「自分の口座情報を伝えないといけないけれども番号がわからない…」このようなトラブルを経験したことはありませんか?
預金通帳があればいいけれどもどこにしまったかわからないという人もいるかもしれません。通帳が手元になくても、キャッシュカードがあれば口座番号は確認できます。
そこでここではキャッシュカード口座番号の確認方法についてみていきますので、いざというときの参考にしてください。
カード口座番号の確認方法
手元にカードがあれば、自分の口座番号は簡単に確認できます。
多少金融機関によって、カード口座番号の表示方法は異なるかもしれません。
しかし一般的には以下の方法でチェックできるので、参考にしてみましょう。
キャッシュカード口座番号の確認方法
キャッシュカードであれば、店番号と口座番号が刻印されている金融機関が多いです。
キャッシュカードの刻印で3桁(店番号)と6~7桁(口座番号)の数列の部分がないか確認してください。
また金融機関によっては「01」や「1」、「00000」のような余計な番号が刻印されている場合もあります。
間違えて、これらの番号を入力しないように注意してください。
クレジットカード一体型カードの場合
中にはキャッシュカードにクレジットカード機能も含めている人もいるでしょう。
クレジットカード一体型の場合、刻印されているのはクレジットカード番号の場合がほとんどです。
口座情報は別のところに記載されているので、混同しないように注意してください。
クレジットカード一体型の場合、カード番号の上部に口座番号が記載されている場合が多いです。
多くの金融機関で「店番号」「口座番号」の記載が数字の近くにあるはずです。
こちらを参考にチェックしてみましょう。
銀行別・カード口座番号の確認方法
一般的なカードで口座番号を確認する方法の分かったところで、ここではいくつか具体的な銀行のカードの口座番号確認方法について解説します。
ここでは以下の銀行の口座番号の確認方法についてみていきます。
- ゆうちょ銀行
- 足利銀行
- りそな銀行
- 京都銀行
- 中国銀行
- 西日本シティ銀行
- 肥後銀行
ゆうちょ銀行のカード口座番号確認方法
ゆうちょ銀行の場合、記号と番号が口座番号に該当します。
キャッシュカードを見てみると、表面に「記号番号」と記載されている欄があるでしょう。
そこに5桁と8桁の数字が記載されているはずです。
最初が記号、後ろが番号に該当しますが余計な数字が入っているので注意してください。
記号ですが、真ん中の3桁の数字が記号になります。
一方番号の場合、最初の7桁が該当し、最後の数字は関係ありません。
足利銀行のカード口座番号確認方法
足利銀行のキャッシュカードですが、磁気テープタイプとICチップタイプの2種類が発行されています。
現在はICカードのみ発酵されていますが、昔に口座を作った利用者は時期タイプを使っている人もいるかもしれません。
ICチップタイプの場合、「○○○ ○○○ ○○○○○○○」といった感じで3桁-3桁-7桁で示されているはずです。
最初の3桁は管理番号で、口座情報には直接関係ありません。
真ん中の3桁は支店番号に該当します。
そして最後の7桁は口座番号に当たります。
磁気テープタイプの口座番号を確認する際には注意が必要です。
7桁の文字が刻印されているので、それが口座番号です。
しかし1ずらして刻印されているので注意してください。
たとえば磁気テープのキャッシュカードに「1234568」と刻印されていたとします。
この場合、1差し引いた「1234567」が実際の口座番号になります。
少しわかりにくくなっているので、注意してください。
りそな銀行のカード口座番号の確認方法
りそな銀行のキャッシュカードで、自分の口座番号を確認する方法はそんなに難しくはありません。
カード表面に「店番号」「口座番号」という項目があります。
店番号の下に書かれている3桁の番号が支店の番号です。
また口座番号の下に表記されている7桁の番号が口座番号に当たります。
ただ口座番号を見ると、7桁の番号から少し離れたところにもう一つ数字が表記されていませんか?
