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稼ぐためには資格が必要?稼げる資格とは?

仕事

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稼げる資格は存在するのか?

さんは資格を取得していますか?

そして、「資格で稼げるなら・・・」と思ったことはありませんか?結論から言うと、資格で稼ぐことはできます!

しかし、稼げる資格とそうではない資格があります。

そして、その資格によっても難易度は様々です。

安易に稼げないこと、高収入を得るまでの道のりについて独自目線で記述していきます。

資格で稼いでいる人はどんな人?

「資格で稼いでる人はどんな人だと思いますか?」と耳にすると最初に思い浮かぶのは、税理士や弁護士など「士業」と呼ばれる人でしょうか。

身近な職業でいうと、公務員や医者が思い浮かぶでしょう。

しかし、医者になるためには医学部への入学など費用も時間もかかります。

この記事では、ある程度時間や費用は掛かるけれど、独立が可能な資格について記述していきます。

どんな資格が稼げるのか

稼げる資格としていくつか挙げてみました。

資格

内容

平均年収

難易度等

宅地建物取引士

不動産取引の専門家で、不動産業界や金融業界に活かせる。独立開業も可能。

不動産の売買や分譲住宅の仲介として、土地や建物に関する知識をわかりやすく説明する。

500万~600万

合格率は15%前後

受験資格なし

企業に入社してから勉強・受験する人が多いため、学生のうちに取得しておくと、就職活動に有利

FP

個人の資産運用から生活に関するお金の運用や設計についてアドバイスをする。金融や保険業界では必須資格ともされている。税金やローンについても学ぶことができるので、仕事だけではなく、私生活の金銭についての見直しや運用ができる。

400万~400万

3級の合格率は80%

2級の合格率は40%

1級の合格率は10%弱

午前と午後の1日受験だが、同時に受験しなくてもよい。

日商簿記

お金に関する計算や記録に関する資格。

経理や経営陣は持っていても損はない資格。

350万~600万

4級から受験は可能だが、企業で役に立つのは2級からになる。

2級の合格率は30%

1級の合格率は10%未満

1級を取得していると、上場企業の会計や公認会計士や税理士の受験資格も与えられる。

社会保険労務士

人材系専門の国家資格。

600万~700万

合格率は10%未満で、各科目40%以

労働基準を順守して快適な労働環境の整備や年金のサポート業務が主。

独立開業可能

独立開業をすれば1000万も可能

上の合格も条件であり、非常に難易度は高い。

1日中試験があるので忍耐力が必要とされる。

学歴・実務経験などの受験資格もある。

取得していると企業における人事部門で有利になる。

中小企業診断士

会社経営に関する知識を証明する資格で、企業コンサルタントに求められる。

700万~800万

合格率は5%

試験範囲がとても広い。

ITストラテジスト

IT技術を活用して事業計画や業務改善計画を経営面でサポートする

670万

合格率は14%

IT技術の今後の普及を考慮すると、IT業界に就職を希望している人は取得して損はない資格

税理士

企業や個人の税に関する悩みやアドバイスをする。

納税に関する手続きや、税務署に提出する書類の作成、融資の相談やアドバイスができる。

独立開業が可能。

700万

独立開業をすれば1000万も可能

合格率は10%

科目ごとの合格など条件があるので、勉強から合格まで2年以上の長期戦になる。

その他、収納アドバイザーやキャリアコンサルタントで稼いでいる人もいます。

いずれにしても、合格までの勉強期間を要すること、合格率が低いことが分かりますね。

そして、資格で稼ぐのは容易ではないことがなんとなくわかると思います。

企業における資格取得の推進

企業によっては、自己啓発の一環として、資格取得の推進をしています。

企業は経理や経営など存続のために多岐にわたって事業をしています。

そのためには専門家と呼ばれる知識を持った人が必要不可欠。

そのため、専門家を専属契約する企業もありますが、それでは人件費が余計にかかってしまいます。

そこで企業は、自社の社員に任せようという考えが生まれ、社員に公的資格や国家資格の取得を促すようになったのです。

難関資格を取得すれば、奨励金が支給されたり、昇進をすることができたり、該当部署への異動が実現することもあります。

しかし、企業の一社員として稼げるには限界があります。何故なら、社員としての基本給というのがあり、資格取得における資格手当や能力給が支給されたとしても微々たるものだからです。

