで1ヶ月程かかる場合もあるので、解約を決めたらなるべく早く連絡をするのがいいでしょう。
2.解約撤去工事の立ち合い
Wi-Fi撤去工事当日は、作業員の方が自宅を訪問し自宅内外の工事をしてもらいます。撤去工事は1~2時間程度で終了しますが、契約者か家族の立ち合いが必要なのでスケジュールの調整も行っておく必要があります。また、賃貸物件の場合はオーナーや管理会社の立ち合いが必要になることもあるので、事前に確認の連絡をしておきましょう。
まとめ
今回は、Wi-Fiの解約方法と解約時に注意するポイントを紹介しました。
店頭でWi-Fiの解約とルーターの返却を行うのがいいですが、店頭に行く時間がない方はWebや電話で解約申請をするのがいいでしょう。
光回線でWi-Fiを契約をしている方は、解約の際に撤去工事が必要になることもあるので今回紹介したことを参考に管理会社等に連絡をするのを忘れないようにしてくださいね。
また、Wi-Fiの解約を検討したら今回紹介した注意点を参考に契約期間や違約金などの確認をしておくといいかもしれませんね。
できれば違約金がかからないタイミングでWi-Fiの解約をするようにしましょう。