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Wi-Fiの子機とは?主な役割やメリットについて解説!

Wi-Fi

故障や古いデバイスであることを理由にWi-Fiに接続できずお困りの方も少なくありません。そこでおすすめなのが、Wi-Fiの子機です。

Wi-Fi接続を可能にするなどさまざまなメリットが存在します。また、最適な通信環境にするために選ぶ際のポイントを知っておきましょう。今回は、Wi-Fiの子機について、主な役割やメリットをご紹介します。

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Wi-Fi子機の主な役割

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Wi-Fi子機は、PCなどのデバイスがWi-Fi接続できるようにするというのが主な役割です。

無線ルーターやアクセスポイントからの無線信号を受信し、デバイスがネットワークと通信するために必要になります。

たとえば古いPCでWi-Fi機能が搭載されていない場合や、搭載されているWi-Fi機能が故障などにより使えない状態のときに有効な手段です。

そのほかにも、より高速な通信を実現するために使われることがあります。デバイスに搭載されているWi-Fiの対応している規格が古い場合、回線側がハイスピードであっても本来の性能を発揮できません。

そこで、Wi-Fiの子機を使用することによって、最新のWi-Fi規格で接続を可能にします。

Wi-Fi子機のメリット

Wi-Fiの子機を使用することによる具体的なメリットですが、以下の3つが挙げられます。

無線ネットワークの拡張

Wi-Fi子機は、無線ネットワークの拡張に大きな役割を果たします。

一般的に、無線ルーターの送信範囲には制限があり、大規模な住宅やオフィススペースでは、一つのルーターだけでは全てのエリアに信号をカバーするのが難しいこともあります。

この際、Wi-Fi子機を追加することで、ネットワークのカバーエリアを拡張可能です。ネットワークのカバー範囲を広げ、信号の弱い場所でもスムーズな通信になります。

モビリティの向上

Wi-Fi子機を使用することで、デバイスのモビリティが向上するのもメリットです。

デバイスは有線接続ですとケーブルが接続された状態なので、ノートPCなのでは持ち運びの際に邪魔に感じてしまいます。一方、Wi-Fi子機を利用すると、デバイスは無線ネットワークに接続され、自由に移動できます。

ワイヤレスセキュリティの向上

Wi-Fi子機は、ワイヤレスセキュリティを向上させます。無線ネットワークは、一般に不正アクセスやデータの漏洩などのセキュリティに関する懸念が高まるというのがリスクです。

Wi-Fi子機は、多くの場合、強化されたセキュリティ機能を提供します。たとえば、WPA3といった最新のセキュリティプロトコルをサポートし、データの暗号化や不正アクセスからの保護を強化するのに効果的です。

また、一部のWi-Fi子機は、ゲストネットワークの設定やセキュリティキーの管理を容易にする機能も提供しています。これにより、ワイヤレスネットワークのセキュリティを向上させ、プライバシーを守れます。

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Wi-Fi子機の選び方

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世の中にはさまざまなWi-Fiの子機が存在しています。迷ってしまう方も多いため、以下の3つのポイントに注目して選びましょう。

対応規格と性能

Wi-Fi子機を選ぶ際のポイントの一つが、子機サポートしているWi-Fi規格とその性能です。

一般的なWi-Fi規格には、802.11ac(Wi-Fi 5)と802.11ax(Wi-Fi 6)があります。802.11ac(Wi-Fi 5)は、高速なワイヤレス接続を提供し、多くのデバイスとの同時接続に適しています。

高帯域幅を持つ2.4GHzおよび5GHzバンドが利用可能です。802.11ax(Wi-Fi 6)は、より高速で信頼性のある接続を提供します。

とくに高密度環境での性能が向上し、複数のデバイスが同時に接続しても劣化せず、遅延の少なさが特徴です。

Wi-Fi子機は、自宅やオフィスで使用する無線ネットワークの規格との互換性が必要になります。たとえば、無線ルーターが802.11ac規格をサポートしている場合、802.11acに対応したWi-Fi子機を選ぶことで最大のパフォーマンスを実現できます。

インターフェースと互換性

Wi-Fi子機ですが、デバイスに接続するためのインターフェースはそれぞれ異なることがあります。一般的なインターフェースはUSBですが、その他にPCIe、M.2などがあります。

インターフェイスが一致していなければ使えないため重要なポイントです。

たとえば、ノートPCのようにUSBポートを持つデバイスには、インターフェースがUSBのWi-Fi子機が適しています。

セキュリティ機能の重要性

セキュリティはWi-Fi子機の選択においても非常に重要です。子機がサポートするセキュリティ機能には、WPA3などの最新のセキュリティプロトコルを含まれていると安心できます。