そんな状況で資格の活用が満足にできるか、稼げるかと聞かれたら大抵の人は「NO」と答えると思います。

NOと答えた人たちはどうするのか、2つの選択肢に分かれると思います。

一つは現状のまま企業の正社員として勤務しながら資格を活用する道。

一つは独立開業をして資格をフル活用して稼ぐ道。

チャレンジ精神や新しいことに挑戦したい人、自分の道を自分で切り開きたい人は後者の独立開業を選択すると思います。

しかし、独立開業は確実に稼げるというものが保証されていない、謂わば茨の道(リスク)です。

企業経営者にとっては離職率(退職率)も気にしなくてはいけないので、国家資格を持つ社員の流出を防ぐために、実力はないけれど、資格を持っているという理由で、若い年齢から中間管理職、管理職、経営者に出世コースを与える企業もあります。

資格を取得して終わりではない

資格を取得したから終わりではなく、そこからが始まりです。

何故なら、取得をした資格を活用していないと、宝の持ち腐れになってしまうからです。

そして、高収入には繋がらないのです。

では、どのようにして始まりを迎えるのか。

いきなり独立開業をすると、顧客(取引先)はまだまだ定着せず、稼ぐには程遠い収入です。

大抵の人は、独立開業をする前に、企業で資格を活用して、ノウハウを学んだり、話術や仕事の仕方など盗んだり(という言葉はちょっと大げさですが・・・)、「自分が独立をしたらこういうことがやりたい」という風にイメージをしたりして準備期間を設けます。

これが資格取得後の始まりです。

そして、数年後に独立をします。

しかし、独立してすぐは、固定客が定着しないのが現実です。

何故なら、顧客(取引先)側からすると、「前職における実績はあっても、独立しての実績がないし、信頼性や人間性が不透明で、確実に安心できる保証がない」からです。

例えば、あなたは入院をしています、あなたの担当医者は何と医学部を卒業して、医者として病院での勤務が始まったばかりの新人!

となったら、あなたはどう思いますか?

「え?新人なの?大丈夫なの?」と不安になりますよね。

それと同じことが、独立開業に起こるのです。

人によっては、話術や人脈などで、固定客がすぐに見つかる場合もありますが、それでも、高収入は程遠いです。

最近では、SNSを使った自分の売り込みと固定客の獲得をしている人もいますが、SNSだけで信用していいのか、頼んでいいのかは疑問点が残ります。

もしかしたら、資格を持っていないのかもしれない。

個人情報管理がきちんとできていないのかもしれない。

若いけど大丈夫なのかな。

疑問点を挙げたらキリはないですが、自分の目で調べたり、対面して話を聞いたり、検索をして口コミを知るなどをして、固定客となりましょう。

もし、藁にも縋る思いで偶々声をかけられたから固定客になったというのは、離れるタイミングを見失ったり、実は他の事業主の方が費用が安かったりする場合もあるので、きちんと調べて精査して固定客になりましょう。