この最後の数字は口座番号とは関係ないので、注意してください。
京都銀行のカード口座番号確認方法
京都銀行のカードにも口座番号は表記されています。
キャッシュカードかクレジットカード一体型かによって、表記されている位置は異なります。
しかしいずれの場合でも「店番」「普通預金口座番号」と記載されているので、一目で確認できるはずです。
店番は上に表記されている3桁の数字、普通預金口座番号は上部に記載されている7桁の数字が該当します。
中国銀行のカード口座番号確認方法
中国銀行のカードで口座番号を確認する場合、カードの種類によって若干異なるので注意してください。
もしICキャッシュカードを持っているのなら、自分の名前の上部に「3桁-12桁」の順番で数列が刻印されているでしょう。
まず最初の3桁が店番です。
そして次に注意してほしいのが、口座番号についてです。
12桁のうち後半の7桁が口座番号に当たる数字です。
最初の5桁は関係ないので、混同しないように注意してください。
中国銀行では「ドリーミーカード」というクレジットカードを発行しています。
ドリーミーカードの場合、中央部分に「DREAMe」という文字があるでしょう。
この上部に3桁と7桁の番号が記載されているはずです。
最初の3桁が店番号、後半の7桁が口座番号です。
右側、少し離れたところに1桁の数字が記載されていますがこちらは関係ありません。
西日本シティ銀行のカード口座番号確認方法
西日本シティ銀行のカードで口座を確認する場合、キャッシュカードかクレジット一体型かで変わってきます。
キャッシュカードの場合、下部に数列があるでしょう。
最初の4桁が銀行コードで、次の3桁が店番号になります。
次に7桁の番号が記載されているでしょうが、こちらが口座番号になります。
最後の3桁は関係ないので、確認する際には無視してください。
ALLINONEと呼ばれるクレジットカードも発行されています。
こちらのカードをお持ちで口座番号を確認するのであれば、「ALLINONE」と表記されている右下に数列が記載されています。
この数列の中でも、最後の7桁の番号が口座番号に該当します。
肥後銀行のカード口座番号確認方法
肥後銀行のキャッシュカードには番号が刻印されていて、ここから支店番号と口座番号がわかります。
肥後銀行のキャッシュカードを見ると「7桁-7桁-2桁」の数列があるはずです。
最初の7桁のうち最初の4桁が金融機関コードで、後の3桁が支店番号です。
そして真ん中の7桁が口座番号に当たります。
ちなみに最後の2桁はキャッシュカードの発行回数を表します。
[ad#ad-1]口座番号を知られるのはリスクが高い?
キャッシュカードなどを使って口座番号を確認できます。
ところで口座番号を伝えても大丈夫か、不安に感じている人もいるでしょう。
口座番号を知られることのリスクについて、ここで詳しく見ていきます。
口座番号だけを知られる分には大丈夫
口座番号と名義だけ伝えただけでは、悪用されることはまずないと思っていいでしょう。
というのも口座番号と名義だけで、口座に入っているお金を不正に引き出すのはまず無理だからです。
副業をして報酬を受け取る、フリマアプリで出品して入札者からお金を受け取る際には先方に口座番号と名義は伝えなければなりません。
しかし口座番号と名義だけ伝えても、自分が脅威にさらされないと思っていいでしょう。
押し貸しには注意が必要
口座番号と名義だけで、皆さんのお金が不正に引き出されることはまずありません。
しかし一つ「押し貸し」には注意したほうがいいです。
押し貸しとは勝手に自分の口座にお金を振り込んで、お金を貸したという体にしてしまう手法です。
その後「貸したお金を返せ!」と言ってきて、法外な利息や手数料を請求するという手口です。
もし身に覚えのないお金が入金されていたのであれば、金融機関に直ちに連絡することです。
また場合によっては、警察に相談したほうがいいかもしれません。
押し貸しのような犯罪に巻き込まれそうになった際には、自分一人で何とかしようとしないことです。
ただし押し貸しの被害に巻き込まれるのは、レアケースです。
ですから「こんなこともあるんだ」くらいの気持ちで、あまり恐れる必要はありません。
自分の口座番号を教えたくない場合の対策
何か自分の口座番号を教えたくないと思ったのであれば、専用の口座を作ってしまうのも一考です。
そしてそこに必要最小限のお金だけを入れておきます。
たとえ何らかの方法で口座から不正にお金を引き出されたとしても、その被害を最小限に抑制できます。
またネットバンクに口座開設するのもおすすめです。
ネットバンクの場合、振込や引き出しがあれば速やかに伝えてくれるからです。
ネットバンクによってその方法は微妙に異なりますが、アプリのプッシュ通知もしくはメールにて連絡があります。
もし身に覚えのない入金や引き出しがあればすぐに気づけ、銀行に連絡するなどの対処ができるからです。
まとめ
口座番号がわからない、通帳もどこに保管しているかすぐに見つからないという場合は往々にしてあるでしょう。
そんな時でもお手持ちのキャッシュカードで口座番号はすぐに確認できます。キャッシュカードとクレジット機能と一体になっているカードで表示されている場所は異なります。
しかし表面のすぐにわかるところに記載されているはずなので、お手持ちのカードを一度確認してみるといいでしょう。
また見ず知らずの人に自分の口座番号を教えるのに少し抵抗感があるという人もいるかもしれません。
しかし口座番号と名義を教えただけでは、不正に自分の口座からお金を引き出されることはまず考えにくいです。
押し貸しというトラブルに巻き込まれるリスクはありますが、それもそんなにリスクは高くありません。
口座番号を教えることに必要以上に警戒する必要はないです。