無線ネットワークのセキュリティが向上し、データの暗号化や不正アクセスからの保護が強化されます。

また、一部のWi-Fi子機は、ゲストネットワークの設定やファイアウォール機能があり、ネットワークのセキュリティを強化可能です。

セキュリティ機能を有効にすることで、ネットワークへのアクセスを制御し、不正なアクセスを防ぎましょう。

Wi-Fi子機との接続方法

Wi-Fi子機接続の設定方法は、デバイスやWi-Fi 子機の種類によって異なります。

一般的な流れとしては以下のとおりです。具体的な設定手順は、デバイスやOSによっても変わるため、取扱説明書などをしっかりと確認した上で接続を行うようにしましょう。

Wi-Fiの子機をデバイスに接続する

Wi-Fiの子機をデバイスに接続します。

通常、Wi-Fiの子機はUSBポートに挿すことがほとんどです。USBポートに空きがない場合には、不要なデバイスを取り外すか、ハブなどの機器を追加してポートを拡張しましょう。

接続時には、デバイスに付属のドライバーをインストールする必要があるタイプが多い傾向にあります。

ドライバーは通常、デバイスと一緒に提供されるCD-ROMやダウンロードリンクから入手できます。あるいは、機器によって自動でインストールすることもあるので、マニュアルなどを確認するのがおすすめです。

ワイヤレスネットワークへの接続

ワイヤレスネットワークに接続する前に、ネットワークのSSID(ネットワーク名)とパスワード(セキュリティキー)を確認してください。

基本的には、ルーターの裏面に貼られたステッカーやルーターの設定画面から取得できます。ただし、記載されているのは初期の情報のため、ご自身で変更をした場合には思い出すか、再設定しなければなりません。

たとえばWindowsのPCの場合ですと、タスクバーの通知エリアにあるWi-Fiアイコンをクリックします。利用可能なワイヤレスネットワークの一覧が表示されますので、その中から接続したいワイヤレスネットワークを選択します。このとき、セキュリティタイプ(通常はWPA2またはWPA3)に合ったものを選びます。

初回の接続時には、パスワードの入力を求められますので入力します。

大文字や小文字も判別されるため、正確なパスワードを入力することが重要です。基本的には何度間違えてもロックされてしまうことはありません。パスワードが曖昧な場合には、思いつく限り試してみましょう。

入力後は、接続ボタンをクリックまたはタップします。問題なければ接続は完了です。

接続の確認

接続が成功すると、ワイヤレスネットワークアイコンが接続されたことを示す表示に変わります。ワイヤレスネットワークの一覧にあるSSIDの周囲で「接続」のように表示がされていればOKです。

念の為インターネットブラウザを開いて、ウェブページを読み込むなど、インターネットへのアクセスが正常に機能するか確認しましょう。

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Wi-Fi子機が繋がらない場合のトラブルシューティング

Wi-Fi 子機が接続できない場合、いくつかの一般的な問題が考えられます。具体的なトラブルシューティングは以下のとおりです。

ドライバーの問題を確認

まずは正しくドライバーがインストールされていることを確認しましょう。

確認方法は以下のとおりです。

  1. コントロールパネルや設定アプリを開き、デバイスマネージャーに進みます
  2. ネットワークアダプターの項目を選択し、Wi-Fi子機が正しく表示されているか確認します
  3. ドライバーソフトウェアが正常に動作していることを確認します
  4. 問題がある場合は、最新のドライバーをインストールするか、再インストールしてみてください

Wi-Fi パスワードの確認

SSIDやパスワードの間違いもよくあるケースです。

接続しようとしているワイヤレスネットワークのSSIDとパスワードを正確に入力しているか確認してください。大文字と小文字が区別されるため、注意しましょう。

信号の強度を確認

Wi-Fiの子機がルーターから十分な信号強度を受信しているか確認します。信号が弱い場合、子機をルーターに近づけるか、ルーターの位置を調整してみてください。

セキュリティ設定の確認

Wi-Fi ルーターのセキュリティ設定が正しく構成されていることを確認します。

セキュリティ設定が異なる場合、Wi-Fi 子機に合わせた設定が必要です。通常はWPA2またはWPA3のセキュリティプロトコルが使用されます。

隠れたSSIDへの接続

一部のルーターでは、SSIDが非表示になっており、一覧で確認できない場合があります。一見するとWi-Fiの電波が受信できていないように思えてしまうため厄介なケースです。この場合は、SSIDを手動で入力した上で接続を試みてみましょう。

インターフェースのリセット

Wi-Fiの子機自体にリセットボタンがある場合、これを使用してリセットを行うことができます。リセット後、再設定を行い、改めて接続を試みてみましょう。

別のUSBポートを試す

Wi-Fiの子機を別のUSBポートに挿すことで、問題を解消できることがあります。USBポートが正常に動作していない可能性もあるため、抜き差しを行ったり、開いている別のポートに差したりして確認をしましょう。

ルーターの再起動

最後の手段として、Wi-Fi ルーターを再起動してみてください。ルーターに問題がある場合、再起動によって解決することがあります。

まとめ

元々Wi-Fiの機能がついていないPCなどの端末に対して、Wi-Fi機能をプラスできる手段がWi-Fiの子機です。

活用することによって、Wi-Fiによる通信を快適に楽しめます。購入時には、接続する端末との相性に問題がないか、Wi-Fi規格や互換性などをチェックしましょう。

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