固定客になるということは、自分の命(人生)を預けるようなものです。

そして、高収入を得たいのであれば、日々SNSで売り込みをするだけではなく、情報発信も必要です。

自分の経歴・何故その資格を目指したのか・将来ビジョン・働く仲間・発信できるプライべートなど・・・

固定客を確保できても、その後の対応や仕事が杜撰だったり、何か問題やトラブルが発生すると固定客は離れてしまいます。

そのため、日々のコミュニケーションや人間力の向上も必要なのです。

目先の目的(稼ぎたい)だけでは、波に乗れたとしてもそれは一時的なものです。他より費用が高かったら固定客は離れます。

相談した時に相談できない、親身になってくれないでは、あなたの評価はどんどん下がる一方です。

稼ぎたいのであれば、資格の活用だけでなく、固定客のことも考えて、自分の人間力も考えていかなくてはいけません。

又、法律が変わったり制度が変わるとそれに対応した設備や知識も覚えなくてはいけないので、日々社会情勢やニュースにアンテナを張ることも大事です。

売り込みがうまい人は、メディア対応や雑誌のコラムなどで限定地域から全国へ売り込みをすることができます。

そしてそれが広まったり、口コミによって新たな固定客の確保をすることができます。

資格で稼ぐにも競争に生き残らなくてはいけない

難易度の高い資格を取得して、活用して、独立して、稼ぐことができました!と安心してはいけません。

あなたが稼ぎたいから資格を取得したように、あなたと同じ目的で資格を取得し稼ぐ人はたくさんいます。

そうです、生き残るための競争が気付かぬ内に起きています。

自分にしかできないことを資格の活用にプラスアルファして、稼ぐことも考えなくてはいけません。

中途半端な気持ちで勉強はできない

筆者はかつて、年金の知識と年金受給者のサポートをしたく社会保険労務士の勉強をしたことがあります。

しかし、受験を3回して以降、勉強することをやめました。

その理由は、いくつかあります。

これから稼ぎたくて資格取得を目指している人の参考になれば幸いです。

勉強時間の確保ができない

本当に必要な資格なのか疑問が出てきた

取得後のビジョンが描けない

主にこの3つの理由でした。

勉強時間の確保ができない

私は新卒で信用金庫に入庫しました。

そこで、年金の受取指定をしていただくために、日々勧誘をすることもありました。

その中で「年金の知識を深めたい」「受給するための手続きをサポートしたい」という気持ちで勉強を始めました。

しかし、金融機関はたくさんの資格を取らなくてはいけません。

生命保険・損害保険・FP・銀行業務検定・コンプライアンスオフィサー等など

その資格の勉強や受験もある中で、年に1度しかない受験の社会保険労務士の勉強をする時間をきちんと確保をすることがとても難しくなり、勉強をやめました。

本当に必要な資格なのか疑問が出てきた

取得後のビジョンが描けない

②と③は微妙に似ている理由ですが、社会保険労務士を取得しても、勤務先企業での活用している人を見たことがなく、金融勤務をしながらきちんと活用できるのか、万が一独立をした場合、生計を立てていけるのか、社会保険労務士だけを生業にできるのか。

という疑問とビジョンが描けない理由から勉強を断念しました。

私が勉強を始めたとき、企業内には社会保険労務士を取得している人はほとんどいなかったと思います。

そして勉強を始めた後、社会保険労務士を取得したと社内報に掲載された人がいたのですが、その後人事部から営業店や他部署に異動となり、間接的に見た感覚では、社会保険労務士の資格を活用していなかったのです。

又、多趣味な私は、「社会保険労務士だけで生業をしていくのか」ということも描けませんでした。

これから稼ぎたくて資格取得を目指している人へのアドバイス

私の実体験と会計事務所・不動産会社に勤めたことのある私がアドバイスできることがあります。

勉強を始める前に、その資格について調べること

実際にその業界に入社して働いてみて雰囲気を掴むこと

時間・スケジュール・費用をきちんと考えて勉強を始めること

取得後のビジョンを描くこと

上記4つになります。

勉強を始める前に、その資格について調べること

難易度や勉強期間、本屋で参考書や過去問を見てどんな内容なのかを把握したりします。

雰囲気を掴む

会計事務所に入社をしましたが、そこは30歳で独立開業をした若い会計士でしたが、野心家の塊で、自分の下で働く社員のことは二の次、オフィスに清潔感はなく、個人情報やファイリングも杜撰でした。

又、士業あるあるですが、昔の企業体制のままであったり、体育会系でもありました。

不動産会社については、宅地建物取引士の資格を正社員には必須、派遣社員にも「取らない?」とゴリ押しをしてくることがありました。

又、離職率も高かかったです。

恐らく、一社員で基本給だけもらったりするより、独立開業をして少しでも稼ぎたいという人がいたり、その不動産会社は人事教育がなされていなかったりという変わった社風が理由だと思います。

時間・スケジュール・費用をきちんと考えて勉強を始めること

いざ勉強を始めても、時間の確保が出来なかったり、試験日までのスケジュールの確保が出来なかったり、出費が多くなってはモチベーションの低下に繋がっていまいます。

家庭を持つ人はパートナーの協力や理解も必要です。

かと言って家事を全てパートナーに押し付けるのは昨今の時代から鑑みるとふさわしくない。

又、独学で勉強するのには限界があります。

通信講座を取り扱っているところもありますが、どんな通信講座が自分に適しているのか、費用はどのくらいなのかなど、きちんと調べて、自分の対話して勉強を始めてください。

取得後のビジョンを描くこと

いきなり独立開業をするのか、企業内で活用して、転職や独立開業をするのか、どのように固定客を増やすのか、費用はどの位にするのかなど、ある程度人生設計をしたうえで勉強を始めてください。

途中で勉強をやめた私が言えることではありませんが、参考の一助になれば幸いです。

まとめ

取得することで有利に働くことができる資格についてわかりましたでしょうか?

気になるものがあったら資格勉強を開始してみてもいいでしょう。

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