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ワキガの治し方!自宅でできる6つの方法!

わきが

ワキガで悩む男性のほとんどがワキガに関する正しい知識を持っていないためになかなか改善されないといった現状があります。ワキガの正しい知識を身につけて自宅で実践し、複数の方法を試して短期間での改善を目指してみましょう。

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ワキガ治療の基礎知識!ワキガの原因は?

ワキガで悩む男性の中には、そもそも自分の体臭に気がついていないといったケースがあります。自分はワキガの嫌な臭いに気づいていなくても、周りの人は不快に感じているといったことはとてもよくあることです。ワキガの治療をはじめる前に、ワキガの原因について正しい知識を身につけておきましょう。

まず、人間の身体には汗を流す汗腺が2種類あります。「エクリン腺」「アポクリン腺」がそれに当たりますが、このふたつの汗腺が担っている役割はまったく異なります。

エクリン腺

まず「エクリン腺」には主に体温を調整する役割があります。エクリン腺から出る汗の99%は水分であり、残りの1%の中に塩分や尿素、アンモニアが含まれています。そのため、エクリン腺から出ている汗についてはほとんどにおいがないといったことが特徴です。

アポクリン腺

対して、「アポクリン腺」というのはわきの下をはじめとして、陰部、乳腺、外耳道などといった、身体の中でも限られた部位にしか存在しない汗腺です。このアポクリン腺から出る汗については白っぽい色を帯びており、さらに粘り気があることが特徴であり、タンパク質・脂質・糖質・アンモニア・ピルビン酸などが含まれています。

アポクリン腺に含まれている成分に常在菌が繁殖してしまい、嫌な臭いが発生し、それがワキガとなってしまいます。

ワキガであったとしても、なかなか自分で気づくことはありません。また、周囲の人はワキガの嫌な臭いに気づいていても、本人に対して直接指摘するといったことはあまりないと考えられます。気になる人は簡単にできるセルフチェックをしてみることがおすすめです。

まず「衣類のわきの部分に、黄ばんだシミができやすいかどうか」といったことをチェックしてみましょう。アポクリン腺の成分が衣類につくと、黄ばんだシミができやすいといった特徴があります。衣類のわき部分のシミについては制汗剤などによって生じることもありますので、セルフチェックを行う前には制汗剤の使用を控えるようにしましょう。

次に「わき毛の状態」についてです。男性の場合はわき毛が広範囲にわたって生えており、毛質が柔らかい人にアポクリン腺が多いと言われています。

他にも

  • 「両親がワキガであるか」
  • 「耳垢がべたついているかどうか」
  • 「わき毛に白い粉が付着するか」
  • 「わきの下に汗をかきやすいか」

などといったことをチェックしてみると良いでしょう。どれも簡単にチェックすることができる内容ですので、気になる人はセルフチェックをしてみましょう。

自宅でわきが治療は清潔が基本!

ワキガの治療というと専門のクリニックなどを受診することをイメージしがちです。しかし、自宅でもワキガの治療を行うことは可能です。自宅で簡単にできるワキガの治療というのは、基本的には「清潔を心がける」といったことからはじまります。

まず、今までの生活を振り返ってみることをおすすめします。お風呂に入るときにシャワーだけでさっと身体を洗い流しているといった人はいませんか?実は、ワキガで悩んでいる男性の中には、湯船に浸かる習慣がなく、毎日シャワーのみで身体を洗っているといった人がたくさんいます。ワキガ対策のためには、毎日入浴をすることがポイントです。

入浴するときには半身浴を心がけ、しっかりと汗をかくと良いでしょう。半身浴でしっかりと汗をかくと酸性の汗をかきやすくなります。ワキガの原因菌はアルカリ性の環境であると繁殖しやすいので、わきの下の環境そのものを変えることがワキガ改善への近道と言えます。

次に、身体の洗いすぎにも注意しましょう。身体をゴシゴシ洗うとワキガの原因菌を退治できそうな気がしますが、実は身体をゴシゴシ洗うことは皮膚を傷つける恐れがあるためかえって逆効果です。わきの下というのはとてもデリケートな部分なので、皮膚を傷つけないような洗い方を心がけましょう。手洗い、または天然繊維のタオルなどを用いて、余分な垢や皮脂を落としてやさしく洗いあげると効果的です。

