クレジットカードは現金を持ち歩く必要が無く、支払い日まで猶予があるため便利でついつい使ってしまいますよね。
しかし、クレジットカードを使いすぎて生活が苦しくなってしまった…という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、クレジットカードの使いすぎを防止するために出来る方法を6つ紹介しますので、是非役立ててみてください。
そもそもカードを使いすぎてしまう理由は?
クレジットカードを使いすぎてしまう原因として、便利がゆえに使い過ぎてしまうという傾向があるようです。
- お金を”払っている”という感覚が薄い
- 限度額=「使える」額だと勘違いしてしまう
- 現金を持ち歩かなくていいので楽
- 銀行口座にお金が無くても後払いで買い物出来る
- 海外でも換金せずに使える
- 特典やポイントにつられてしまう
全てクレジットカードのメリットでもあるのですが、使いすぎが原因で財政状況が悪化してしまっては元も子もありません。
使いすぎ防止策を1つずつ見ていきましょう。
使いすぎ防止策①クレジットカードとデビットカードを併用する
クレジットカードとデビットカードとの併用は有効な手段の1つです。
デビットカードは、銀行口座にお金が無いと利用できないカードのため、預金残高を超えてしまう買い物ができず、シンプルに使いすぎを防止することが出来るでしょう。
デビットカードとは、カードでの支払いと同時にご自身の銀行口座から引き落としがされる仕組みのカードです。銀行口座から現金を引き出さずに支払いができる利便性や、銀行口座の残高以上にお金を使いすぎる心配がない安心感などから人気が出てきています。
引用元:JCB
ちなみに、クレジットカードを持つ利点の1つにポイント還元がありますが、デビットカードでもその恩恵を受けることができます。
使いすぎ防止策②分割払いやリボ払い、ボーナス払いを使わない
クレジットカードを使いすぎてしまう方の特徴として、分割払いやリボ払いの返済が膨らんで結果的に大きな額になってしまっている…という方が多くいらっしゃるようです。
毎月の返済額は少なくなっても、分割払いの回数が増えたりリボ払いだと利息も付いてしまうため、結果的に損することにもなりかねません。
また、ボーナス払いは支払いが後ろ倒しになるため、使用したこと自体を忘れてしまう可能性もあり、返済計画をしっかりと立てられない方にとっては特に危険な支払い方法だと言えるでしょう。
[ad#ad-1]使いすぎ防止策③毎月の明細をきちんとチェックする
基本中の基本とも言えそうですが、利用明細を毎月しっかりと確認することが非常に重要です。
使い過ぎたな…と振り返ることで余分な支出を抑えることが出来ますし、万が一使い過ぎても早いうちに返済計画を立てることも出来ます。
最近は書面での明細ではなく、WEBから簡単に確認できるカード会社がほとんどですので、クレジットカードの締め日に合わせてチェックする癖付けをしていきましょう。
使いすぎ防止策④アプリ等で利用通知が来るようにする
カード会社により設定や名称は異なりますが、アプリ等で利用するたびに通知が来る設定や、あらかじめ自分で決めた月額まで使用すると通知が来る設定が出来たりもします。
通知が来るたびに、利用金額や残高をすぐに確認するクセを付けることで、使いすぎの防止になるでしょう。
使いすぎ防止策⑤利用限度額を下げる
クレジットカードを持ち続け遅延等無く適切に使っていると、自ずと限度額は増額していくでしょう。
しかし、限度額=その分たくさん買い物できる、と思い込んでしまいかえって使い過ぎてしまう原因にもなりかねません。
限度額は下げることが可能ですので、必要最低限の金額にしてしまうのも手段でしょう。
ただ、一度減額してしまうと、増額が必要になった際に再審査が必要となるため、タイミングは見極める必要がありそうです。
使いすぎ防止策⑥クレジットカードを持ち歩かない、捨てる
いっそのこと、財布にクレジットカードを入れないというのも最後の手段としてあります。
クレジットカードを使うのは固定費のみ、と決めてしまえば持ち歩く必要はありません。
また、お得なキャンペーン等で思わず申し込んでしまったクレジットカードが手元に複数枚ある方もいらっしゃるでしょう。
いつの間にか使用せずに年会費だけを払っていた…ということにならないよう、定期的にクレジットカードの断捨離を行ってみてもいいかもしれませんね。
まとめ
ご自身の使いすぎ防止に役立つ方法は見つかりましたでしょうか。
忘れてはいけないのは、クレジットカードはあくまで「後払い」の手段の1つです。
身の丈に合った使用をすることを心掛け、使いすぎで困ることのないよう、上手く活用していきましょう!