さらに、身体を洗うときのボディソープの成分にも着目してみましょう。ドラッグストアなどで売られているようなボディソープには、洗浄力が高すぎるものもあります。あまりに洗浄力が高いと、肌の保湿に必要な常在菌まで失ってしまう可能性があるので、洗浄力が高すぎるボディソープは避けるようにしましょう。

柿渋石けん薬用石けんなど、体臭予防や減菌・殺菌効果が期待できる洗剤を使うとワキガ改善することがのぞめると考えられます。ワキガを改善するための石けんやボディソープを選ぶときには、シメン-5-オール(別名イソプロピルメチルフェノール、シメン-5-オール)が配合されているものがおすすめです。

このシメン-5-オールという成分はワキガ菌を殺菌する成分であり、ワキガの臭いを消すためには必要不可欠な成分です。シメン-5-オールが配合されているボディソープで身体の清潔を保つよう心がけましょう。

食生活を見直してみよう!

あまり知られてはいませんが、ワキガには毎日の食生活も大きく関係しています。日本人の食生活が欧米化したこともワキガに悩む人が増加している理由と考えて良いでしょう。毎日の食生活を振り返ってみて、ファーストフードや肉中心の高脂肪・高カロリーの食生活を送っている人は要注意です。すぐにでも食生活を改善することをおすすめします。

具体的には、野菜や魚、穀物などを中心としたバランスの取れた食生活を送ると体質も改善され、ワキガの症状を抑えることができると言われています。穀物・野菜・魚には、ビタミンをはじめとしてβカロテン、ポリフェノールなどといった、ワキガを改善するのに欠かせない栄養素が豊富に含まれています。こういった栄養素が含まれている食品を積極的に摂取することで、ワキガの症状が改善することが期待できます。

また、お酢を直接飲むこともワキガ対策には効果的です。お酢の主成分はクエン酸です。クエン酸にはエネルギーの代謝を司る役割があるため、お酢を飲むと汗に不純物が混ざりにくく結果的にワキガの症状が抑えられることとなります。お酢を飲むと、ワキガだけでなく全身の汗の嫌な臭いを抑制することにつながりますので、毎日お酢を摂取することをおすすめします。

ただ、お酢を直接飲むことについては「飲みにくい」と感じる人もいると思いますので、1日大さじ1杯程度のお酢を隠し味として料理に使用するようにすると、継続しやすいと考えられます。お酢は価格も安くて入手しやすいので、ワキガの治療法としては低コストです。

有酸素運動で汗を流そう!

自分で簡単にできるワキガの治療法として、有酸素運動を行うことも非常に効果的です。

前に紹介しましたが、毎日湯船に浸かってしっかりと汗をかくといった入浴を習慣化すると、酸性の汗をかきやすくなります。アルカリ性の環境のもとでは、ワキガの原因菌が繁殖しやすいといったことが指摘されています。酸性の汗というのは汗の中でも「質の良い汗」ですから、入浴に関する注意を喚起したときと同様に、運動に関しても「質の良い汗」をかきやすい内容の運動を日々の生活に積極的に取り入れていくことがワキガの改善につながります。

質の良い汗をかくための運動としておすすめしたいのが有酸素運動です。有酸素運動の中で気軽に取り組めるものとしては、ウォーキングジョギングなどが挙げられます。こういった軽めの運動であると、「しばらく運動をしていない」といった慢性的な運動不足に悩む人であっても、気軽にチャレンジすることができるのではないでしょうか。

ウォーキングやジョギングの他には、水泳も効果的です。水泳は有酸素運動の中でも多くのカロリーを消費するものですから、水泳が得意であるという人には特におすすめです。これらの有酸素運動を行うときには、20分以上続けて行うことがポイントです。

有酸素運動というのは、短時間行ってもあまりエネルギーが消費されないといった特徴があります。20分以上続けることによってより効果が期待できるので試してみましょう。

運動を続けていると血行が良くなり、しっかりと汗をかくことができます。また、有酸素運動は脂肪燃焼効果が高いと言われていますから、ワキガの対策だけではなくダイエット効果も期待できます。有酸素運動を続けることで質の良い汗をしっかりとかいて、汗腺を鍛え、汗腺の機能そのものを高めていきましょう。

制汗剤・クリーム・サプリも試してみて!

ワキガの対策にしばしば用いられるアイテムとして

  • 制汗剤
  • クリーム
  • サプリメント

があります。これらはクリニックなどでワキガの本格的な治療を行うことを考えると、低コストであると言えます。また、制汗剤、クリーム、サプリメントというのは、比較的入手しやすいといったメリットもあります。しかし、これらのアイテムにも当然メリットとデメリットが存在します。

まず、制汗剤についてです。ワキガ対策をうたった制汗剤というのはドラッグストアで簡単に手に入ります。また、制汗剤はコンパクトであるため持ち運びに便利です。ワキガの嫌な臭いが気になるときに、いつでも対策できる点はメリットと言えます。

しかし、ワキガに悩む男性が制汗剤の選ぶときには、微香性のものを選ばないように注意する必要があります。デメリットとしてはワキガの人が微香性の制汗剤を使用するとワキガの嫌な臭いと香料が混ざってしまい、さらなる不快な臭いを生み出してしまう可能性があります。

ワキガ対策として制汗剤を選ぶときには、無香性のものを選ぶようにしましょう。

次に、クリームタイプのものですが、スプレータイプのデオドラントと比較すると、クリームタイプは肌に直接クリームをつけるため効果が持続しやすいことがメリットです。さらに抗菌・殺菌作用が加われば、さらなるデオドラント効果が期待できます。ドラッグストアなどで市販されているワキガクリームは比較的安価であることが特徴です。

しかし、ネット通販などで手に入るより高い消臭効果がのぞめるワキガクリームは、1本あたり数千円と高価であることが特徴です。ワキガクリームは消臭効果が高いことは大きなメリットですが、高価であるといったことはデメリットであると言わざるを得ません。

また、サプリメントについては、サプリメントを飲むことによって身体の中からワキガの嫌な臭いを改善するといった方法です。サプリメントを飲むだけである程度効果が期待できるため、とても簡単なワキガ対策という意味ではメリットがあります。

逆に、ワキガ対策用のサプリメントについては、1回飲んだだけでは効果が実感できないといったことがデメリットして挙げられます。サプリメントの効果を感じるまでの期間というものには個人差があり、継続して飲む必要があると覚えておきましょう。

もっと手軽に!ミョウバン水でわきが対策!

手軽にワキガ対策を行いたいという人におすすめなのが「ミョウバン水」です。「ミョウバン」とは、カリウム・鉄・アルミニウムなどの金属イオンが硫酸塩として結ばれた複塩の総称を指しています。ミョウバンは食品添加物・医薬品・染色・皮なめしなどに用いられており、私たちの生活のさまざまなところで使われています。

ミョウバンを水に溶かすと酸性になるため、自宅でできるワキガ対策に役立てることができます。「ミョウバン水」の作り方はとても簡単です。ミョウバンはドラッグストアやスーパーなどで簡単に手に入ります。

水1500mlに対し50gのミョウバンをペットボトルに入れて溶かします。水とミョウバンを軽く振って混ぜ合わせたばかりの時は白く濁った状態です。ミョウバンが水に完全に溶けてしまうのには半日程度かかります。ミョウバンが水に溶け、無色透明となったら「ミョウバン水」の原液の完成です。実際に使うときは、ミョウバン水の原液を10倍に薄めて、スプレーボトルに移し替えてから使用しましょう。

ミョウバン水を直接わきにスプレーするだけで、ワキガの嫌な臭いを抑えてくれる効果があります。また、足の臭いなどが気になる場合には、ミョウバン水をお風呂に入れて入浴することをおすすめします。ミョウバン水には雑菌の繁殖を抑える働きがありますから、ワキガをはじめとする体臭に悩んでいるという人には適した対策方法であると考えられます。

ミョウバン水をワキガ対策として使用するときは、直接肌にスプレーするといった方法で行われます。そのため、皮膚がかぶれてしまうといった肌トラブルが生じることも考えられます。こういった症状があらわれたときには、ミョウバン水の濃度を薄くするなどして使用し、様子を見てみても良いでしょう。

しかし、肌トラブルの悪化を防ぐといったことも考慮して、肌の異変を感じたときには1度使用を中断し、専門医に相談してみることをおすすめします。

先人の妙薬!漢方でワキガ対策!

漢方薬を使うことで、ワキガの症状が改善される可能性があります。しかし、漢方薬のみではワキガの嫌な臭いを完全に消してしまうことはむずかしいと考えた方が良さそうです。漢方薬は自然の生薬で、服用することによって血行を促したり、毒素を体外へ排出したりする効果があります。

ワキガの対策として漢方を利用しようと考えるなら、基本的な生活習慣や食生活を見直すことは当然必要となります。そして、前に紹介したような有効とされるワキガ対策と組み合わせながら、漢方を取り入れていくことがおすすめです。ワキガに悩む人の中には、汗をかきやすいことに悩んでいるといった人も少なくありません。そういった人には、発汗を抑える漢方薬が有効であると考えられます。

具体的には、

  • 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
  • 黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)

などの漢方が発汗を抑えるためには有効と言われています。これらの漢方薬については、身体の冷えを改善し、血行を良くするといった効果があります。血液の流れが正常化すれば、発汗のリズムが安定し、汗をかきにくくなると考えられます。

また、「ワキガのせいで、周りの人に迷惑をかけているのではないか」といったストレスを抱え込んでしまうと、ワキガの症状はなかなか改善されません。精神的なストレスによって発汗が促される場合があり、こういった場合は局部的な発汗であることが多いと考えられます。

漢方薬については種類も多く、漢方薬によって効能もさまざまです。そのため、漢方薬について知識を持たない人がワキガ対策の一環として漢方薬を取り入れることは少々むずかしいようにも感じられます。さらに、漢方薬の特性として、服用してから効果を実感できるようになるまでの期間には個人差があるといったこともあり、漢方薬がワキガを直接治してくれるとは考えにくいと考えられます。

しかし、ワキガの対策と並行して漢方薬を服用することによって

  • 「体質を改善、または正常化する」
  • 「健康的な身体づくりを目指す」

のであれば、毎日の生活に漢方薬を取り入れてみても良いでしょう。

あなたにあった治し方でワキガを解消!

ワキガに悩む男性がワキガの症状を改善したいと考えるなら、自分に合った無理のない治し方を選択することをおすすめします。今回紹介した6つの方法は、自宅にいながら、しかも比較的簡単に行うことができるものが多いことが特徴です。

例えば「清潔を心がける」といったことは自宅でも行え、そして誰でも簡単に実践することができます。例えば、1日の汗や汚れをシャワーで洗い流すといった方法は、とても手早く、簡単ではあります。しかし、この方法では「質の良い汗」の発汗を促すことにはつながりません。

やはり、半身浴での入浴を心がけ、お風呂でしっかりと汗をかくことが大切です。毎日きちんと入浴してしっかりと汗をかくことを習慣化すると、汗の質が変化したことに気づかされます。ここでいう「質の良い汗」というのはさらさらとした汗で、それに加えて無臭であることが特徴です。

ワキガに悩む男性の中には「汗の嫌な臭い」そのものを取り除きたいと考えています。そういった場合には、やはり血流を良くして、しっかりと汗をかくといったことを心がける方法が、ワキガの嫌な臭いを改善するための近道であるといえます。

入浴以外にも、食生活を見直すことや有酸素運動を行うことは、ワキガの症状を改善するためには非常に効果的であるといわれています。これらの方法は、ワキガの症状を改善するためだけではなく、健康な身体づくりにも役立ちます。食生活については、野菜・魚・穀物などを中心としたバランスのとれた食事を心がけることが基本です。また、有酸素運動についても、ウォーキングやジョギングであれば「運動が苦手」という人であっても気軽に取り組むことができるのではないでしょうか。

こういった、基本的な生活の質の底上げを図ることに加えて、制汗剤・ワキガクリーム・サプリメントを上手に活用していくと、さらにワキガの嫌な臭いを改善することができると考えられます。特にワキガクリームについては、直接肌にクリームをつけるため、長時間に渡ってワキガの臭いを抑えることができます。また、制汗剤についてはコンパクトで持ち運びに便利であるといったメリットがありますので、ワキガの臭いが気になったときは一時的に活用するようにしましょう。

ワキガの治し方!自宅でできる6つの方法!のまとめ

今回紹介した自宅でできるワキガの治し方を複数同時に試してみると、どれかひとつの方法をピックアップして行ったときよりも、さらなる効果が期待できます。毎日無理なく続けるためには、自分に合ったワキガ対策を選び着実に実行することが大切です。清潔については特に気をつけ、短期間での改善を目指しましょう。

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